2012年1月14日土曜日

「センター試験」・・・そしてバッハ「ゴールドベルク変奏曲」

日はセンター試験でした。
 朝は6時30分に起きました。まだ外は暗く人間が起きていい時間ではありません。人間は夜行性ではないのですから、お日様がしっかり昇ってから起きるのが本当です。
 1科目目は社会。今年から地歴・公民を同じ時間帯で行うように変更されました。受験生は前もって登録し、それに基づいて、地歴の問題のみ、地歴・公民、公民のみを振り分けて配布します。私の担当した部屋は中講義室で収容人数は80人でした。配布や説明の時間が足りず、試験開始を5分繰り下げました。私は、せっかちで動作が機敏なので、配布や回収普通の人の倍くらい出来ます。その私がいたのにも拘わらず時間が足りないと言うことは他の試験室もきっと時間が足りなかっただろうと思っていたところ、矢張り、大きな教室で2科目受験の部屋は全て時間が足りず開始時刻が繰り下げになっていました。全国的にもそういうところが多かったのではないかと思います。多分来年は学生や監督をする教員の集合時間を早くするようになると思います。私の担当した部屋は、私の他は定年前の教授と50代後半くらいの女性の助教の先生でしたが、動作が少々遅いのでイライラして仕舞いました。悪い癖です。それに、今年は説明分がまた増え、地震の際の注意や、不正に対する注意事項が加えられていました。毎時間同じ説明を長々と聞くのも大変だと思います。
 お昼休みはは実質25分。時間がないことは分かっていたので、お弁当を頼んでいました。


美味しくない上に量が多すぎましたが、残したくないので無理して全部戴きました。そのせいか、(何時も?)食後の2科目目・国語の時間は眠くて仕方ありませんでした。実を言えば何度か数分間失神していたかも知れません。(ここだけの話にしておいて下さい。)
 最後の、リスニングはとても神経に悪い科目です。トラブルがあった時の対応がややこしく、おまけに、通常の試験終了後、再開テストをしなければならない場合があるので、受験生が手を挙げたらどうしようとビクビクしています。でも、トラブルもなく無事終了しました。ある受験生が、ICプレーヤーを机の右側の縁に置いていて、肘が当たったら落ちそうなのでヒヤヒヤしていました。
 受験生の皆さんも大変ですね。私はセンター試験と個別試験を一つ受けただけですけれども、大学を一校だけ受ける受験生はむしろまれで、大多数は複数の大学を受験するのだと思います。悔いの無いようしっかり頑張って下さい。
 兎に角疲れました。殆ど休みもなく一日中監督するのは大変苦痛です。特に、何もしてはいけないと言うのは本当に堪りません。時間が経つのがとても遅く感じられます。でも無事に終わってホッとしています。明日はゆっくり寝ます。

 本日の音楽は、疲れを癒すためバッハ「ゴールドベルク変奏曲」を聴いています。


それでは全曲をグールドの演奏をどうぞ。







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