2011年10月4日火曜日

「チーズブレッド」と「一壺天」と「グールドの命日」そしてバッハ「フーガの技法」

日の昼食は「チーズブレッド」です。


デザートは林檎、おやつにはまた「一壺天」を戴くことに致します。


これは昨日の写真です。本日も1個だけ戴きます。

 ここのところ散財が続きましたので、現在、財政引き締め政策を実施中です。


オフィスにはこんなものも置いてありますけれど、時たま学生が1円玉を入れてくれるだけです。


お賽銭箱や「おみくじ」もありますよ。お賽銭箱を覗いて見たところ5円玉が1枚と1円玉が数枚入っているようです。1万札でも入れてくれたらきっと御利益があるのに!と言う訳で(?)緊縮財政は暫く続きそうです。

 本日はグレン・グールドの命日です。1981年、「ゴールドベルク変奏曲」の2度目の録音をして間もなく亡くなられました。素晴らしい演奏を残して下さったことに感謝しつつご冥福をお祈りしたいと思います。本日はバッハ「フーガの技法」を聴いております。


「フーガの技法」はバッハ最後の作品です。最後の「未完成のフーガ」が239小節で突然中断されたまま終わっています。終わり近くにBACHと言う音が挿入されていますけれど、バッハ自筆譜には息子のカール・フィリップ・エマヌエル・バッハにより、、「作曲者は、 "BACH" の名に基く新たな主題をこのフーガに挿入したところで死に至った("Über dieser Fuge, wo der Nahme B A C H im Contrasubject angebracht worden, ist der Verfasser gestorben.")」と記されています。(後の研究者によると、この部分の執筆時期はもう少し前なのではないかと推測されていますけれど) いずれにしても、最後の作品の最後の部分に刻み込まれた BACH の音は、私には何やらバッハ自身が曲に刻み込んだ墓碑銘のように感じられます。
 本日はピアノ版で、コントラプンクトゥス1番と4番を貼っておきます。



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