2010年4月27日火曜日

読書会と「のだめ」24巻とパガニーニの「24のカプリース」

日は読書会の日です。今回はナム・リー「ボート」を読みました。

ナム・リーは幼い頃両親と共にヴェトナムからオーストラリアへボートピープルとして移住し、メルボルン大学を卒業後、アメリカに渡り、アイオワ大学の創作科に学び作家活動を開始致します。この作品は短編集で、タイトルとなっているボートピープルを扱った「ボート」、それ以外の短編もコロンビアの青年を扱った「カルタヘナ」、原爆投下直前のヒロシマに生きる少女を描いた「ヒロシマ」など、様々な国の困難を抱える人物を扱っています。帯にある通り、様々な賞を受賞しております。少々疑問点もないわけではございませんが、優れた作品であることは間違いありません。
 本日は読書会でケーキを戴きましたので、地味な昼食に致しました。「鶏南蛮バーガー」と「あずき・うぐいすパン」です。

「のだめカンタービレ」第24巻も買って参りました。もう読んでしまいましたが、またじっくり読み返すつもりです。ここのところ、特にパリ編以降は千秋が主人公のようになっていますね。「のだめカンタービレ」の
面白さは、のだめの強烈なキャラクターが眼目だと思いますので、もう少しのだめ自身を前面に押し出して戴ければと思わないこともございません。
 
 本日のお昼の音楽は、神尾真由子の演奏でパガニーニ「24のカプリース」を聴きました。

それでは、神尾真由子の演奏で、24番を貼っておきます。


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