
今はちょっとひと休み。グールドの「フーガの技法」を聴いております。この曲はバッハ最後の未完の曲です。先日も触れましたように、当時はBをCで表し、BはB♭の音を表しました。バッハは最後のページに BACH と言う音を譜面に嵌め込みました。まるで墓碑銘のようではありませんか!そして、その直後この曲は何の前触れもなく突然終わり、バッハは亡くなってしまったのだなと感じさせます。ご冥福をお祈り致します。ちなみに、グールドが演奏しているのはチェルニーが編曲した版です。 この CD には「イタリア協奏曲」も入っていますが、これもHの好きな曲です。
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