本日の昼食は昼食はケンタッキー・フライドチキン「ローストチキンサンド」です。
昨日、福島第一原発で働いていらっしゃった作業員の方が亡くなられました。被曝によるのもではないようですけれど、作業環境が劣悪であることが遠因になっていると思われます。テレビなどでは殆ど報道されることはありませんけれど、ネット上などの作業員の方の報告などを見ますと、今回引き上げられた年間被曝量の最大値250シーベルトも守られていないようです。人命をないがしろにする東電の体質には憤りを禁じ得ません。また、先日のニュースでは、トラック運転手の方が、求人情報では女川での仕事となっていたのに、実際には福島第一原発の仕事であった旨の報道がありました。ハローワークを始め色んなところで作業員を集めているようですけれど、少なくとも、嘘の求人はいけません。
先日も書きましたけれど、原発は事故が起きなくても、年間の放射線許容量を超えて働く作業員を前提になりたっています。そのような方たちは、東電が直接雇用しているのではなく、下請け、孫請け等々によって集められた労働者です。下請け、孫請けと下がる度に、賃金がピンハネされる仕組みになっています。そこに暴力団がからんでいると言う指摘も多々あります。
ここで、詳細に論じる余裕はありませんが、原発から多量に発生する放射性廃棄物がどんどん貯まっています。しかも、それを安全に処理する方法は確立されていません。電力会社は全国紙の全面広告やテレビコマーシャルなどで、原発をクリーンなエネルギーと謳っていますが、とんでもない大嘘です。猛毒の放射性廃棄物を大量に出す原発が何でクリーンなどと言えるのでしょうか?戦争中に日本は神国だから絶対に戦争には負けないと言っていたのと同じようなものです。そして、その広告に使われる何億もの費用も、私たちの支払う電力料金でまかなわれています。
今回の事故により、国民の原発の危険性についての認識は高まったことと思います。これを機に、再生可能な自然エネルギーへの転換を図るべきだと思います。やがて全世界がその方向に向かわなければならない時がやってきます。日本がその先頭に立って技術やシステムを開発すれば、それは同時に世界全体に貢献することにもなります。それが出来ないと言うのも原発の「安全神話」や、原発はコストが安いと言うのと同様ねつ造された「神話」に過ぎません。やろうとしさえすれば、必ず出来ることなのです。政府はエネルギー政策を根本的に見直すと行っています。是非、本気になって実行して戴きたいと思います。
本日のお昼の音楽はベートーヴェン「交響曲第7番」に致しました。
本日は第2楽章を貼っておきます。
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