2009年4月20日月曜日

John Barth の小説とアルゲリッチ「幻のショパンレコーディング」

H氏は日曜日は必要があって John Barth の The End of the Road を読返しました。バースの処女作は The Floating Opera ですが、その直ぐ後に書かれた小説で、前者は「実存主義的悲劇」、後者は「実存的喜劇」と呼ばれます。白水u-ブックスから「旅路の果て」と言うタイトルで翻訳が出ています。面白いので読んでみて下さい。バースはピンチョンやバーセルミ、ナボコフなどと並ぶ、アメリカの所謂ポストモダン小説の中心的な作家です。
 上の写真はアルゲリッチが1965年に録音したショパンです。ピアノソナタ3番、3つのマズルカ、ノクターン3番、スケルツォ3番、ポロネーズ6番(英雄)が入っています。若い頃の録音ですが、素晴らしい演奏です。ショパンの演奏としては H が最も好きな演奏の一つです。最近聴いていなかったので一昨日オフィスに持って来て聴いています。

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