2011年6月6日月曜日

「くるみパン・ポンデケイジョ」と「変なものシリーズ1:骸骨」とベートーヴェン「3大ピアノソナタ」

日は例によって昼食が今頃になりました。本日は「くるみパン」(また!)と「ポンデケイジョ」です。

 本日から私の所にある「変なもの」をご紹介致します。第一段はこれです。(何時まで続くか分かりません。)
ドイツ製の厚紙で出来た骸骨です。丸善で購入し自分で組み立てました。医学生用のものらしく、一つ一つの骨にラテン語の学術名と英語の名前が付いています。骨の名前が立体的かつ視覚的にすぐ分かる優れものです。この骨の名前はなんだったか知らんと思った際などにはすぐに調べられ、とても便利です。是非一家に一体欲しい必需品です。皆様も一体ご購入されては如何でしょうか?組み立てる時にも人間の骨格が正確に分かりお勉強になりますよ。ご家族、お友だち同士で組み立てれば楽しさもまた倍増!

 原発は益々酷い状況になっているようです。1号機建屋に湯気が漏れており、最高で4000ミリ・シーベルト/h の高い放射線が検出されました。この値は、10分もいれば急性症状を起こしかねない途方もなく大きな数字です。明らかに格納容器が破損しています。1~3号機全てで格納容器が破損していることが明らかになりましたが、その原因は容易に推測出来ます。つまり、メルトダウンした炉心が圧力容器ばかりでなく、格納容器にも穴を空け建屋内に漏れ出していると言うことです。この儘では作業も出来ず、何時になっても安定的な冷却が出来ないばかりか、高濃度放射性物質が長期間にわたって放出され続けることになります。先日は、原発の敷地の外1.7キロの所でプルトニウムが検出されました。極めて恐ろしいことです。これからどうなるのか、事実が明らかにされる度に、当初の発表より事態が深刻であることが明らかになって行きます。どこまで汚染が拡がって行くのか不安に苛まれております。
 内閣不信任案は否決されましたが、結局管首相は早期退陣することになりました。次は誰がするのか分かりませんが、よくなる保証は全くありません。少なくとも、原発問題に関しては、管首相は、浜岡原発を止め、原子力行政の見直しを検討して、2020年代の早い時期に自然エネルギーの占める割合を20%以上にすると言っています。自民党などが主導権を握ると、ほぼ間違いなくまた原発推進に逆戻りし、電力行政の見直しはなされることなく終わりそうです。自民党が批判するのか構いませんけれど、自分たちが築き上げてきた利権にまみれた原子力行政を総括し、これから原発をどうするのかはっきりした見解を出すべきです。

 本日のお昼の音楽は久しぶりにベートヴェン「3大ピアノソナタ」を聴いております。

それではツィメルマンの演奏で第8番「悲愴」を貼っておきます。






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