本日は出講日です。先ほど帰って参りました。何時ものように眠くて失神しそうです。眠気覚まし兼おやつに「ハーゲンダッツ・クリーミー杏仁」を戴きます。
カラヤンをモデルにしていると覚しき女たらしの「マエストロ」が好きな日本のサントリー・ホール(実名です。)でモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」を演奏します。「ドン・ジョヴァンニ」の物語と絡めながら、このマエストロ、実力はありながらトラウマのために本番で実力を発揮出来ないテノール歌手、そしてこのコンサートを聴きに来る様々な背景を持った人たちの物語が紡がれます。495円190ページほどの短い小説ですぐ読めます。クラシック音楽ファン、取り分けオペラファンには面白く読める小説です。
島田雅彦は村上春樹などに比べると読まれていないようです。本屋さんにも島田雅彦の小説は余り置いてありません。最近の作品で言えば、無限カノン三部作(「彗星の住人」「美しい魂」「エトロフの恋」)(新潮文庫)などはとても優れた作品ですけれど、注目度はいま一歩だったようです。私も「彗星の住人」については2011年1月11日の記事でご紹介致しました。(こちら)もっと読まれてしかるべき作家だと思います。
本日の音楽はプロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲」です。
本日はヒラリー・ハーンの演奏で第1楽章を貼っておきます。
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