2011年5月2日月曜日

「ロイヤル・ホワイト」と「のだめ・イラスト集」と「原発交付菌」そしてリスト「ピアノ協奏曲第1番」

日の昼食は「ロイヤル・ホワイト」「ポムデケイジョ」です。

こんなもの買っていいのか知らんと思いつつ注文した「のだめカンタービレ イラスト集」が届きました。

ヴァイオリンも弾いています。

 先日の朝日新聞に「原発交付金」の記事がありました。本日は「原発交付金」について少し書いておきたいと思います。原発交付金は、所謂「原発三法」により、電気料金の一部を電源開発促進税として収め、それを財源として原発のある地方自治体などへ交付される補助金です。新聞の記事にも載っていた、現在中国電力が原発建設を計画している山口県上関町を例にとりますと、まだ準備工事段階ですが、11年度の予算のうち町税収入が2億円であるのに対し交付金は約44億円あります。その予算で温浴施設や総合文化センターなど箱物の建設費を含む大型予算を組んでいます。本格着工になると運転の開始までの10年間に約449億円の交付金が支払われます。人口3500人ほどの漁村の収入としては桁外れに大きな金額です。そしてその多くは箱物の建設に使われ、その維持費も交付金から支出されます。甚だしい税金の無駄遣いとしか言いようがありません。
 東京電力管内の標準家庭の電気料金は月約6200程度。そのうち108円が交付金となり、200円強が使用済み核燃料の再処理費用に使われます。電気利用者が気付かぬうちにこれだけの金額が交付金としてばらまかれているのです。上関町の場合もそうですが、この交付金目当てに原発立地に賛成する人たちと、反対する人たちとの間に亀裂が生じ、町は2分され対立が生まれています。このように、税金をばらまき、札束を見せつけることによって原発の立地を進めるやり方を皆さんはどう思われますか?税金の無駄遣いであるばかりでなく、実に人を愚弄した品のないやり方だとは思いませんか?

 本日のお昼の音楽はリスト「ピアノ協奏曲第1番」に致しました。

それではマルちゃんの演奏でお聴き下さい。




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