2013年1月30日水曜日

「あんぱん・カレーパン」と「夢」そしてグラズノフ「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「あんぱん」「カレーパン」でした。


 一昨夜,また体温調節が効かなくなって身体に震えが来ました。以前も書いたことがあるかも知れませんけれど,そんな時には必ず幼い頃に見た「夢」の中の光景を思い出します。
 4歳か5歳の頃,麻疹に罹り高熱を出しました。その時,熱に魘されながら見た夢です。その光景と言うのは,寒い冬の夜,私の住む街の上空,家々の屋根より少し高い所を飛びながら目に映る光景です。恐らく,それは,自覚的ではなかったにせよ,私が初めて死を意識した瞬間だったのだと思います。ですから,身体が冷え切った状態になって振るえていると,死とはこのように身体が冷たくなって行くことなのだと感じながら,その夢の光景を思い浮かべるのだと思います。
 でも,不思議なものです。そんな幼い頃に見た夢の光景を覚えているなんて!夢には記憶に繋がる特殊な通路があるようです。例えば,小学生の頃に見た夢の光景を,夢の中で見ることがあります。おきているときには全く思い出しもしない小学校の校庭の細部が,夢の中で明瞭に甦るのです。或いは,ずっと昔に見た夢に出てくる架空の場所に夢の中で訪れることもあります。意識の上では記憶していないことも,無意識の世界では残っているのでしょうね。

 本日のお昼の音楽はグラズノフ「ヴァイオリン協奏曲」です。


本日はヒラリー・ハーンの演奏を貼っておきます。

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