2012年12月15日土曜日

「カレーパン」と「犠牲のシステム 福島・沖縄」そしてショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「カレーパン」「生チョココロネ」です。


お蜜柑を頂きましたので、デザートに戴きました。甘くて美味しいお蜜柑です。

 先日、高橋哲哉「犠牲のシステム 福島・沖縄」を読みました。


とてもいい本です。お薦めです。日本の政治は、原発も基地も弱者を犠牲にして成り立っています。そして、例えば、福島第一原発の際にも、作業員を「福島50」などと言って英雄視します。しかし、それは大量被曝している作業員をこうして英雄視することによって、責任の所在を曖昧にして仕舞います。
 日本にはそのような「犠牲のシステム」が連綿と存在していました。例えば、戦争中には戦死者を「英霊」として祭り上げることにより、若者を次々と線上へと送り出しました。それは、戦争を遂行するためのシステムとして有効に機能しました。そして、ここでも、責任者に対する批判をかわす役割を果たしました。高橋氏の著書「靖国問題」もよい本です。こちらもお薦めです。


明日は選挙です。選挙前の予測を見ると憂鬱です。力を籠めて一票を投じて参ります。

 本日の音楽はショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲」です。


それでは、ヒラリーの演奏を貼っておきます。







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