2014年7月22日火曜日

「ざる蕎麦」と「ゴディヴァ」と「読書会」そしてバッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」

日の昼食は「ざる蕎麦」です。


デザートには「牛乳かん」を買って参りました。後ろはお中元に頂いた「ゴディヴァ」です。もう幾つか戴きました。私は例によって既に夏バテ気味。食欲もなく、体重も既に1キロ減りました。この時期、体重が落ちるのは仕方ありませんが、私としては一夏に2キロいないに抑えたいと思っておりますので、現在時点で1キロ減は少々きついところです。

 本日は「読書会」の日です。今回は先日ご紹介致しました奥泉光「東京自叙伝」を読みました。


東京の地霊が様々な人物に乗り移り、江戸末期から現代に至る歴史を語って行きます。それは無責任に造り上げられた歴史です。情報分析することもなく、まあどうにかなるだろうと始められた太平洋戦争、まあ、暫くは大きな事故は起きないだろうと作られた原発。「語り」は軽い調子で物語を織りなして行きますが、そこには著者の大きな怒りが感じられます。全くその通り、規制委員会は規制基準に適合するかどうかを審査するだけの組織であった筈ですが、安倍首相は政治判断は一切せず、規制委員会の審査に通れば、そのまま原発を再稼働すると言っています。避難計画も何も関係なし。日本の「規制基準」は世界一厳しいなどと大嘘をついて、兎も角も原発を動かそうと言う腹づもりのようです。無責任極まりありません。面白い小説です。お薦めします。
 例によってケーキを戴きました。


本日は苺のショートケーキに致しました。

 本日の音楽はバッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」です。


本日は、諏訪内晶子、アラベラ・シュタインバッハーの演奏を貼っておきます。

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