本日の昼食はケンタッキー・フライドチキン「油淋鶏サンド」です。
昨日今日と蒸し暑い日が続きます。私は少し癖毛で湿度に敏感です。湿度が高いとカールが酷くなります。その具合で天気予報も出来るくらいです。この調子だと間違いなく雨になります。そこで本日は傘を持って参りました。これから梅雨にむけ、そろそろ髪を切りに行こうと思います。明後日の午前中が空いているので予約して行って参ります。少し短めにしようか知らん?
本日のお昼の音楽はヨーヨーマ「バッハ・無伴奏チェロ組曲」に致しました。
ヨーヨーマのこの曲に関しては忘れがたい思い出がございます。2000年ですから、11年ほど前のことになりますが、8月6日、原爆の日に広島でヨーヨーマの「無伴奏チェロ組曲」を聴きました。まだ学生時代のことです。広島出身の仲のよい友人おりました。その友人が広島でヨーヨーマのコンサートがあるので、私の家に来て一緒に行かないかとお誘いを受けました。もちろん喜んで行くことに致しました。当日は、早起きをして記念式典に出席し、原爆資料館などを見学致しました。
日曜日で、コンサートは午後3時からでした。ヨーヨーマの真前数メートルの所で聴きました。
コンサート終了後、ヨーヨーマが夜平和公園の元安川ほとりで演奏をするとの放送があり、私たちも途中で夕食をとり、再び平和公園へと向かいました。元安川を挟み原爆ドームの対岸でバッハ無伴奏チェロ組曲第1番が演奏されました。
元安川の流れにたゆたう精霊流しの灯火とライトアップされ夜空に浮かぶ原爆ドーム、そしてその中で静かに奏でられる鎮魂の無伴奏チェロ組曲。原爆に遭われた方の苦しみを思いながら、そして微力ではあっても平和のために出来るだけのことはしようと決意を新たにしながら聴きました。心に染みる演奏でした。
その後は極めてアンティ・クライマックス。私としては珍しくお腹が痛くなり、最寄りのホテルのトイレに立ち寄り、路面電車で帰るのが不安なのでタクシーで友人の実家まで帰りました。でも、一生忘れることにない演奏でした。
本日は、今回の震災の被災者に捧げられた演奏を貼っておきます。そこにはこのようなメッセージが添えられています。
As the people of Japan continue to endure profound hard
ship, I have been thinking, as so many people have, about
how culture can respond in a way that is directly meaningful.
Is there a way for artists to bring solace to those who are
suffering such overwhelming tragedy? A friend in Tokyo
recently answered that question by saying, "I believe that
everyone should do anything he or she believes to be good,
without hesitation, because the absence of action brings nothing."
I hope this video will bring solace and comfort to the people of Japan.
-- Yo-Yo Ma
日本の人たちが深い困難を耐え続けている今、私は、他の多くの方々と同様、文化が如何にして、直接有意義になるようなやり方でそれに答えることが出来るか考えて参りました。芸術家がそのように圧倒的な悲劇に苦しんでいらっしゃる人たちに慰めをもたらす方法はあるのでしょうか?東京のある友人が最近こう言ってその問いに答えてくれました。「誰もが自分がよいと信じることを躊躇無く行うべきだと私は思う。行為のないところには何も生まれないのだから。」
私はこのヴィデオが日本の人たちに安らぎと慰めをもたらすことを願っています。 ヨーヨー・マ
(私の拙い訳です。)
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