2010年11月12日金曜日

ミッフィーとエルガー「チェロ協奏曲」

日は出講日で、今帰ったところです。毎週のことですが、一週間の授業が全部終わり少しホッとすると同時に、疲れがドッと出ます。

 少しお腹が空いたので、お茶を淹れて、学生のお土産の「通りもん」「丸ぼうろ」と言うお菓子を戴くことに致します。

ミッフィーちゃんのストラップは先日写真に撮るのを忘れたいましたが、別の学生がカチャポンで取ったのを頂きました。その学生は教員採用試験に合格し、来年から高校の英語の先生です。

 以前にも書いたことがありますが、ミッフィーちゃん(オランダ名ナインチェ)はディック・ブルーナの幼児用絵本のキャラクターです。ミッフィーちゃんはもう55歳ですが、現在の姿になるまでに幾つかの変遷を経ています。

個人的には1963年のミッフィーちゃんが好きですが、段々絵がシンプルな形になっているのが分かります。ブルーナは幼児に分かりやすいように、色は白黒の他6色(赤、青、黄、緑、茶、グレー)しか使わず、形も極めてシンプルで、輪郭のはっきりした絵を描いています。
 書き方は、まず色紙を切り抜き、その上にセルで輪郭を書いて載せると言う方法を用いています。


実にシンプルです。
この絵は、白と赤の平面と白黒の単純な線で構成されています。たった、これだけの線と面で物語が構成されています。何だろうかって覗いているミッフィーちゃん、とても可愛らしいと思いませんか?

 本日の音楽はジャクリーヌ・デュプレの演奏でエルガー「チェロ協奏曲」に致しました。

この曲を聴くと天才チェリストとして嘱望されながら、若くしてMSに罹り演奏が出来なくなった末に亡くなったデュプレの運命を思い、胸がジンとなります。
 それではデュプレのチェロ、夫であったバレンボイムの指揮で第1楽章を貼っておきます。


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