2012年3月1日木曜日

「チョリソーロール」と「言葉とイメージ」そして諏訪内晶子「スラヴォニック」

日の昼食は「チョリソーロール」「スコーン」です。


デザートは本日もです。
 チョリソーロールは美味しいのですけれど、形態がちょっと芋虫を思い出させ・・・。ジェイムズ・ジョイスの『ユリーシーズ』と言う小説で、牡蠣のことが "clots of phlegm" と表現されています。私は、知識を皆さんと共有するため牡蠣料理を戴くときには何時も、この知識を披露致し顰蹙を買っています。因みに、Oxford English Eictionary では、"cunt" の初出は『ユリシーズ』となっております。演習で取り上げたこともありますが、これはちょっと訳しにくいです。そう言えば、アンドレ・ブルトンと並び、シュールレアリズムの先駆者であったルイ・アラゴンの作品に Le Con d'Irène と言う小説がありますが、日本語の翻訳では「イレーヌ」となっています。(白水Uブックス)

 本日のお昼の音楽は諏訪内晶子「スラヴォニック」に致しました。昨日のフレンチ・ソナタとは対照的に土臭い音楽です。でもこちらも好きです。


本日はドヴォルザーク「4つのロマンティックな小品」をスークの演奏で貼っておきます。以前よく友人にピアノ伴奏をしてもらって弾いていた懐かしい曲です。最近は弾いておりませんでしたが、後で弾いてみようか知らん。



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