岩波書店から出ている「新編 日本のフェミニズム」(写真左)を買い始めました。第一回配本は「ジェンダーと教育」です。H氏は生粋のフェミニストなので、フェミニズム関係の本はよく買います。理論的な本では、ジュリア・クリステヴァの本が好きです。Powers of Horror に出てくる "Abjection" と言う概念は大変興味深いものです。(法政大学出版局ウニベルシタス叢書から「恐怖の権力」と言うタイトルで翻訳も出ています。)また、Revolution in Poetic Language では、ラカンの心理学を用い、前エディプス期に生成される言語に就いて考察し、ヴァージニア・ウルフの文体などに援用しています。クリステヴァの本は少々難解ですが、苦労をしてでも読む価値はあると思います。
日本も、少なくとも政治家の半分位を女性が占めるようにならないといけませんね。
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