2011年5月31日火曜日

「たい焼き」とロジェ・アンリ・ゲラン「トイレの文化史」そしてバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・パルティータ」

日の昼食は「くるみパン」「たい焼き」です。

最近「くるみパン」が再々登場することにお気づきだと思います。節制を誓い、甘いパンは余り戴かないことにしたのですが、甘くないパンで一番美味しいのがこのパンだからです。本日は「たい焼き」を買って仕舞いました。修行が足りません。

 ところで皆さんはロジェ・アンリ・ゲラン「トイレの文化史」と言う本をご存じでしょうか?

昔パリでは部屋にトイレがなく、朝通りを歩こうものなら、アパルトマンの上から「おまる」に溜めた○○○やら○○○○やらが降ってきたとか、宮廷では貴婦人がお庭で立ったまま○○○○をしたとか、トイレの歴史的な変遷を辿った名著です。これは知っておかないと、と言う知識満載のとてもためになる本です。でも、先ほど Amazon で検索してみましたところ絶版になっていて中古しか出ていないようです。「ちくま学芸文庫」から出ていましたけれど、筑摩書房さん復刊して下さい。図書館にはあると思いますので是非お読み下さい。因みに、私の書棚ではジャン・ボードリヤール「象徴交換と死」の隣に置いてありました。

 本日のお昼の音楽はバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・パルティータ」です。

本日は、ソナタ第1番を 1.Adagio をヤンセン、3.Siciliana をフィッシャー、4.Presto をハーンの演奏で貼っておきます。






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