2012年6月21日木曜日

「ミニ冷やし中華」と「みたらし団子」と『原発」そしてブラームス「ピアノ協奏曲第2番」

の昼食は「ミニ冷やし中華」でした。




おやつに「みたらし団子」を買って参りました。

 また「原発」関係のことを書かなければなりません。一つは、先日発表された東電の事故報告書の件です。事故報告書と言うより「言い訳」もしくは「責任逃れ」と言った方がいいかも知れません。津波に関する想定が甘かったことは認めていますが、それは保安院・安全委員会の指示に従っただけだと居直っています。また、事故の原因は津波によるもので地震ではないと言い切っていますが、地震による損傷があったことは間違いありません。更に、緊急炉心冷却装置が動いていなかったことに気付かなかった点を指摘されると、それに関しても落ち度はなかったと居直っています。
 きちんとした検証も行わず、ひたすら責任回避をする姿勢には呆れて仕舞います。体質は全く変わっていません。このような会社に原発の稼働を任せる訳には参りません。関西電力や、九州電力、北海道電力にしてもしかり。関電などは、このような事故の後で容易に原発を稼働出来ないのは分かっていながら、1年の準備期間があったのにもかかわらず、態と電力の安定供給の準備を怠って来ました。安定供給を条件に独占体制が許容されている企業の行うことではありません。
 更に、原子力規制庁に関する法案が認められましたが、それも、ノーリターン・ルールを骨抜きにし、40年で廃炉にすると言う規程も、60年迄延長できるとの条項が加えられました。そして、一番基本になる「原子力基本法」が、自民党の強い要求により、こっそりと改訂され、「国の安全保障に資することを目的として」と言う文章が加えられました。自公案作成の中心となった塩崎恭久衆院議員は「核の技術を持っているという安全保障上の意味はある」と指摘しています。つまり、核兵器への転用が出来る体勢にしておこうと言う魂胆です。しかも、このような重要なことを、東京新聞が一面で取り上げている他は、殆ど報道されることもありません。どうなっているのでしょうか?
 これだけの事故を起こしておきながら、全く変わらない状況を見ていると殆ど絶望しそうになって仕舞います。でも絶望する訳には参りません。出来る限りのことは続けて参りたいと思います。

 本日のお昼の音楽はブラームス「ピアノ協奏曲第2番」です。


本日はポリーニとアバド/ウィーンフィルの演奏を貼っておきます。

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