2012年2月29日水曜日

「クリーム・コロネ」と「東電」そしてジャニーヌ・ヤンセン "Beau Soir"

日の昼食は「クリーム・コロネ」「ポークフランクロール」です。


デザートはです。

 福島第1原発の事故を起こした東京電力は政府から多大な融資を受けながら、現体制を維持しようとやっきになっています。引責辞任した清水会長に2億円の退職金を出し、試算も8兆円近くあります。そして、未だに勝俣会長そして実質的にはずっと原発の責任者であった西澤社長は現在も東電を支配しています。税金を注ぎ込むならば日航の時のように当然会社更生法を適用し、資産を全てはき出させた上で、新しい執行体制を作るべきですが、官僚も政治家も東電から甘い汁を吸っているので、誰も会社更生法を適用しようと言い出しません。冗談ではありません。独占体制にあぐらをかいたあんな会社を温存するために多額の税金を使うなどとはもっての他です。この国の官僚や政治家は一体何をしているのでしょうか。政府だけではありません。もっと質が悪いのは、このような構造を作り上げ原発を推進して来ながら、政府を攻撃するばかりで何ら反省をしない自民党です。この国の政治は腐りきっています。
 つい先日も関西電力が大学に多額の寄付をしていたり、政治家のパーティー券を購入していたことが明るみに出ましたが、電力会社の独占体制を壊し、政官との癒着を打破しなければ決して状況は改善されません。

 本日のお昼の音楽はつい先日購入したジャニーヌ・ヤンセン"Beau Soir" です。フレンチ・ソナタを集めたアルバムです。ピアノは諏訪内さんの伴奏でもお馴染みのイタマール・ゴランです。


本日はドビュッシーの "Beau Soir" (「美しき夕べ」とでも訳せばいいでしょうか)と、ヴァイオリンを弾くものにとってはお馴染みで、私も時々弾くフォーレ "Après un Rêve"(夢の後に)を貼っておきます。



2012年2月28日火曜日

「あんドーナッツ」と「白い肉まん」と「読書会」そしてブラームス「ピアノ協奏曲第2番」

日の昼食は「あんドーナッツ」「白い肉まん」です。


「あんドーナッツ」はいません。それからを買いました。今回も佐賀ほのかです。

 午前中は読書会でした。今回読んだのは戌井昭人「まずいスープ」です。


浅草の団子屋でアルバイトをしてはお金が貯まると海外を放浪する若者が主人公。父親もふと何年もアメリカに雲隠れし、ある日突然帰ってくると言ったような人物。その父親がそのつもりもないのにロシアからの拳銃の密輸に関わって、前日にまずいスープを作り、家族に何も告げることなく姿を消すと言ったお話しです。小説としては特に見るべきものはありませんでしたが、それなりに面白く読みました。このに出てくる人たちは私の周りでは見られない人たちです。こう言う小説を読むと、自分の生活圏が如何に狭いかを痛感致します。かと言ってここに描かれるような生活をしてみたいとは思いませんけれど。来月は芥川賞を取った一応読んで見ると言うことになりました。

 例によってケーキを戴きました。


可愛らしかったので味のことは考えず見かけで選びましたけれど、桜の香りがして美味しかったです。本物の桃の枝が付いていました。

 本日のお昼の音楽は先日の1番に続き、ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」です。


この曲は何と言ってもこのバックハウス、ベーム/ウィーンフィルの版が一番です。ブラームスはピアノ協奏曲を2曲書いていますけれど、私はこの2番の方が好きです。第3楽章のチェロのソロも美しいですね。本日はバレンボイムの演奏を貼っておきます。

2012年2月27日月曜日

「ミニとろろそば」と「業績評価」と「夢」そしてバッハ「フーガの技法」

日の昼食は食欲がなかったのでセブンイレブンの「ミニとろろそば」で済ませました。


それから、「さくら大福」「キシリクリスタル・ピーチミント」も買いました。

 本日は些か疲れています。昨日は朝から約10時間、缶詰になって採点。昼は缶詰のまま500円のしょぼいお弁当を戴きました。もちろん無料ではありません。採点終了後もう遅くなっておりましたが、皆さんで、打ち上げをすると言うので、余り付き合いが悪いのもどうかと思いまして参加致しました。居酒屋は嫌だなと思っておりましたろころ、アイリッシュ・パブに行くことになり、私はフィッシュ&チップスとソーダブレッドを戴きました。結局帰宅したのは11時頃で、お風呂に入ってすぐ寝ましたけれど、本日はまだ睡眠不足気味で疲れも取れていません。やっと終わってホッとはしておりますけれど、まだ後期日程が残っております。

 金曜日の晩に注文していたプリンターが届きました。


通常はA4サイズのカラー・レーザープリンターを使っておりますが、時々B4やA3をプリントアウトしなければならないことがありますので、A3対応のインクジェットを持っていたのですが、壊れてしまったので買い換えました。エプソンPX-5Vです。かなり大きいです。インクボトルが9本も入っていて、色は綺麗に出るようです。それから、CDのレイベルの印刷も出来ます。

 今月中に「教員業績評価」の書類を出さなければなりません。今年度に書いた論文、研究発表、各種委員、授業コマ数、ゼミ生の数、公開講座等々を記入しポイントを積算して行きます。そしてポイントに応じてA・B・C・Dの評価が下され、来年度の研究費の額が決まります。
 私はこれが大嫌いです。大体、教育や研究の情熱や質を点数化しようなどと言った浅はかな考え自体、とうてい容認出来ません。こんなことに時間を割くのは苦痛以外の何物でもありません。授業コマ数や論文の数で私の教育や研究を評価されては堪ったものではございません。こんなことのために私は教育や研究をしているのではありません!
おつけもの!

 昨夜ある夢を見ました。具体的な内容は書けませんけれど、私が人生で喪ったものに関する夢です。夢から覚めた後暫くは切なくてなかなか寝付けませんでした。その切ない気持ちが今も心の中に残り疼いています。困ったものです。

 本日のお昼の音楽はバッハ「フーガの技法」です。


本日はヘルベルト・タヘツィのオルガンで全曲を貼っておきます。

2012年2月25日土曜日

業務終了そしてベートヴェン「ピアノソナタ」

日の業務は終了致しました。疲れました!明日も朝から缶詰で採点です。やれやれ。

 今はお茶を淹れてお菓子を戴きながらベートヴェンピアノソナタを聴いております。


私はベートヴェンのピアノソナタでは後期の作品(特に31番)が好きでよく聴きますけれど、本日はポピュラーな悲愴・月光・熱情の入ったブレンデルのアルバムを聴いております。偶にはいいものです。本日はヴァレンティナ・リシッツァの演奏で 'Moonlight' を貼っておきます。今日は疲れたのでヴァイオリンの練習もお休みしてさっさと帰ることに致します。最後に、よい子の皆さんにお話しをしてあげましょう。
 むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山にしばかりに、おばあさんは川にせんたくに行きました。二人は帰るととても疲れたので寝て仕舞いました。むにゃむにゃ。おやすみなさい、おじいさん。おやすみなさいおばあさん。



2012年2月24日金曜日

「コロッケバンズ」と「ポンカン」そしてブラームス「ピアノ協奏曲第1番」

日の昼食は「コロッケバンズ」「くるみパン」です。


おやつにはお抹茶を点てて「一壺天」を戴くことに致します。それから「ポンカン」を頂きました。


デザートに戴きます。

 成績はほぼ付け終わりました。(やれやれ)でも、あと1科目オムニバス講義の成績を私が集約して出さなければいけません。お一人まだ提出してくれていない方がいらっしゃいます。早く出して下さい。忙しいのですから!今日中に始末を付けないと明日明後日は入試と採点で何も出来ません。受験生の皆様、普段の実力が発揮できますよう。

 本日のお昼の音楽はブラームス「ピアノ協奏曲第1番」です。


ポリーニで聴いております。本日はエレーヌ・グリモーの演奏を貼っておきます。

2012年2月23日木曜日

「ハムサンド」と「山田屋まんじゅう」と「労働組合」そしてフォーレ「レクイエム」

日の昼食はセブンイレブンの「ハムサンド」で済ませました。


「山田屋まんじゅう」を頂きました。山田屋は愛媛県のお店だそうですが、最近はデパ地下で買えます。上品なこしあんを極薄い皮で包んであります。美味しいですよ。皆様も是非お召し上がり下さい。

 また、橋下大阪市長が酷いことをなさったようです。この前は職員に組合への加入状況などを調べるアンケートを強制したと言う報道がありましたが、今度は本人に知らせることもなく職員のメールを検閲したそうです。弁護士のくせにここ迄人権意識がないなんて信じられません。労働組合を毛嫌いしているようですけれど、組合活動は弱い立場にある労働者の当然の権利です。それをどうしてここまで目の敵にするのでしょうか?特に、公務員はストライキ権などが制限されていますから、組合は自分たちの労働条件を守る唯一の手段です。
橋下大阪市長の支持率は70%を越えるそうですけれど、私には到底理解出来ません。このような方を支持する風潮が恐ろしくてなりません。本当はもっと過激なことを書きたいのですけれど、何かの加減でこのブログを見て名誉毀損で訴えられたらいけませんので控えておきます。大変独善的で自己顕示欲の強い方とお見受け致します。

 「音楽の友」3月号が届きました。特集は「小澤征爾と水戸室内管弦楽団」です。


それから特別企画「押さえておきたい来日演奏家2012」もあります。参考にしたいと思います。まためぼしい記事があったらご報告致します。

 本日のお昼の音楽はフォーレ「レクイエム」に致しました。


ミチェル・コルボ/ベルン交響楽団のヴァージョンです。コルボはコンサートで「マタイ受難曲」全曲を聴いたことがあります。とても感動致しました。本日は小澤さんが指揮をした広島平和コンサートから一部を貼っておきます。

2012年2月22日水曜日

「バジリコ・ウィンナー」と「新幹線」そしてスカルラッティ「ピアノソナタ」

日の昼食は「バジリコ・ウィンナー」「生チョココロネ」です。


「あまおう」が出ていたので買おうと思ったのですけれど、1パック700円程致しましたので、昨日緊縮財政宣言をしたばかりなのに買ってはいけないと思い断念致しました。我ながら偉いと思います。かわりに、「一壺天」を一つ戴きます。

 私は学会などでよく新幹線を利用しますので、J-West 会員になっています。インターネットで予約すると割安になりますし、携帯電話から予約・予約変更が簡単に出来るので便利です。しかし、昨年開通致しました九州新幹線の予約が出来ません。九州の鉄道は車両がユニークで中々よいので、少し鉄女の私は是非とも乗って見たいのですけれど、割高になりますので未だ乗っていません。何とかして戴けないものでしょうか。

 本日のお昼の音楽はスカルラッティ「ピアノソナタ」に致しました。


本日はマルちゃんの演奏でK141と、ホロヴィッツの演奏でL33を貼っておきます。



2012年2月21日火曜日

「萩原麻未・コンサート」と「チョコレートドリンク」そしてラヴェル「ピアノ協奏曲」

日は年休を取ってフランソワ=グザヴィエ・ロト/西南ドイツ放送交響楽団萩原麻未のコンサートに行って参りました。


左側がプログラムです。ラヴェル「ピアノ協奏曲」マーラー「交響曲第5番」が演奏されました。アンコール曲は普通コンサート終了後に掲示されますが、見あたりませんでした。オーケストラのアンコール曲はプロコフィエフ「ロミオとジュリエット」より 'Dance of the Knights' でした。萩原さんのアンコール曲は多分間違いないと思いますけれど、サン=サーンスのトッカータだと思います。ラヴェル、マーラー5番、騎士の踊りと言えば「のだめ」に出てくる曲ですね。萩原麻未は「のだめ」のようだと言われておりますので、このような選曲になったのでしょうか?(違うでしょうね。)ご存じだとは思いますが、「騎士の踊り」はこんなのです。



 ジュネーヴ国際音楽コンクールのライヴは既にYouTubeでも聴くことが出来ますので、素晴らしく音の綺麗な演奏をすることは知っていましたが、実際に聴いてみるとかなり力強い演奏でもありました。マルちゃんのように、手首から肘の部分にクッキリと筋が出ていました。マーラーもよかったです。アダージェットはとても美しく、最後の盛り上がる部分ではとても力強い演奏を聴くことが出来ました。特に、アダージェットのようなヴォリュームの小さい部分は生でないと弦の美しさが聴き取れませんね。

 CDショップで見かけ、買おうかなと思いながら、少々お高いので控えておりました「ジュネーヴ国際音楽コンクール・ライヴ」のDVDを会場で買って仕舞いました。


萩原麻未はまだCDをリリースしていないのでこれで聴く他はありません。

 今回は本日昼過ぎからあった会議が始まるまでに帰ってくればよかったので、西鉄グランドホテルに宿泊致しました。アクロスにもデパートにも近いので便利です。チェックインしてコンサートが始まる前に岩田屋とヤマハに行って参りました。岩田屋では地下のジャン=ポール・エヴァンに立ち寄り「チョコレートドリンク」を戴きました。


これが美味しいのです。皆様も是非機会がありましたら飲んでみて下さい。それからついでにまた叶匠寿庵の「一壺天」を買いました。5個入りにしました。帰り、新幹線に乗る前に「辛子明太子」も買いました。少々散財をして仕舞いました。今日から緊縮財政です。

 本日の音楽はやはりラヴェル「ピアノ協奏曲」です。買って参りましたDVDで聴いております。



2012年2月18日土曜日

「お好み焼き」と「入試」そしてサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」

日の昼食は、朝ミスター・トーナッツで済ませましたので、野菜たっぷりの「お好み焼き」に致しました。


 新しく購入した iPod に少しずつCDを入れています。既に i-tune にあったのもに30枚程度は追加しましたが、まだまだ余裕があります。流石に私の持っているCD全ては入らないと思いますけれど、160ギガの容量があればまず不自由はしません。思い切って購入してよかったと思います。古い方のも大事に使おうと思います。友人と同じものを一緒に買ったので思い出深い品物なのです。

 来週末は入試前期日程があります。週末が潰れます。地獄の週末です。会議室に缶詰になり、採点が終わるまで地獄のデスマッチ。考えただけで身の毛もよだつ恐ろしお仕事でございます。答案の1枚1枚が受験生の一生を左右しかねないのですから、一切気を抜くことは出来ません。明日はゆっくり休んでおこうと思います。尚、月曜日はお出かけを致しますのでブログの更新はお休みさせて戴きます。

 本日のお昼の音楽はジャニーヌ・ヤンセンのアルバムを聴いております。


本日はこのアルバムよりサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」を貼っておきます。

2012年2月17日金曜日

「おでん」と「チョコレート」と「原発」そしてシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」

日のお昼は寒いのでセブンイレブンの「おでん」に致しました。


厚揚げ・タマゴ・白滝そしてお大根に致しました。ついでに「よもぎ大福」も買いました。

 ヴァレンタインデーに戴いたチョコレート、幾つかお写真を撮ってみました。


上は DEMEL のラング・ド・シャ、真ん中はレダラッハ、そして一番下がゴディヴァです。少しずつ戴いています。

 福島第一原発第2号機の温度の上昇は恐らく温度計の故障だったようです。しかし、これで内部の様子が益々分からなくなりました。今後何十年も管理して行かなければならないので、対策を考える必要があります。
また、先般、地震学者が福島第一原発付近で大きな地震が起きる確率が高いと言う研究結果を発表致しました。4号機の核燃料プールが、現在最も心配なところですが、地震が来て倒壊したらもうお仕舞いです。こちらも早急に対策を講じるべきですが東電は一向に動く気配がございません。お金がかかるので嫌なのでしょうかね。引責辞任した清水社長には2億円もの退職金を払えるくせに!
 また、政府と東電の間で経営権を巡って駆け引きが行われています。厖大な税金を注ぎ込むのですから、当然政府の管理下に置かれるべきだと思うのですが、東電は激しく抵抗しています。でも、これだけの事故を起こし、しかも、膨大な額の税金を注ぎ込むのですから、それなのに今までのような放漫経営を維持したいなどと言うのは虫がよすぎるのではありませんか?
 大飯原発では所謂ストレステストの結果を保安院が妥当と認め、再稼働を画策していますけれど、絶対に阻止しなければなりません。大体、保安院などに安全審査をさせること自体が間違っています。保安院が原発を推進する立場で、やらせなども行っていたことを見れば、その資格がないことはもう嫌と言う程分かっている筈です。一体何をしているのでしょうか。

 本日のお昼の音楽はシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」です。五嶋みどりさんの演奏を聴いています。


本日は神尾真由子の演奏を貼っておきます。







2012年2月16日木曜日

「チョリソーバー」と「iPod」と「採点」そしてショパン「バラード」

日の昼食は「チョリソーバー」「スコーン」です。


デザートはまたです。

 iPod-Classic を買って仕舞いました。


これまで長年 iPod-nano を使っていましたが、容量が8ギガしかなく、もう一杯で新しいアルバムを入れる度に何かを削除しなければならない状態でした。それで思い切って購入致しました。容量が何と160ギガあるので今までの20倍です。これで容量の心配をすることなくどんどん入れられます。でもちょっと大きくて重たいので、ポケットには入れにくそうです。

 今週中に後期の定期試験の採点をして仕舞わなければなりません。これがまた大変なのです。私の試験は殆ど記述式ですし、レポートも字数が多いので採点に時間がかかります。集中してやらないと何時までも終わりません。そして集中してやるととても疲れます。でも、時間がないので集中しないと!

 本日のお昼の音楽はショパンの「バラード」です。


本日はカツァリスの演奏で第3番を貼っておきます。

2012年2月15日水曜日

「チョコレートケーキ」とエレーヌ・グリモー「モーツァルト・ピアノ協奏曲」

日は昼食を買いに出る時間がなかったので、昼食代わりに昨日頂いた手作りの「チョコレートケーキ」を戴きました。


デザートは苺です。それから、昨日はゼミ生がザッハトルテを持って来てくれました。その場で一緒に戴き、お写真を撮るのを忘れました。失敗!右側は遅ればせながらと戴いたお誕生日プレゼント「写真集・ミッフィーのいる丘」です。それからまたチョコレートを頂きました。


何時も気を遣わなくていいと言っているのですけれど、こうして折りにつけ、プレゼントを頂くのは嬉しいことです。

 エレーヌ・グリモーの新譜を買いました。


モーツァルトです。ピアノ協奏曲19番と23番、それにモイツェ・エルトマンのソプラノで、「どうしてあなたがわすれられるでしょうか?」と「心配しなくともよいのです、愛する人よ」が入っています。オーケストラはバイエルン放送交響楽団です。本を注文するついでに買って仕舞いました。先日、小山実稚恵さんのCDを買う時に一緒にたのめばよかったのですけれど、私はストイックなものですから、一辺に何枚も買うのが躊躇われるのでチビチビと買います。結局月末に引き落とされるのですけれどもね。
 本日は第2楽章アダージョをグリモーの演奏で貼っておきます。

2012年2月14日火曜日

「あんパン」と「苺」と「不確定性原理」そしてハチャトリアン「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「あんパン」「ウィンナーバンズ」でした。


とコンデンスミルクも買って参りました。私の好きな「あまおう」は出ていなかったので今回は「さがほのか」です。昨年残ったコンデンスミルクは、半年以上もそのままにはしておけないので、チューチューして仕舞いました。それから、苺を戴いた後お皿ペロペロもして仕舞いました。実に意地汚く、下品な行為です。

 この前「不確定性原理」について解説をすると言って仕舞いましたのでしてみようと思います。でも、余り数式を使わず手短に分かりやすく解説出来るものやら・・・。
 まず、ものを観察するには観察することによって観察されるものが影響を受けてはなりません。当たり前のことです。然し観察するには、観察されるものに何らかの力を加えざるを得ません。例えば、わたしたちがものを見る場合、光が必要になります。光もエネルギーですから、被観察物に力が加わることになります。然し、マクロの世界ではそれによって殆ど影響を受けることはないので余り問題にはなりません。しかし、微粒子のようなミクロの世界では事情は変わってきます。
 微粒子などを見る場合、電子顕微鏡を使います。電子顕微鏡では可視光線ではなく電子線を使います。それは、解像度は波長によって決まり、波長の短い者ほど解像度が高いからです。ところが、波長が短いほど、エネルギーは大きくなって仕舞います。可視光線の周辺でも、赤外線より紫外線の方が波長が短くエネルギーが大きいため日焼けをしたりする訳です。更に短い放射線はエネルギーがもの凄く高いために細胞や遺伝子を破壊して仕舞うため人体に有害なのです。つまり、小さいものを観るためには大きなエネルギーをかけなければならず、従って、観察されるものに大きな影響を与えてしまうことになります。
 然し、問題はそれだけに止まりません。直感的には分かりにくいことですが、電子や量子などの微粒子は波と粒子の性質を併せ持っています。量子などは波の性質を持っていますが、例えば、位置を調べようと思ってブラウン管に当てた瞬間に、波は消えてしまいます。これを「収束」と言います。力学的に物質の雲堂を調べるには、位置とエネルギー(力と方向)が分からなくてはなりません。玉突きの玉は、どの地点からどの方向にどのくらいの力を加えたかが分かれば、その運動を正確に予測することが出来ます。
 さてここで問題になるのは、粒子の位置を調べようとすると、波動が消滅するためエネルギーが計れなくなり、波動を観察しようとすると、波は広い範囲に拡散しているので位置が計れなくなります。???どうしましょう?それが「不確定性原理」です。単純化した式を書きますと、Δx × Δp = となります。(Δx は位置の不確定性、Δp はエネルギーの不確定性、そして h はプーランク定数という定数。)つまり、位置を確定すると言うのは、Δx = 0 にすることですから、Δp は無限大、つまりエネルギーが確定出来ないと言うことになって仕舞います。
 「不確定性原理」は数学におけるゲーデルの「不完全性定理」と並んで、謂わば、20世紀の知のパラダイムを形成した重要な理論です。今回小澤氏などが発表した理論は、或る意味で、ハイゼンベルグの「不確定性原理」を厳密化し、少なくともある場合にはそれを破ることが出来ることを証明したと言うことのようです。(論文を読んでいないので、正確には確認出来ません。私は専門家ではないので読んでも分からないのかも知れません。)これで、「不完全定理」を打ち破る理論が出てくれば、またパラダイム変換が起こるところですが、まずそれはあり得ない話しだと思います。

 本日のお昼の音楽はまたユリア・フィッシャー "Russian Concertos" を聴きました。


本日はハチャトリアン「ヴァイオリン協奏曲」の第1楽章をアラム・ハチャトリアンの演奏で貼っておきます。(親戚ではないようです。)



2012年2月13日月曜日

「肉うどん」と 'Pygmalion'・'My Fair Lady' そしてベートヴェン「ピアノソナタ」

日の昼食はセブンイレブンの「肉うどん」です。


本日は冷たい雨が降っておりますので何時ものショッピングモールに行く気がしませんでした。デザート代わりに先日が学生から頂いたアフタヌーン・ティーの「チョコレート」を戴いております。


 昨日は必要があってジョージ=バーナード・ショーの戯曲 Pygmalion (「ピグマリオン」)を読み返しました。1913年初演です。この戯曲そのものより、これをもとに作られた映画「マイ・フェア・レイディー」の方が多分有名だと思います。


オードリ・ヘップバーンがロンドン下層階級の花売り娘イライザを演じ、ロンドン下町訛りのコクニー(cockney)を見事に話していましたね。

 「ピグマリオン」と言うタイトルはギリシャ神話からとっています。ピグマリオンは現実の女性に幻滅し理想の女性を彫刻で彫って「ガラテア」と名付けます。彼はこの像に恋をしますが、やがてアフロディーテがこの像に命を与え、ピグマリオンはこの女性と結婚すると言うお話しです。屡々絵画の題材としても取り上げられています。


このジロデ・トリオソンの「ピグマリオンとガラテア」が最も有名な絵かも知れません。その他、ジャン=レオン・ジェロームの連作もよく知られていますね。



 さて、物語はヒギンズと言う言語学者が、酷い下町訛りで身なりも貧しいイライザと言う娘を上流階級のレイディーに仕立て上げることが出来るかどうか、友人と賭をします。結局は上手く行くのですが、イライザは彼のもとを去ります。
原作と映画とでは大分ニュアンスが違います。当時の英国は階級社会でしたけれど、話す言葉によってそれがはっきりと分かるようになっていました。原作で、イライザは別に上流階級に憧れていたわけでもなく、道ばたで花を売るのではなく、花屋さんで花を売れるようになるため、ヒギンズの授業を受けるようになります。
 バーナード・ショーはアイルランド人です。アイルランドは英国の植民地であり、英語が公用語として使われ、徐々に元々話されていたアイルランド語は廃れて行きます。特に19世紀半ばのジャガイモ飢饉の後はすっかり英語に取って代わられます。ヒギンズが行おうとしていたことは、植民国、そしてその言葉を下等なものとみなし、文化や言語を押しつけようとする植民地主義のディスコースそのものだと言えるでしょう。もちろん、社会主義者であったショーのことですから、階級制度に対する批判もあったのだと思います。映画ではそのような植民地主義や階級制度に対する批判は薄められ、一人の女性の成長物語のような味付けにされ、原作本来の意図は殆ど失われています。

 本日のお昼の音楽はベートヴェンの後期ピアノソナタです。


ゼルキンで聴いております。本日はエレーヌ・グリモーの演奏で第31番を貼っておきます。

2012年2月11日土曜日

「ちゃんぽん麺」と「よもぎ大福」と「チョコレート」そしてドビュッシー・スカルラッティ

日の昼食は時間がなかったのでセブンイレブンの「チャンポン麺」で済ませました。


私には矢張り味が濃すぎてしつこく感じました。口直しに「よもぎ大福」を戴きます。本当は何時もの「豆大福」を買って来ようと思っていましたがありませんでした。

 本日は学内で企業説明会があったようで三年生が来ていました。お昼に私の部屋にやって来て少しお話しをして行きました。また、女子学生からチョコレートを頂きました。
 今日中にしておかなければならない仕事が幾つかあります。頑張って済ませて仕舞わないと!

 本日のお昼の音楽はまた小山実稚恵さんを聴いています。


本日はこのアルバムからドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」ランランの演奏で、そしてスカルラッティ「ピアノソナタ K.247」ギレリスの演奏で貼っておきます。



2012年2月10日金曜日

「生チョココロネ」と「蒟蒻畑」と「チョコレート」そしてアイヴズ「ヴァイオリンソナタ」

日の昼食は「生チョココロネ」「ウィンナーバンズ」です。


それから、久しぶりに「蒟蒻畑」と、CDメディアが切れていたのでこちらも買って参りました。ペコちゃんが持っているのはチョコレートです。早くも女子学生からヴァレンタインデーのプレゼントを頂きました。

 本日のお昼の音楽はヒラリー・ハーン「アイヴズ・ヴァイオリンソナタ」です。


現代音楽にアメリカの民族音楽を取り入れたちょっとホットするような曲です。それではソナタ第4番(キャンプの集いの子供の日)から第1楽章を貼っておきます。

2012年2月9日木曜日

「カレーパン」と「体温」と「楽譜」そして小山実稚恵「ヴォカリーズ」

日の昼食は「カレーパン」「くるみパン」です。


 昨夜はとても寒かったのですが、また、体温調整が出来なくなる症状が出ました。身体の芯が冷え切り、ガタガタ震えます。以前にも申し上げましたが、私の中ではこの症状は死のイメージと結び着いていて、とても怖いのです。人間は誰しも何時かは必ず死ぬものですから、それを平静に受け止める心の準備はして置きたいとは思っています。でも、一つだけ、死ぬ時には誰か本当に好きな人に抱きしめていてもらいたいと思います。そうすれば余り怖くない気が致します。心中と言うものがありますが、心理的にはよく分かるような気がします。一人、孤独のうちに死ぬのは矢張り寂しく怖いことのように思えます。

 先日注文した小山実稚恵さんの新譜「ヴァカリーズ」「シンドラーズ・リストのテーマ」の楽譜が届きました。


アルバム・デヴュー25周年記念作品だそうです。小曲集ですが、聴き応えのある素晴らしい演奏です。タイトルのラフマニノフ「ヴォカリーズ」を初め、スカルラッティ「ソナタ嬰ハ短調」、ドビュッシー、スクリャービン、ブラームス、チャイコフスキー、シューマン、バッハなどの曲が入っています。
 それから、「シンドラーズ・リストのテーマ」の楽譜ですが、以前調べたときはなかったのですが、先日ふと調べて見たらAmazonで出ておりました。税込みで1096円とお安かったのですぐに注文致しました。


技術敵には簡単な曲なのですぐに弾けるようになりそうです。ピアノ伴奏の楽譜もついています。「テーマ」の他、この映画に使われた、'Jewish Town' と 'Rememberances' も入っています。

 本日の音楽は小山さんのCDを聴いております。本日は「ヴォカリーズ」をピアノ版(田部京子)とヴァイオリン版(パールマン)で、それから、先日貼ったばかりですがもう一度「シンドラーズ・リストのテーマ」を貼っておきます。イツァーク・パールマンの演奏です。





2012年2月8日水曜日

KFC「和風チキンカツサンド」とバッハ「フランス組曲」

日の昼食はケンタッキー・フライドチキン「和風チキンカツサンド」です。


デザートには先日頂いた「果もっち・柚子プリン大福」を一つ戴きました。


明日は来年度のゼミ生が来ることになっています。第1回のゼミです。残りはゼミ生に上げようと思っています。相変わらず太っ腹なHです。

 本日のお昼の音楽はバッハ「フランス組曲」です。何時もは大抵グールドを聴きます。


でも今日はシフで聴いています。


シフの演奏もとても素晴らしいですね。特に音の美しさは特筆ものです。まずは、グールドの演奏で第1番「アルマンド」を聴いて見て下さい。



続いて、シフの演奏で第1番全曲を貼っておきます。