2011年9月26日月曜日

「お手製・栗しぼり」と「N響アワー・ETV特集」そしてチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」

日は、昨夜少々戴き過ぎたせいか食欲がございませんので、昼食代わりにお菓子を少し戴くことに致します。今日から大学が始まり、午前中にも一コマ講義がありました。学生が帰省のお土産を持って来てくれました。


「めんべい」「バウムクーヘン」です。(箱で頂きました。)

昨日は、栗を仕入れに車で片道一時間ほどかけて、栗園に行って参りました。立派なを1キロ買って参りました。


前日にすき焼き用のお肉を買ってありましたので、お夕食は「栗ご飯」「すき焼き」でした。
でも、態々時間をかけてよい栗を仕入れに行った第1の目的は美味しい「栗しぼり」を作るためです。作りました。これです。


どうですか?美味しそうではありませんか?目標は京都・老松の「栗しぼり」。秋に京都に行かないと戴けませんので、自分で出来ないかと作ってみた次第です。ネット上や本にもレシピは載っていますけれど、それは無視して自分の思い通りに作ってみました。
まずは、栗を50分程茹で、皮を剝いてすり鉢で潰し裏ごししました。(滑らかな生地になるよう、すり鉢で1時間近くかけて擂り潰しました。)少々ぱさついているようでしたので、つなぎに牛乳を少々入れました。それから、甘みを出すために和三盆を少し加えました。擂り潰しながら少しづつ加え、生地の硬さ、甘みを調節致しました。最後にスプーンで適量を取り、ラップに包んで絞りました。それで、出来映えは?・・・ 初めての試みでしたが、結構美味しく出来ました。老松の「栗しぼり」の栗の香り、味には劣りますけれど、かなり近づけたように思います。その辺の和菓子屋さんの栗しぼりより美味しいと思います。
大粒の栗を10粒使い、8個の「栗しぼり」が出来ました。日持ちがしないので、昨夜3個、本日2個戴き、1個お隣の女性の先生に差し上げました。(まだ、感想は伺っていません。)自宅にあと2個残っています。

昨夜は私としては珍しくテレヴィを長時間見て仕舞いました。N響アワーと、その後のETV特集「原発事故への道程」後編です。N響アワーは辻井さんの演奏でチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」でした。なかなかいい演奏でしたね。「ETV特集」は、原子力政策の中心にいた官僚・研究者・元東電副社長などからなる非公式な研究会「原子力政策研究会」の録音記録に基づいて製作されています。安全性に問題があることを認識しながら、それを無視して進められた日本の原子力政策の姿が浮き彫りにされています。その研究会は今も続いています。福島第一原発の事故があったにも関わらず、日本の原子力政策を進めてきたこの方たちに反省している様子は窺えません。この期に及んで、まだ日本は資源がないので原子力は必要だなどと仰る方もいらっしゃいます。ウランの埋蔵エネルギー量が石油・天然ガス・石炭よりも少ないことを知った上でおっしゃっているのでしょうか?しかも、日本はオーストラリアなどからウランを輸入していますけれど、ウラン採掘現場では原住民の方が働き、被曝して癌に冒されている事実すらご存じないのでしょうか?無責任としか言いようがありません。
また、今朝の新聞では、原発立地が問題になっている山口県・上関町の町長選の結果が出ておりましたけれど、推進派の原色が当選されたそうです。現在、工事は中止されていますけれど、これからどうなることやらとても心配です。

本日のお昼の音楽はチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」に致しました。


それでは。マルちゃんの演奏で第1楽章を貼っておきます。



0 件のコメント: