2012年8月14日火曜日

「ミニとろろ蕎麦」と「○○ポン」と「騙される罪」そしてベートヴェン「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「ミニとろろ蕎麦」です。


おやつに「水羊羹」も買って参りました。デザートは「桃」です。

 実は私としては極めて珍しく昨夜から「ゲリポン」です。(少々品のないお話しですけれど。)今朝は食事を抜きました。朝から講義を2コマしなければならなかったのですが、力が入らなくて困りました。暫く断食しようと思ったのですけれど、これではいけないと思い、象化のよさそうなお蕎麦を少し戴くことに致しました。ところで、私の家では古来(?)「○○ポン」と言っているのですけれど、一般的な言い方なのでしょうか?余り他の人が言うのを聞いたことがありません。母がこういうので私も当たり前のように使って参りましたけれど、最近、もしかしたら私の家だけで使われている言葉ではないかと言う疑念が浮かんで参りました。皆様はどう呼んでいらっしゃるのでしょうか?

 先日朝日新聞で伊丹十三が第二次世界大戦のことに関して、エッセイで「騙されるのは罪だ」と書いていると言う記事がありました。日本国民は軍部や政治家に騙されて戦争に突き進んだ訳ですけれど、騙す方もわるいのですけれど、騙された方にも責任があると言うことです。確かに戦時中は教育や言論の弾圧があり、騙されやすい環境にはありましたが、軍部や政府の言うことを鵜呑みにせず、自分でしっかりと考えれば、戦争が誤りであったと考えることも出来たと思います。
 原発の場合も同じです。電力会社を初めとする原子力村のPRを鵜呑みにせず、自分で情報を調べしっかりと考えれば、原発の危険性や非人道性は理解出来た筈です。国民を騙す手口は巧妙になっておりますが、同時に、現在は入手出来る情報も多くなっています。騙されたと言う言い訳は通用しません。
 大飯原発の地質調査が行われることになりましたけれど、受注する会社は三菱グループ系の「ダイヤコンサルタント」と言う会社です。この会社は30年前、大飯原発の地質調査をした会社です。不備のある調査をした会社がまた調査をすると言うのはおかしな話です。今回、破砕帯を活断層だと認めれば、自分が行った調査を間違いだと認めることになります。しかも、大飯原発の原子炉を納入したのも同じグループ企業の三菱重工です。とうてい客観的な調査は望めません。このような企業に調査を依頼する関電は一体何を考えているのでしょうか?騙されないようにしなければいけません。

 本日の音楽はベートヴェン「ヴァイオリン協奏曲」です。


本日はレーピンの演奏を貼っておきます。指揮はゲルギエフです。明日は所用があり大学には来ませんのでブログもお休みです。

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