2011年3月31日木曜日

「苺大福」とピンチョン「逆光」とモートン「忘れられた花園」そしてシューマン「チェロ協奏曲」

日は大きな書店に本を買いに、1キロ程離れたショッピングモールに行って参りました。本日はお天気がよく、例によって足早に歩いたため少し汗ばみました。昼食は「サンドウィッチ」です。

ついでに「苺大福」を二つ買いました。

 トマス・ピンチョンの新しい小説「逆光」の翻訳が出ていたので思わず買って仕舞いました。

上下2巻、1冊4500円ほど致しました。お高いので、後で原書を買って読もうかとも思ったのですが、原書でも結構するのではないかと思い購入致しました。でも、帰ってから Amazon で調べて見たら、ペーパーバックが出ていて2000円程度で買えることが分かりました。ショックです。右側にあるのは2004年に出た Mason & Dixon と言う小説ですが、800ページ程あり結構高かった覚えがあります。ピンチョンは難解な作家ですので、読むのに時間がかかりました。今回の「逆光」( 'Against the Day' )も上下で1700ページ程あります。日本語の方が多少読むのが早くなりますからいいことにします。(本当は、よくありませんが・・・。) ピンチョンと言う作家は、ジェイムズ・ジョイスのように一語一句に拘る作家ですので、翻訳だと間違っているところがあるのではないかと落ち着きません。矢張り、原書で読んだ方が落ち着いて読めます。翻訳を読んでみて面白かったら、また原書で読み返そうと思います。
 もう一つのケイト・モートン「忘れられた花園」は英国の 'The Times' 誌でベストセラーNo.1になった小説です。読んだらまた解説などを致したいと思います。

 バタバタしているうちに3月も今日で終わりです。明日からはもう新年度、講義の準備なども始めなければなりません。結局、今年もゆっくりする時間はありませんでした。やれやれ。

 本日のお昼の音楽はジャクリーヌ・デュプレの演奏で、シューマン「チェロ協奏曲」を聴いております。

それでは第1楽章を貼っておきます。


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