本日の昼食は「スウィートポテトパイ」と「くるみパン」です。例によって2・3限が講義で今頃になって仕舞いました。
「プリンセス・トヨトミ」が映画化され公開されているようです。私は原作は読んでおります。
この小説は会計検査院3人のキャラクターが面白く書けていると思いますが、映画では変更されていますね。「鬼の松平」の堤真一はともかく、旭・ゲーンズブールと鳥居忠の性別が逆転し、綾瀬はるかが「鳥居忠子」、岡田将生が「旭・ゲーンズブール」になっています。取り分け、旭・ゲーンズブールは際立ったキャラクターで、フランス人とのハーフ、栗毛で色白、長身で姿勢がよく、パンプスを履くと優に180センチを越えるクールで優秀な女性となっています。もしかしたら、「あおによし鹿男」がテレビドラマ化された時も、原作の男性の歴史教師を女性にして綾瀬はるかが演じていたので、今回も綾瀬はるかを起用するために、性別を変えたのかも知れません。でも、旭・ゲーンズブールと言う際立ったキャラクターを変えて仕舞ったのは少々残念です。
先日のサミットで管首相が2020年代のなるべく早い時期に自然エネルギーが占める割合を20%以上にすると述べました。独断でこのような発表を行ったとの批判もありますけれど、趣旨自体は歓迎されるべきものだと思います。
東京都知事はインタヴューで、「駄目、駄目。コストがかかるから。」と一蹴致しておりました。東京都知事、大阪府知事は福島第一原発の事故後も「それでも原発は安全だ。」と仰っていました。私は根拠のないことをこのように無責任に公言なさる方を信用致しません。まず、原発による発電はコストが低いと言うのは全くの嘘です。電気料金から税金として取られ、原発のある地域に交付金・補助金として支給されているお金、現在貯まりに貯まっていて処理が出来ないでいる放射性廃棄物の処理費用、これからどんどん増えて行く廃炉とそこから出る高濃度放射性廃棄物の処理費用などを含めると、原発のコストは決して安くはありません。そして何よりも原発はコストの問題ではなくて、事故の危険性、大量に蓄積して行く猛毒の放射性廃棄物こそが問題なのです。
世界はやがて自然エネルギーに移行して行かざるを得ません。ドイツは福島第一原発の事故後、直ちに原発の運転延期を中止し、諮問委員会を設立して自然エネルギーへの移行を検討致しました。その結果、10年で原発を廃止し、自然エネルギーに移行出来るとの見通しを発表しています。
先日のニュースで孫正義氏が休耕田などを利用して大規模な太陽光発電を行うと言うプロジェクトを発足させました。孫氏は実業家ですから、自然エネルギーの開発をビジネスチャンスとして捉えているのかも知れませんけれど、このプロジェクトが実現すれば大きな貢献になると思います。
本日のお昼の音楽はハイドン「チェロ協奏曲・ハ長調」に致しました。
それでは第1楽章を貼っておきます。
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