2013年1月26日土曜日

「お好み焼き」と「憲法」そしてシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は久しぶりに「お好み焼き」に致しました。


「苺」も買いました。何時もの「博多あまおう」が余り新鮮そうではなかったので,今回は「佐賀ほのか」です。それから,除菌ハンドソープが切れそうだったので,詰め替え用を買って参りました。私は過度の潔癖性ですから,除菌ウェットティッシューや除菌ハンドソープは必需品です。

 今日はとても寒かったです。お買い物の行き帰り,耳が切れるように冷たく,顔のお肌がつっぱりました。

 本日はまた「憲法」のお話しを少ししておきたいと思います。自民党の憲法草案はお読みになったことがありますか?近代憲法とはとても思えません。ドイツのワイマール憲法など,近代憲法は権力者の権力を制限し,市民の人権を守るために作られました。それこそが憲法の理念です。しかし,自民党の憲法草案はむしろ市民の権利を抑圧し,権力者が支配しやすいように考えられたものとしか思えません。「公共の利益」などと言う言葉を持ち出しますが,例えば,原発推進を国が決めれば,電力の安定供給と言う名目の元で,それは「公共の利益」となって仕舞います。それ故,現在行われている原発に反対する集会なども,禁止される恐れがあります。その他,教科書検定を強化するとも言っておりますね。自民党文教族によると,過去の侵略戦争を反省すると,それは自虐的歴史観になって仕舞うようです。
 戦前の日本はお世辞にも近代国家などと呼べるものではありませんでした。現在辛うじてそう呼べるとしたら,それは「憲法」のお陰です。自民党や維新の会が言うように憲法が改正されたら,日本はまた前近代的な国家に逆戻りして仕舞います。そうでなくとも,日本はまだまだ様々な面で,前近代的なところが残っています。例えば,女性の働く環境は未だに劣悪なものであり続けておりますし,様々な面で差別が残っています。むしろ,人権を擁護する仕組みを強化しなければならないのに,抑圧するようにされては堪ったものではありません。気分や,口先だけのプロパガンダに流されることなく,しっかり考えなくてはならない問題だと思います。

 本日の音楽はシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」です。


それではヒラリーの演奏を貼っておきます。このコンサートが何年のものなのか書いてなかったので正確には分かりませんが,CDがリリースされたのが2008年で,ヒラリーが18歳くらいの時ですから,恐らくその頃の録画だと思います。まだ,幼いですね。

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