2014年6月2日月曜日

「水羊羹」と「首相の紙芝居と原発」そしてバッハ「ゴールドベルグ変奏曲」

日の昼食は「水羊羹」です。


これを昼食と呼んでよいのか些か疑念を抱かざるを得ません。ここ数日の暑さで私は既に夏バテ状態で、食欲がありません。困ったものです。

 また1週間ぶりの更新となって仕舞いました。ここのところ忙しく、この週末も所用で潰れて仕舞いました。来週と再来週もお休みは取れません。やれやれ。でもなるべく更新するように致します。

 先日首相がおじいちゃんにおばあちゃん、それに赤ちゃんを抱いたお母さんを描いたパネルを用いて、集団的自衛権が如何に必要であるかを説明しておりました。幼稚園児でもそっぽを向くような出来の悪い紙芝居ですね。集団的自衛権の本質を説明することなく、感傷に訴えるやり方は愚劣極まりありません。仕切りと国民の命を守ると仰っていましたが、集団的自衛権の行使は日本が戦争に加担することを許し、国民の生命を危うくする法律です。しかも、論理的に考えれば明らかな憲法違反です。いくら論理的思考が出来ないとはいえ、ここまで来るともう幼稚園児以下です。
 それに、国民の命を守ると言うなら、原発問題を何とかして戴かないと!政府はあくまでも隠蔽するつもりのようですが、先日来、吉田所長の調書の内容が一部明らかにされています。最初は、所員が所長の命令を聞かず、福島第二原子力発電所に逃げてしまったこと、それから、非常用緊急炉心冷却装置(アイソレイション・コンデンサー)のことを所長自身が理解しておらず、適切な処置を行わなかったため作動しなかったこと、3号機のドライベントを行おうとした時、大量の放射性物質が放出されることが分かっているのに、保安院がこれを秘密にし、住民に知らせないようにと命令したこと、2号機に関して、水が入らず、もう少しの所で全員待避になりそうだったことなどが分かっています。全員が待避する事態になれば、フクシマ題意一原発の全てのリアクターが放置され、爆発を起こして、東日本どころか日本全土が人の住めない場所になって仕舞います。もう少しでそのような事態になりそうであったことが改めて明らかになりました。
 このような情報も隠蔽し、ひたすら再稼働に走る首相が国民の命を守るなどと言っても、全く説得力はありません。あの方は平気で嘘をつくので困ります。オリンピック誘致の際には、福島第一原子力発電所は完全にコントロールされているなどと世界に向けて平気で嘘をついた方です。規制基準も世界一安全だと仰っていますがもちろん大嘘です。例えば、日本の「規制基準」では避難計画は審査対象外になっていますが、アメリカやヨーロッパでは、実効性のある避難計画が必須条件となっています。アメリカのショアハム原発などは、何千億円もかけて完成していたのにもかかわらず、避難計画が十分でないと言う理由で一度も稼働することなく廃炉になりました。また、活断層であろうがなかろうが、断層のある所には原発は建設出来ないことになっています。
 先日は、福井地裁で、立派な判決が出されました。生存を希疎とする「人格権」が経済性などに優先するのは当然のことだと述べています。その通りだと思います。この判決に対し、政府はこの判決にかかわらず、規制委員会が承認した原発はすぐに再稼働すると述べています。本当に呆れて仕舞います。

 本日の音楽はバッハ「ゴールドベルグ変奏曲」に致しました。


それではグールドの演奏をどうぞ。

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