2012年6月6日水曜日

「アリス=紗良・オットとパーヴォ・ヤルヴィ / フランクフルト放送交響楽団」コンサート

日の昼食は「サンドウィッチ」です。


昨日はまたブログの更新が出来ず、失礼致しました。コンサートに行って来ました。ついでに、「一壺天」とゼミの学生へのお土産に「ひよこ子」を買って参りました。

 さて、コンサートですが、とてもよかったです。


アリスはCDで聴くよりずっとよかったです。身体は華奢に見えますが、パワフルで強く弾くところではスタンウェイが揺れていました。とてもいい演奏でした。リストの「ピノ協奏曲第1番」は好きな曲なのですけれど、欠点が一つあります。短いことです。何だかあっと言う間に終わって仕舞いました。
 アリスは現在23歳なんですね。(8月で24)若い! ちょっと驚いたのは、裸足で演奏していたことです。ペダルのタッチが分かりやすいからなのでしょうか?アンコール曲はショパン・ノクターン第20番・嬰ハ短調「遺作」でした。こちらもよかったです。会場でCDを買いました。


 パーヴォ・ヤルヴィはどうもプーチンを思い出して仕舞います。似ていると思いませんか?顔はプーチンでも演奏は素晴らしいものでした。マーラーの5番はこの2月に西南ドイツ放送交響楽団の演奏を聴きましたが、それよりも格段によかったです。私は特に弦の音が気になって仕舞うのですけれど、とても綺麗でした。マーラーは管楽器をダイナミックに使う作曲家ではありますが、アダージェットとは言うまでもありませんが、その他の所でも弦の響きがとても美しいフレーズが沢山あります。それがとても美しく響いておりました。アンコールではブラームス「ハンガリアン・ダンス第5番」とシベリウス「悲しきワルツ」が演奏されました。「悲しきワルツ」は一昨年のエサ=ペッカ・サロネン/フィルハーモニア管弦楽団のコンサートでも聴きましたけれど、それに優るとも劣らない演奏でした。

 昨日授業が終わってから新幹線に飛び乗って福岡に行き、今朝は授業に間に合うように帰って参りました。帰りに初めて九州新幹線「さくら」に乗りました。「のぞみ」よりゆったりとしていいですね。

 さてさて、これからもう1コマ講義をして、その後またお仕事で出かけなければなりません。大忙しです。

 本日はアンコールで演奏されたショパン「ノクターン・遺作」とシベリウス「悲しきワルツ」を貼っておきます。



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