2012年5月19日土曜日

「チョリソーロール」と「珈琲」と「核燃料サイクル」そしてベートヴェン「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「チョリソーロール」「スコーン」です。


食パンも買い、それからスターバックスで珈琲豆(Pike Place Roast, Medium)も買っておきました。

 最近忙しくてブログの記事も少々手抜きになっておりました。失礼致しました。かと言って、今日から充実した記事を書けると言う訳でもございませんけれど・・・。
 先日、「核燃料サイクル」のあり方を検討する内閣府原子力委員会の小委員会で、再処理と直接処分とを併用するとの結果が纏められました。やれやれ、何だか訳が分かりません。これまでも申し上げましたように、他の国は相次ぐ事故で再処理を断念しています。日本でも六カ所村の再処理工場は2004年から、相次ぐ事故で稼働出来ず、これまで計18回稼働を試みましたが、直ぐに事故を起こし動いていません。現在は、ガラス固化の装置が詰まって仕舞い、どうしていいか分からずそのままになっています。しかも、稼働していなくても年間1100億円の経費がかかっています。これは補助金を含まない額です。六カ所村は全国一住民の所得平均が高い自治体で、一人あたりの年収が1300万円以上あります。それは全て補助金のお陰です。再処理工場を稼働するにはこれから更に最低19兆円以上の経費がかかるとのことです。また、核燃料サイクルに必要不可欠な高速増殖炉「もんじゅ」はご存じの通り、1991年に完成してから事故続きで1kwも発電していませんし、全く稼働する見込みはありません。それでも、維持するだけで1日5000万円以上の経費がかかっています。
 それなのに、まだ「再処理」を止めようとしないのは何故なのでしょう?こんな無駄遣いするくらいなら、福島第一原発の被災者にもっと手厚い援助をすべきではないでしょうか。

 本日のお昼の音楽はベートヴェン「ヴァイオリン協奏曲」です。


この曲をコンサートで聴いたのは、五嶋みどりさんとヤンソンス/バイエルンの演奏でしたが、最も心に残るコンサートの一つです。五嶋みどりさんは30周年の今年、お寺や教会を巡るツアーを行います。演奏されるのはバッハの無伴奏です。是非聴きに行きたいのですけれど、日程などの関係で行けるかどうか今考えているところです。何としてでも聴きに行きたいのですが・・・。
 本日はレーピンの演奏を貼っておきます。

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