2011年4月18日月曜日

「デニッシュホーン」と「不空羂索観音」と「原発」そしてベートーヴェン「第九」

日は、お昼を挟んで講義があり昼食を取る時間がございませんでしたので、先ほどやっと戴いたところです。

「さつま芋のパンプキンロール」「デニッシュホーン」を戴きました。少々享楽的な昼食となりました。お紅茶が切れておりましたので何時もの「アールグレイ」を買うつもりでしたが、「チャイ」のティーバッグがありましたので買ってみました。ミルクをたっぷり入れて戴きましたが、なかなか美味しいですよ。それから、チーズと「贅・ふんわりヴァニララテ」も買っておきました。

 土曜日に私の好きな仏像を幾つかご紹介致しましたけれど、1つ大切なのを忘れておりましたので、追加しておきます。東大寺法花堂(三月堂)の「不空羂索観音・日光、月光菩薩像」です。

「不空羂索観音」はあらゆる衆生をもれなく救って下さる観音様です。その力強い合掌ときりっと唇を閉じた強い意志を感じさせるお顔、それと、両側の日光・月光菩薩のそっと合わされた合掌と穏やかな表情が対照的です。その対象がとても印象的です。私もかくありたいと思います。強さと優しさを兼ね備えられたらと思うのです。それには、もっと色んな面で強くならないと!

 今朝の朝日新聞に原発に関するアンケートの結果が掲載されていました。廃止もしくは縮小派が事故以降41%に上がったと言うことですが、まだ半数以上は現状維持・推進派だと言うことです。その内訳は女性がほぼ半々、男性に現状維持・推進派が多くなっています。こんな事故があった後でもこれですか?と少々嫌な気分になりました。特に男性の愚かさにはほとほと呆れます。戦争や環境破壊を行ってきた男性にはそろそろ退いた方がいいのではないでしょうか。昨日は東京電力が今後の行程について発表致しましたが、とてもその通りになるとは思えません。むしろ、次から次へと問題が起き、また、状況が当初の説明よりずっと危機的であることも分かり、本当に事態を収束させることが出来るのかとても心配です。

 昨夜は「Jin」を観て仕舞いました。「N響アワ-」は録画しておいて、その後観ました。スービン・メータさんが来日されチャリティー・コンサートで指揮をして下さいました。本当に有り難いことです。放送されたのは「G線上のアリア」とベートーヴェン「交響曲第9番」です。本日は久しぶりにフルト・ベングラーのバイロイト版で第九を聴きました。

それではカラヤンで一部を貼っておきます。


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