2012年9月18日火曜日

「味わいクリーム 白玉あずき」と「維新の会」そしてサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」

日の昼食は「冷やしうどん」でした。


それから「味わいクリーム 白玉あずき」も買って参りました。実家より戻りました。3日間でしたが、美味しいものを戴き、ゆったりとした気分で過ごして参りました。

 本日は帰る早々会議続きで先程終わったところです。明日もゼミと会議があります。そして来週からは大学が始まります。やれやれ。先日のクイズですが、答えは1の「おはぎのみを戴いた」です。「豆大福」は家に持ち帰り翌朝戴きました。

 中国で反日デモが拡がっているようです。政府に対する不満のはけ口にもなっているようですけれど、放火・破壊・略奪なども起こっています。これも両国がナショナリズムを煽った結果です。私たちはデモに参加しているのは極一部の人たちであることを忘れてはなりませんし、このような醜い行為を見て我が身を振り返り、無益な煽動に惑わされず冷静に対応する必要があると思います。

 昨今の政治情勢に関しては、これまでも書いたように、とても不安を感じています。自民党の総裁候補者は全員、原発推進派で憲法改正論者です。それに、話題の「維新の会」も改憲を行おうとしています。改憲論者は、よく、日本国憲法は押しつけ憲法であり、自主憲法を制定すべきだと言いいますが、それは間違いです。誰が草案を書いたにせよ、この憲法は、二つの大戦を反省し、平和への理想が盛り込まれています。そして、戦前の帝国憲法が権力者側に主権を認めていたのに対し、主権を国民の手に取り戻し、国民の権利を守る憲法になりました。謂わば、市民が主権を取り戻したのです。改憲論者のレトリックに惑わされ、改憲を許せば、日本は徴兵制が敷かれ、軍隊を持ち、人権が抑圧されるようになって仕舞います。決してそんなことを許してはなりません。
 「維新の会」と言うのは極めて特殊な集団です。橋下氏の人気に群がった人たちばかりで、殆どのことは橋下氏1人で決められています。文楽に対する補助金のことが話題になりましたが、そればかりではなく、例えば「人権博物館」も橋下氏個人の独断で補助金を打ち切られようとしています。「人権博物館」は部落問題や少数民族問題などの歴史的資料などを展示した修学旅行生などもよく訪れる施設です。私個人としては日本の差別の歴史を風化させないためにも貴重な施設だと思います。もちろん、きちんとした根拠を示して検討した上で補助金を打ち切るのなら仕方ないのかも知れませんが、「文楽」でも「人権博物館」でも橋下氏個人が思いつきで恣意的に決めるのはおかしいと思います。所謂「維新八策」にしてもそうですが、自分の見解に100%従わなければ排除すると言うやり方には恐怖を感じます。また、瓦礫の処分問題でも、地元説明会で、自然界でも放射能を浴びているなどと言う原発推進派の人たちがよく使うまやかしのレトリックを繰り返し、また、国の基準に照らして安全であるとも言っています。大飯原発再稼働の時には、国の定めた暫定基準では安全が確保されたとは言えないと仰っていましたが、今度は国の基準を満たしているから安全なのだと言うのですか?そして最後には、説明会で意見を聴いて方針を変更することはないとはっきり言っています。(この模様はYouTube でも見ることが出来ます。) ご自分でも言われているようにまさに独裁者です。それによく嘘もつかれます。維新の会を立ち上げた時には国政への進出は絶対にないと言っていましたが、府知事から大阪市長に鞍替えして1年も経たぬうちに国政へ進出し党首になられるそうです。地方から国を変えるとしきりに仰っていましたけれど、あれはどうなったのですか?

 本日の音楽はサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」です。


本日は諏訪内さんの演奏で聴いています。それではジャニーヌ・ヤンセンの演奏をどうぞ。

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