2013年8月24日土曜日

「焼きそば」と「汚染水」と「はだしのゲン」そしてブラームス「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「焼きそば」です。


久しぶりです。ここ3日間ブログの更新を致しませんでした。急ぎの仕事が入り更新出来ませんでした。大変失礼致しました。

 汚染水問題は最早破綻しています。タンクからも高濃度の汚染水が漏れ、今日の朝刊では、港湾内の放射能の濃度が急激に高くなっているそうです。大体、耐用年数が5年程度のゴムのパッキンで遮水するタンクで汚染水を管理しようとしたこと自体間違いです。どの対策も経費を節減しようとしていることが明らかです。最早東電には任せておけないのですから、早く破綻処理して、後は政府が責任を持って対応に当たるべきだと思いますが、一向に具体的な対策を立てる気配は見えません。再稼働ばかりに力を入れないで、その前に今の事態を早く収拾して欲しいものです。

 先日来松江市の教育委員会が通達を出して、「はだしのゲン」を閉架にして、許可無く生徒に読ませないようにしたことが問題になっています。報道によりますと、ある男性が議会に「はだしのゲン」を学校の図書館から撤去するよう申請があり、その申請は否決されましたが、教育委員会の委員長が独断で通達を出したとのことです。申請した弾性波その後高知県に転居し、高知県でも同じような申請をしたそうです。
 松江市の教育委員会は残虐な描写があるからと言っていますが、もちろん、そうではありません。「はだしのゲン」には戦争中に日本軍が行った残虐行為などが書かれていて、それを例によって自虐的歴史観などと言って排除しようとする人たちがいるからです。
 また、東京都と神奈川県の教育委員会は、ある教科書会社の日本史の教科書を採用しないよう、学校に通達したとのことです。その教科書には国旗・国歌に関して、自治体によっては公務員に強制しているところがあると書いてあるためだそうです。
 安倍首相は、日本の侵略行為を認めようとせず、教科書検定や教育制度を変えようとしています。そのような動きの中で、戦前の思想を未だに信奉している人たちが、ここぞとばかりに蠢いています。先の事件もそのような風潮の中で起こったことなのだと思います。戦前の亡霊が昼日中に現れたようでとても気持悪く感じます。戦後68年にもなるのにいい加減にして欲しいものです。

 本日の音楽はブラームス「ヴァイオリン協奏曲」です。


この曲のCDは少なくとも10以上ありますが、本日は一番最近買ったバティアシュヴィリの演奏を聴いております。本日は五嶋みどりさんの演奏を貼っておきます。

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