2009年6月30日火曜日

「1Q84」(続き)と五嶋みどりのコンサートと卓球

「1Q84」、読み終わりました。プロットに関してはまだお読みでない方がいらっしゃると思うので書かないことに致します。今回、ここのところ些かマンネリ気味の村上春樹に新機軸を期待しつつ読みましたが、その点で言うと少々物足りなさが残りました。確かに読ませるのは上手いと思うのですが、小説の構成・書き方は、これまでの村上春樹の小説の焼き直しとしか思えません。テーマに関しても今回は宗教的な閉鎖されたコミュニティーや女性に対するヴァイオレンスを扱っていますが、さほど、深く考察されているとは思えません。終わり方も少々安直な感じが致します。と言う訳で些か期待はずれの感を免れませんでした。
 先日お話しした五嶋みどりのコンサートですが、数日前ティケットが届きました。1列目を希望していたのですが(Hは、演奏しているところを近くで見たいのです。)、残念なことに2列目になってしまいました。仕方ないので我慢することに致します。でも楽しみです。
 本日は久しぶりにお昼休みに卓球を致しました。結構本格的にやったので、汗だくになりました。それに、足腰が少々重く感じます。でも、いい運動になりました。尚、本日の昼食はざるそばでした。お昼の音楽は、グレン・グールド演奏の「平均律クラヴィーア」に致しました。

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