2011年8月22日月曜日

「叶匠寿庵・あも」と「お抹茶」と「泊原発・交付金制度改変」そしてチャイコフスキー「弦楽セレナード」

曜日はゼミの卒業生とお食事会を致しました。待ち合わせの時間より少し早めに出て、ヤマハに立ち寄り、それから、デパ地下で「叶匠寿庵・あも」を買いました。

本日は食欲がないので昼食は「あも」で済ませます。

せっかくですので、お抹茶を点てました。でも、こんなのでいいのか知らん?

 食事会の方は楽しい一時を過ごしました。皆、それぞれ悩みもあるようですけれど、元気にやっているようで安心致しました。和食を戴きました。夏野菜の煮浸し、鯛のお造り、豚の角煮、鯖寿司、そしてデザートにはチョコレート・スフレと果物を戴きました。

 ヤマハでは、先日ヴァイオリンのE線に「オリーヴ・ゴールド」を張りスペアがなくなってしまったので、1本買っておきました。

3割引でした。最近は、ネット通販で安く買えるので、楽器店もお安くしているようです。

 金曜日、土曜日と外食が続き少々疲れ気味。日曜日は大体ダラダラしておりますけれど、昨日はいつも以上にダラダラ致しました。本を一冊読むつもりでしたけれど、私としたことが読み始めるとすぐに眠くなり、三分の一くらいは寝ておりました。

 先日、北海道の泊原発が全国の原発に先駆け、事故後初めて営業運転を再開致しました。ストレステストを行うとのことでしたが、どうなって仕舞ったのでしょう?理屈としては、既に調整運転中であったため、これまでの安全基準でよいとのことです。でも、あのような事故が起こり、これまでの安全基準では駄目だったのに、それを見直すことなく営業運転を再開してよいのでしょうか?北海道知事の高橋はるみさんは元経産省の官僚です。経産省は玄海原発の再稼働に失敗しましたが、今度は経産省出身で原発推進派の知事がいる北海道に目をつけたようです。そして、流石元経産省官僚だけあり、住民の反対を押し切り営業運転再開に先鞭をつけました。
 殆どの皆さんはご存じないと思いますけれど、福島第1原発の事故がレベル7に引き上げられた翌日、原発交付金の制度が変更されました。まず、交付金の金額が増額され、しかも、これまではプラントの出力に応じて金額が定められていたものが、今度は発電実績に応じて決められるようになりました。どういうことだか分かると思いますが、運転している時間が多ければ交付金も多くなるということです。この結果どういうことが予測されるかと言うと、運転をしないと交付金を沢山もらえませんから、原発を止めることなくなるべく長い時間原発を稼働させようとすることになります。安全強化とは逆行する制度に知らぬうちに改変されたのです。
 とりわけ腹立たしいのは、この交付金制度の改変が、事故がレベル7に引き上げられた時に行われたと言うこと。それから、この改変は、官報に掲載されただけで、それ以外一切公表されていないと言うことです。事故の規模が大きいことが分かり運転再開が難しくなることを見越して、国民に知らせることなくこっそりと改変は行われました。こんな汚いやり方が許されるのでしょうか?それをメディアも全く報道しようとはしません。一体どうなっているのでしょう?民主党の代表選にはすっかり経産省のスポークスマンになりきり、玄海原発を再稼働をもくろみ、更迭した官僚の退職金の割り増しを許した海江田氏も出馬するようです。この国はこれだけの事故が起こっても、全く原発行政を変えるつもりはないようです。何だかお先真っ暗で、嫌になってきます。

 本日のお昼の音楽はチャイコフスキー「弦楽セレナード」です。

それでは第1楽章を貼っておきます。


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