2011年4月7日木曜日

「おいなりさん」と「あんころ」と「悪夢」そしてまたまたバッハ「無伴奏」

日の昼食は「おいなりさん」「あんころ餅」です。

昨夜また怖い夢を見ました。何故か友だちの実家にお邪魔しています。お風呂上がりで、友人の所に泊まる際何時も借りるパジャマを着始めますが、夜遅いのにも拘わらずこれから散歩に出ると言うので、厚地のパジャマにフード付きのパーカーを羽織ります。外に出ると何故か私一人。雨の中を自転車で出かけます。田舎で辺りは真っ暗です。暫く行くと益々寂しくなって参りましたので、引き返そうとします。すると何時の間にか、私は徒歩になっていて、しかも、暗い洞窟の中にいます。暗くて先がどうなっているのか分かりませんので、不安になり踵を返して歩いて行きますと、幼い子供とすれ違います。やがて洞窟は行き止まりになり、折り返して石の階段がありましたので上って行きますが、あの子は何処に行ったのだろうかと気になって、また引き返します。しかし、子供の姿は見あたりません。それで更に暗闇を進んで行くと、私の身体に死体が覆い被さります。その瞬間これは夢であってきっとお布団の重みを感じているのだと思い、眼を覚ましてお布団をはね除けようと手を伸ばします。すると手に細く干からびた誰かの手を感じ、叫び声を上げようとしたところで今度こそ本当に目を覚ましました。その後暫くは眠れず、本日は睡眠不足です。尚、鼻水は止まりました。

 福島第一原発1号機に昨日から窒素の注入が始まりました。発表では、水素爆発を防ぐ予防措置として行うと言うことです。しかし、今朝の朝日新聞によりますと、1号機は放射線量などから判断すると燃料棒の70%くらいが破損しているとのことです。ジルコニウムから出る水素と、放射線によって水が分解して出来る水素と酸素が増えていることを考えれば、「予防措置」などと言う悠長なお話しではなく、絶対に何らかの手立てを打たなければならないような大きな問題です。それを何故危険はないが、予防措置として行うなどと言うのでしょうか?きちんと危険性も含め正確な情報を流して頂かないと、信頼性が揺るいで仕舞います。

 福島第一原発の原子炉内の放射性物質は MOX 燃用を使っている3号機のプルトニウムだけでも全人類の致死量を遙かに超えています。しかも半減期は24000年です。そんなものを管理出来ると考えるのは傲慢としか言いようがありません。穴を塞いだり、汚染水を除去すらなかなか出来ない実情を見ると、人間の科学の力を過信してはいけないとつくづく思います。

 本日はまた先日購入致しました庄司沙矢香「Bach & Reger」を聴いております。

本日はギル・シャハムの演奏で「パルティータ2番」アルマンドとクーラントを貼っておきます。


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