2013年12月28日土曜日

「たこ焼き」と「仕事納め」と「靖国神社」そしてバッハ「パルティータ第2番」

日は年賀状を書いていて昼食を摂りそびれたので、年賀状を投函する序でに「たこ焼き」を買って来て戴きました。


私も本日で「仕事納め」に致します。明日から暫く帰省致します。ブログも暫くお休みです。

 本日も少し「靖国神社」のことを書いておきます。私は文学者ですから、不誠実な言葉や詭弁そして非論理的な言葉が大嫌いです。「靖国神社」は多くの海外メディアが言うようにまさに「戦争神社」("War Shrine”)です。戦死者のみを祀り、「顕彰」し賛美する特殊な神社であり、先日も書きましたように、戦争を肯定し、国のために死ぬことを賛美する神社です。ですから、国の指導者が靖国神社を参拝することは、本人が何と言おうが、先の戦争を肯定し、賛美していると受け止められても当然です。安倍首相は参拝の後、不戦を誓ったと言っていますが、靖国神社の参拝と不戦の誓いとは、論理的に完全に相容れません。不戦を誓う場所は決して「靖国神社」ではあり得ません。安倍首相がもし本当にそのような気持ちで靖国神社を参拝したのなら、その程度の論理も分からない程頭が悪いとしか思えません。自分の国の首相が、このように支離滅裂なことを海外にまで発表したと思うと恥ずかしくてなりません。
 戦争の犠牲者は、戦死者のみならず、日本人で約300万人、アジアでは2000万人以上になります。哀悼の意を捧げ、不戦を誓うなら、その全ての人たちを対象にしなければなりません。

 本日の音楽はバッハ「パルティータ第3番」です。今年最後の曲は矢張りバッハでないと!


それではヒラリーの演奏を貼っておきます。皆様よいお年をお迎え下さい。

2013年12月27日金曜日

「サンドウィッチ」と「年賀状」と「靖国神社」そしてベートーヴェン「交響曲第9番」

日の昼食は「サンドウィッチ」です。


 年賀状、まだ手を付けておりません。(・_・;) このブログを書いてから書き始めることにします。明後日に実家に帰るので、明日中には書いて仕舞わないと!

 右翼の方に見られたら脅迫でもされそうですけれど、本日は少し「靖国神社」のことを書いておこうと思います。お国のために戦争で死ぬのは名誉なことであり、「英霊」と言う神として靖国神社に祀られる、などと言うのは、国家が戦争を遂行するために作り上げた稚拙で愚劣なフィクションです。それを、教育による洗脳で人びとに信じ込ませる ー 一種のカルトのようなものです。「靖国神社忠魂史」には、日本が行った全ても戦争は正義の戦争だと明確に述べています。そのような靖国神社に参拝することは、そのような価値観を認めることに他なりません。
 安倍首相には、当然起こる中国や韓国の反発を逆に利用して、国家主義を煽り、批判をかわすと言う計算があるのかも知れません。確かに、中国などは日本への反感を煽ることによって、内政に対する批判をかわそうとしているのかも知れません。しかし、それに刺激されて愛国心を煽られ、中国に対する反感を強めるのは、中国と全く同じことを反復していることに気付かなければなりません。そうやって互いに反発を強めることには何のメリットもありません。安倍首相は参拝後の会見で「国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対し、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊やすらかなれとご冥福をお祈りした」と述べていますが、日本は何時から祭政一致の古代国家に逆戻りしたのでしょうか?戦争で死ぬと英霊になるなどと言った戯言を本当に信じているのでしょうか?もし、魂があるのなら、戦死者の魂は家族や愛する人の元に帰りたいと思うに決まってるじゃないですか。首相個人がどのような信条を持とうが個人の自由です。しかし、首相としての行動が、本人が大好きな国益(私はこの言葉が大嫌いです)を大きく損ね、周辺諸国との緊張を高めることに対してどう思われているのでしょう?首相としての資質を根本的に問われることになるでしょう。

 本日の音楽はベートーヴェン「交響曲第9番」です。


本日はティレルマン/ウィーンフィルの演奏を貼っておきます。

2013年12月26日木曜日

「合鴨の鴨南蛮蕎麦」と「靖国参拝」そしてサン=サーンス「序奏とロンドカプリチオーソ」

日の昼食は「合鴨の鴨南蛮蕎麦」です。


 本日あの方が靖国神社の参拝したそうです。余り調子に乗らないで戴きたいものです。そのうち、私たちもお国のために命を投げ出せと言われるのか知らん?私は英霊などにさせられるのはまっぴらです。

 本日の音楽はサン=サーンス「序奏とロンドカプリチオーソ」です。


それではジャニーヌ・ヤンセンの演奏を貼っておきます。今度、バッハの協奏曲集をリリースされるそうです。予約致しました。

2013年12月25日水曜日

「なると金時ブレッド」と「美容院」そしてバッハ「ミサ曲ロ短調」

日の昼食は「なると金時ブレッド」です。


デザートには林檎(陸奥)を戴きました。

 本日は午前中に「美容院」に行って参りました。カードを見たら前回行ったのは8月7日でした。私は美容院がどうも苦手です。大体人に触れられるのが嫌いですし、洗髪の時の姿勢もどうかと思います。そういう訳でつい足が遠のいて仕舞うのですが、流石に伸びすぎて乾かすのにも時間がかかるので仕方なく行って参りました。思い切って6センチ程切って戴きました。これで半年は・・・。駄目駄目。

 年末もろくなニュースがありません。増税をあてにして公共事業や防衛費を膨らませるなどと言うのはもっての他です。馬鹿にしています。それから、南スーダンのPKOでの韓国軍への弾薬供与。法律や平和憲法をなし崩しにする暴挙です。クリスマスなのでこれ以上は書きません。もし私が磔刑に処せられれば、世界に平和が訪れ、貧困や飢えに苦しむ人を救えるなら、喜んで十字架を背負いたい気持ちです。でも、私はキリストではございませんから・・・。

 本日の音楽は祈りを籠めてバッハ「ミサ曲ロ短調」を聴くことに致します。


本日は、ライプツィヒ・ゲバントハウスと St. Thomas Boys Choir の演奏を貼っておきます。

2013年12月24日火曜日

「私のカルチャー」と "Joyeux Noël" そしてモーツァルト「レクイエム」

日の昼食は「マカデミアンナッツのブリオッシュ」「カレーウィンナードッグ」です。


林檎は私の好きな「しなのスウィーツ」がなかったので「陸奥」を買って参りました。

 先週の金曜日に大学の忘年会がございました。出たくなかったのですけれど、お付き合いで出ざるを得なくなりました。疲れました。テーブルは籤で決めるようになっており、私のテーブルは事務局の年配の男性が多いテーブルでした。特に話題もなくて些か困りました。こんな時には、どうも私のカルチャーは余り一般的ではないのではないかと感じて仕舞います。例えば、趣味は何ですかとか訊かれても、正直に読書・クラシック音楽・美術鑑賞などと答えると座が白けて仕舞います。趣味の1つの映画にしても、タルコフスキーが好きですと言っても大方は分かってもらえません。そのような時にはよく「高尚」な趣味ですねなどと言われることがありますが、悪意はないにしても嫌な感じがします。そこには、距離を置き、敬遠するような含みがあると思います。もちろん、私自身は自分の趣味が高尚朶などと思ったことは一度としてありません。ただ、好きなだけです。バッハの対位法のお話しでも延々としてやろうか知らんと思いましたが、大人気ないので止めておきました。
 それにしても、私は殆どテレヴィは見ませんし、流行っている歌なども全く知りません。興味がないからです。それで、人の話に加われないこともよくあります。このままでいいのか知らんと時々思うこともあります。でも、多分私はずっとこのままです。

 本日はクリスマス・イヴですね。 "Joyeux Noël"  私は早めに帰って昨日作っておいた少しばかり上等のお肉を使ったビーフシチューをメインディッシュにしたクリスマス・ディナーを一人で戴く予定です。もちろんケーキも買って帰ります。

 先日、エッシャーのマグカップを割って仕舞ったお話しを致しましたが、その後、新たにミッフィーのマグカップを仕入れました。


今はこれを使っております。

 本日の音楽はモーツァルト「レクイエム」です。


このCDは1991年に聖シュテファン大聖堂で行われたモーツァルト追悼ミサの際に演奏されたものです。ショルティ/ウィーンフィルの演奏です。本日はその演奏を貼っておきます。

2013年12月20日金曜日

「出講」と「音楽の友」とバッハ「マタイ受難曲」

本日は「出講日」でした。今年最後の出講、そして、今年最後の授業となりました。疲れましたけれど、少しホッと致しました。でも、今日は寒かった!

 出講から戻ったら「音楽の友」1月号が届いていました。


今年もオフィスには付録のカレンダーを掛けておくことに致します。特集は「時代を創る指揮者たち ー 未来を探る」です。

 本日の音楽は、クリスマスが近づいて参りましたので、それらしいのに致します。バッハ「マタイ受難曲」です。


一部を貼って起きます。





2013年12月18日水曜日

「カップヌードル」と「スウィートポテト」そしてバッハ「パルティータ第4番」

日の昼食は通勤途中で買って来た「カップヌードル」で済ませました。


それから「スウィートポテト」も戴きました。

 昨日、新しい防衛大綱が閣議決定されましたが、こう次から次へと好戦的な政策が出てくると、何か書く気にもなれません。お願いですからもういい加減にして下さい。

 本日の音楽は荒ぶる心を鎮めるためまたバッハに致しました。


グレン・グールドの演奏で「パルティータ第4番」を貼っておきます。



2013年12月17日火曜日

「サンドウィッチ」と「汚染水」そしてバッハ「ドッペル」

日の昼食は「サンドウィッチ」です。


「塩豆大福」も買って参りました。

 最近余り話題にもされませんが、福島第一原発の汚染水漏れは今も続いています。昨日はまた港湾から5メートルの所にある井戸からストロンチウム90などの放射線が1リットルあたり6万3千ベクレル検出されました。東電が定めた汚染水の暫定排出濃度基準はストロンチウム90で同10ベクレル未満ですから、如何に濃度が高いかが分かります。もちろん海にも流れ出ています。もうずっと以前から緊急に対処しなければならなかった問題ですが、一体何をしているのでしょうか?原発の再稼働などと言う前に早く対処して欲しいものです。

 本日の音楽はバッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」です。


本日は諏訪内晶子とアラベラ・シュタインバッハーの演奏を貼っておきます。今晩は今年最後のヴァイオリンのレッスンです。しっかり弾いて参ります。

2013年12月16日月曜日

「掻き揚げ蕎麦」と「ゴディヴァ」そしてベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番」

日の昼食は「掻き揚げ蕎麦」です。


昨日、読書会の皆様からお歳暮が届きました。例によって「ゴディヴァ」のチョコレートと、ウェッジウッドのお紅茶です。有り難く戴きます。

 今日は授業の後、センター試験の説明会と会議があり、今終わった所です。センター試験は憂鬱です。今年度は土・日の二日間とも出なければなりません!

 本日の音楽はベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番(皇帝)」です。


本日はツィメルマン/バーンスタインの演奏を貼っておきます。

2013年12月14日土曜日

「たこ焼き」と「増税・原発」そしてバッハ「平均律クラヴィーア」

日の昼食は「たこ焼き」です。


 来年は、消費税を始め、サラリーマンの控除額の引き下げなど、大幅な増税が実施されますが、その一方で、復興増税を一年前倒しして廃止したり、接待・交際費の減税など、企業は何故か優遇されています。大体、接待など企業が勝手にやっているだけで、そんなものを減税してどうするのですか?それに、解雇しやすくしたり、非正規雇用者を雇いやすくしたりと、企業べったりの政策が目白押しです。もっと格差が広がってもいいのですか?馬鹿にしています!
 それから、先日経産省が発表した基本エネルギー政策案では、原発を基盤となるコア電源として活用するとなっています。は~?福島第一原子力発電所事故のことはすっかり忘却されているのですか?この政権は国民を徹底的に馬鹿にしているようです。こんなことをされてもまだ50%近くの支持が有るそうですからね。

 本日の音楽はバッハ「平均律クラヴィーア」です。


グールドの演奏を貼っておきます。明日は今年最後のマンション周辺のお掃除だそうです。朝の8時から!出なくてはいけないのでしょうね。寒いのに!

2013年12月12日木曜日

「焼きそば」と「原発ホワイトアウト」そしてショパン「ノクターン」

日の昼食は「焼きそば」です。


何だか久しぶりです。デザートには鈴懸の「草月」を戴きました。

 日曜日に若杉冽「原発ホワイトアウト」を読みました。


現役のキャリア官僚が偽名で書いた小説で、最近話題になりました。小説としては余り上手く書けているとは言えませんが、キャリア官僚ならではの情報が鏤められており興味深く読みました。
 その中で、経産省と原発村の癒着を報道関係者に漏らした官僚の話が出て来ますが、その官僚はメールやら、携帯電話の一乗法などを全て調べられ、結局正体が判明し、処分を受けることになります。先日、ブログで福島のことに関して不謹慎な記事を書き批判された官僚がおりました。その時も気になっていたのですけれど、その官僚は非難されるべきであったとしても、ブログを書いた本人であることが分かって仕舞ったのは、プロバイダーかブログの管理者から情報を引きだしていたに違いありません。それは何だか怖いことだと感じました。やがて、この小説の著者の正体も突き止められ何らかの処分がなされるのかも知れません。政治家など、小説の登場人物は偽名で出て来ますが、ほぼ誰であるか見当が付きます。小説の最後にまた原発事故が発生しメルトダウンが起きますけれど、このまま自民党政権によって原発が再稼働されれば必ず大きな事故が起こることになると思います。改めてとても怖く感じました。

 本日の音楽はショパン「ノクターン」です。


本日は、ヴァレンティナ・リシッツァの演奏で作品9第2番、ユンディ・リーの演奏で第1番を貼っておきます。



2013年12月11日水曜日

「栗どらやき」と「ツィメルマン・リサイタル」そしてベートーヴェン「ピアノソナタ第31番」

日の昼食(?)は鈴懸の「栗どらやき」です。


並んでいるのは鈴懸の「草月」です。

 昨夜はツィメルマンリサイタルに行って参りました。ベートーヴェンの後期のソナタ、第30・31・32番が演奏されました。恥ずかしながら開演前にツィメルマンのピアノを撮影致しました。


ツィメルマンが自分のピアノをコンサートに持って行く理由が分かったような気が致します。素晴らしい音でした。コンサートに心血を注いでいるのが分かるような演奏でした。至福の一時を過ごすことが出来ました。

 当日は、午後から年休を取っていたのですが、どうしても出席しなければならない会議があったので、それが終わってから出発致しました。まずは博多駅の中にある鈴掛で「栗きんとん」と「栗どらやき」と「草月」を買い、宿泊先のホテルオークラにチェックインしてから天神に行きました。


「栗きんとん」はとても美味しかったです。でも、香りは老松の「栗しぼり」に迫るものでしたが、きめの細かさが少々劣ります。余り時間がありませんでしたので、夕食はまたアルポルトでパスタをそそくさと戴きました。


それから、コンサートを聴いて、その余韻を楽しみながらホテルに歩いて戻りました。
 朝食は例によってルームサーヴィスで戴きました。


これ「ヘルス・ブレックファースト」と言うのですけれど、小振りながらトーストが2枚、それにシリアルがやけに多かったので、私には多すぎました。残すのが嫌いなので無理をして全部戴きましたけれど、少し気分が悪くなりました。私は、風邪も引かず、例の3回の下痢ポン事件意外には、殆ど体調が悪いと感じたことがございません。下痢ポン事件の際には3回とも偶然(?)学生時代からの友人が一緒で、何くれと面倒を見てもらったのですが、今回は一人ですから、何かあっても全て自分一人で対処しなければなりません。不安になって、ホテルの滞在を延長し、気分がよくなるまで寝ておこうかなどとも考えたのですが、午後に大学院の授業があるので、チェックアウトし戻って参りました。何とかそれ以上気分が悪くなることもなく無事大学に帰り着きました。今は殆ど回復致しました。

 本日の音楽はベートーヴェン「ピアノソナタ第31番」です。


今迄はこの第31番が一番好きでしたが、今回生でツィメルマンの演奏を聴き、第32番が一番好きになりました。生で聴いて好きになる曲って時々ありますよね。第32番は2楽章に凝縮され、変奏曲やフーガの技法が櫛されており、ツィメルマンの演奏で、その凝縮された技法と美しさに心を打たれました。本日は第31番をグリモーの演奏で貼っておきます。もちろんこちらもとても好きです。

2013年12月10日火曜日

「サンドウィッチ」と「コンサート」そしてベートーヴェン「ピアノソナタ第32番」

日の昼食は「ポテトサラダサンド」です。


デザートには「北海道カボチャの濃厚プリン」を買って参りました。

 1時から会議で、その後すぐに出かけなければなりません。コンサートです。本日はこれにて失礼。

 本日の音楽は昨日に引き続きベートーヴェン「ピアノソナタ第32番」です。


本日はアラウの演奏を貼っておきます。

2013年12月9日月曜日

「蒸パン」と「賞味期限」そしてベートーヴェン「ピアノソナタ第30番」

日の昼食は「蒸パン」です。


それから、喉飴が切れていたので「キシリクリスタル」を買って参りました。
 実はこの蒸パンは金曜日の昼食用に買ったものですが、結局は戴かず残っていたものです。賞味期限は12月8日、つまり昨日になっています。お紅茶に入れるミルクも賞味期限が昨日でした。私は結構賞味期限を気にする方なのですけれど、大丈夫ですよね?1日しか過ぎてないし・・・。

 本日の音楽はベートーヴェン「ピアノソナタ第30番」です。


本日はバレンボイムの演奏を貼っておきます。

2013年12月7日土曜日

「焼きそばUFO」と「恐怖の予防接種」そしてドヴォルジャーク「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「焼きそばUFO」です。


 本日は近所の産婦人科でインフルエンザの「予防接種」を受けて参りました。私は注射が大の苦手です。生身の身体に針を刺すだなんて!恐ろしいことです。でも、年明けには入試などどうしても休めないお仕事が続きますので、我慢して受けています。今日もとても痛かったです。薬が入るに連れ痛みが増して行きます。そして、もう駄目と思った瞬間に終わりました。疲れました。

 本日も心はこれです。

でももう書きません。

 本日の音楽はドヴォルジャーク「ヴァイオリン協奏曲」です。


本日はヴェロニカ・エーベルレの演奏を貼っておきます。

2013年12月5日木曜日

KFC「和風チキンサンド」と「特定秘密保護法案」そしてバッハ「ゴールドベルグ変奏曲」

日の昼食はケンタッキー・フライドチキン「和風チキンカツサンド」です。


珍しくフライドポテトが戴きたくなり買って参りました。

 「特定秘密保護法案」が参院の委員会でも強行採決で可決されました。悪夢のようです。私の心の中はまたしても・・・。


怒りの炎がメラメラと燃えております。それにしても安倍や石破のように民主主義の概念すら理解出来ぬ愚か者が政治の要職についているのですからどうしようもありません。このおつけもの!
 このままでは日本はもう海外からも民主主義国家とは見做されず、日本がよく批判する人権を顧みぬ国家の1つと見做されるようになって仕舞うことでしょう。そして近隣諸国との緊張は更に高まり、安倍氏や石破氏が大好きそうな戦争も起こりかねません。これだけ民意を露骨に無視した強行採決はそれ自体とても恐ろしく感じます。このようなことを平気で行うあの方の頭の中を拝見してみたいものです。時代錯誤な妄執だけが渦巻き、あとはスカスカなのかも知れませんけれど。

 本日の音楽は怒りを鎮めるためバッハ「ゴールドベルグ変奏曲」を聴くことに致します。暫くは鬱屈した思いが去りそうにもありません。


それではグールドの演奏を貼っておきます。

2013年12月4日水曜日

「うどん」と「特定秘密保護法案」そしてヒラリー・ハーン新譜「27の小品 / ヒラリー・ハーン・アンコール」

日の昼食は「うどん」です。


デザートには「杏仁豆腐」を買って参りました。

 記事を書き込む欄が表示されず更新出来ませんでしたが、設定をデフォルトに戻し、インターネット・キャッシュを空にしたところ表示されるようになりました。これでやっと更新が出来るようになりました。

 「特定秘密保護法案」に関して、これだけ各方面から反対声明が出されているのにもかかわらず、政府は参院でも強行採決で通そうとしています。国連の人権委員会もこの「特定秘密保護法案」に関しては問題であるとの見解を発表致しました。民主主義を標榜する先進国に対して国連がこのような声明を発表するのは異例のことです。このままこの法案が強行採決されれば、日本は最早民主主義国歌とは見做されなくなります。とても恥ずかしいことです。私も「特定秘密保護法案に反対する学者の会」に加わり、反対署名を致しました。何とか阻止しなければ!

 ヒラリー・ハーンの新譜 'In 27 pieces | The Hilary Harn Encores' が届きました。


ヒラリー自身が企画し、アンコール用の曲として27人の作曲家に委嘱し作曲してもらった曲が収められています。2枚組です。今年5月のリサイタルでアンコール曲として演奏された、デイヴィド・デル・トレディチの'Farewell' やジェイムズ・ニュートン・ハワードの '133・・・At Least' なども入っています。日本人の作曲家大島ミチルさんの曲も入っています。不協和音を多用した現代的な曲から、メロディーラインの美しい小品まで様々な曲が楽しめます。

 本日はプロモーションの映像を貼っておきます。

2013年11月25日月曜日

「林檎」と「ヒラリーハーン・ネスソンス/バーミングハム市交響楽団・コンサート」そしてシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食はまた「林檎」で済ませました。


昨日はヒラリー・ハーンネルソンス/バーミングハム市交響楽団のコンサートに行って参りました。


プログラムは、ワーグナー:歌劇「ローエングリン」~第1幕への序曲シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」そしてチャイコフスキ「交響曲第5番」でした。アンコールはヒラリーがバッハ「パルティータ第3番」から、ルールとジグの2曲を演奏してくれました。オーケストラのアンコールはエルガー「朝の歌」でした。
 ネルソンスは指揮のスタイルも曲の解釈も独創的なところがあるように感じましたが、とてもよい演奏だったと思います。もちろん、ヒラリーのシベリウスは完璧でした。でも、その完璧さがちょっと気になります。この年齢でここ迄来てしまったら、この後はどうするのだろうと余計な心配をして仕舞います。最近は特に現代音楽への関心が高いようですけれど、古典を大切にしつつ、現代音楽へ挑戦すると言う方向に向かうのでしょうか。
 アンコールではよくバッハの無伴奏を演奏してくれますけれど、何時聴いてもその美しい音色に酔いしれます。今回は2曲も聴くことが出来て幸せでした。例によってサイン会がありましたので私もサインを頂いて来ました。


大勢の方が並ばれるので、流れ作業のように進行致しますが、私はお礼を言い、その後一言声をかけることにしています。今回は27日がお誕生日なので、「2、3日早いけれど、お誕生日おめでとう」と申し上げて参りました。満面の笑みを浮かべて、有り難うと仰って下さいました。ネルソンスにはパンフレットにサインをして戴き(上の写真)、先日ご紹介したグリモーとのブラームスのピアノ協奏曲のアルバムについて、とても気に入っていると申し上げました。こちらが恐縮するくらい丁寧にお礼の言葉をかけて戴きました。アンコールの前に聴衆にお礼の言葉を述べられ、楽団員の中で少し日本語が出来る方がいらっしゃって、その方が日本語で通訳なさると言う場面もありました。とても暖かい人柄であるような印象を受けました。と言う訳でとても楽しい一時を過ごして参りました。

 本日の音楽は先日も貼りましたけれど、シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」です。

2013年11月22日金曜日

「出講」と「ブレードランナー」と「蜜柑」そしてブラームス「ピアノ協奏曲第2番」

日は「出講日」でした。本日はDVD作戦を敢行致しました。観せたのはリドリー・スコットの「ブレードランナー」です。


最後の場面は印象的です。一角獣が記憶に残っていることに疑念を感じていたデカードが、廊下で一角獣の折り紙を発見し、その記憶が外から埋め込まれたものであることに気づき、自分がレプリカントで有ることを悟ります。しかし、大きく頷き、矢張り短命にプログラムされたレイチェルとともに新しい人生に出発します。レプリカントは複雑な感情が芽生え、人間に反抗せぬよう寿命が4年にプログラムされています。しかし、人間も、たとえその寿命が70年なり80年なりであったとしても、生物学的に寿命がプログラムされていることに変わりはありません。たとえ、短くともその人生を一所懸命生抜くことが大切なのだと訴えかけているように思われます。
 ちょっとお腹が空いたので、おやつに「蜜柑」「一壺天」を戴きました。


蜜柑は皮を剝くのに時間がかかり面倒です。

 本日の音楽はまたブラームス「ピアノ協奏曲第2番」を聴いています。


本日は、ゼルキンとアバド/ベルリンフィルの演奏を貼っておきます。

2013年11月21日木曜日

「なると金時ブレッド」と「特定秘密保護法案」と「音楽の友」そしてショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」

日の昼食は「なると金時ブレッド」です。


デザートは頂き物の「シュークリーム」と「林檎」です。昨日に引き続今日もお芋系(?)のパンを買って仕舞いました。別に悪いことはないと思うのですけれど、お芋が好きなのは何だかちょっぴり恥ずかしいような心持ちが致します。どうしてなのでしょうか?

 「特定秘密保護法案」が何やら近いうちに衆院で可決されそうな気配です。昨日の委員会では、与党議員が殆ど欠席し、裏で「維新の会」や「みんなの党」と修正協議をしていたようです。「維新の会」や「みんなの党」は保守的な党ですから、もとより本気でこの法案に反対するつもりはなく、ただ存在感を出すために修正協議をしているとしか思えません。「みんなの党」が合意した内容など本当に酷いものです。首相が第三者機関的な観点から関与すると言うものです。首相はもちろん第三者などではありません。こんな非論理的なことを言ってよく恥ずかしくないものだと感心致します。
 昨日はまた最高裁で先の衆院選に関して「違憲状態」であるが、無効ではないとの判決が出ました。地方裁判所や高等裁判所では違憲判決が出て、選挙は無効とされましたが、最高裁でまた逆戻りして仕舞いました。少なくとも、昨年衆院が解散された時、安倍総裁はその条件として今年6月の通常国会で本格的な定数是正をすると約束した筈です。それもせずに、明らかに違憲の選挙で得た議席によって、このような馬鹿げた法案を通すなどもっての他です。本当にこのような法案がなすすべなく成立して仕舞うかと思うと、本当に絶望的な気持ちになって仕舞います。

 「音楽の友」12月号が届きました。


表紙はソプラノ歌手のバルバラ・フリットリ、特集は「いま聴くべきヴァイオリニストは誰か?」と「2013年末の第九はここを聴く!」です。

 本日の音楽は「いま、聴くべきヴァイオリニスト」にも当然挙がっていた、リサ・バティアシュヴィリのショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」です。


本日はジュリアン・ラクリンの演奏を貼っておきます。