2012年9月1日土曜日

「おむすび」と「日本の政治」そしてイザイ「無伴奏ヴァイオリンソナタ」

日の昼食は「海賊むすび」です。


それから、「みたらし団子」も買いました。今朝は、トーストとシリアル、プレーンオムレツ、サラダ、ミネストローネでしたので、昼食はご飯ものに致しました。でも、「海賊むすび」だなんてちょっと買うのが恥ずかしかったです。

 先日来の尖閣諸島・竹島問題、原発問題もそうですけれど、最近の日本の政治情勢に私はとても不安を感じています。最近の世論調査では、次の選挙で投票する政党で一番多いのは「自民党}(!)、次は「維新の会」となっています。どう言うことなのかと思って仕舞います。自民党は相変わらず利権政党であり、原発を推進し公共授業に巨額の予算を注ぎ込むと言っています。「維新の会」は、原発に関しては脱原発と言っていますけれど余り信用出来ません。それよりも、改憲、管理教育など、極めてナショナリスティックでタカ派的色彩の強い政策を掲げています。「自民党」にしても「維新の会」にしても、大きく言えば、戦前的な国家優先、国民は国家のために存在すると言う立場を取っているのだと思います。憲法は、元々、国家権力から国民を守るためにあるものですけれど、安倍氏や橋下氏などの改憲派は、国家権力を強化し、国民の人権を抑制する戦前のような憲法にしようとしています。教育に関しても、極端に言えば、国家のために命さえ投げ出せるような、国家のために尽くせる人材を育成出来る教育を目指しているようです。大雑把な言い方ですけれど、大きく分ければ、国民より国家優先であることは間違いないと思います。
 私はもちろん国家のために国民があるのではなく、市民のために国はあるのだと考えています。少なくとも、日本国憲法はこのような国民主権を保証して参りました。それが、次の選挙で「自民党」+「維新の会」が大勝でもして、憲法改正でもされて仕舞ったらと思うと怖くて仕方ありません。最近の領土問題を巡るナショナリズムを煽るような報道や、橋下人気などを見ているととても不安になって仕舞います。杞憂に終わればいいのですけれど・・・。
 問題は、民主党が野田政権になって殆ど自民党と同じようになって仕舞ったことです。私は社民党などはもっと勢力を伸ばしていい政党だと思っていますけれど、現状では急激な躍進は望めません。脱原発を掲げるリベラルな人たちが結集して新たな政党が出来れば一番いいのですけれど、それも次の選挙までには無理そうです。私たち有権者としては、政党は何処であろうとも、一人一人の候補者を判断し、脱原発・市民派の候補者に票を投じる他はないのかも知れません。今はとても大切な時だと思いますので、決して棄権することなく、しっかりと判断して一票を行使しなければならないと思います。

 Amazon からのお知らせでフランク・ペーター・ツィマーマン「イザイ無伴奏ヴァイオリンソナタ」(全曲)が何と999円で出ていましたので購入致しました。


本日はヒラリーの演奏で3番よりバラードを貼っておきます。

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