本日も仕事です。午前中に来週の講義の準備をして、午後は今日中に纏めて送らなければならない文書があるので、それを作成する予定です。ちょっと、休みたいな~。昼食は「焼きぞば」です。先日高級ハムを頂き、今朝はハムとチーズのサンドウィッチにアボガドサラダを戴きましたので、パンは避けました。
本日も原発関連のお話しを致します。本当は、憂鬱になるのでしたくはないのですが、たとえ僅かでも私のブログを読んで知って下さる方がいるかも知れませんので、書かずにはいられません。
まず、昨日、資源エネルギー庁が4年間で1億3000万円の税金を使って、新聞、雑誌、ネットワーク上の、原発に関する「不適切な情報」を監視していたことが明るみに出ました。戦前ではなくて今のこと?と目を疑いたくなります。さしずめ私の記事も「不適切な情報」なのでしょうね。文科省にでも情報提供して、危険思想の持ち主がいるから大学を首にしろとでも勧告したら如何でしょう。
それからもう一つ、関西電力が美浜原発2号機の継続運転申請をしたとのことです。この原発は来年の7月で40年になります。原発が出来た当初、耐用年数は30~40年とされていましたが、近年、原発の老朽化が進み、このままでは次々と廃炉にせざるを得なくなるため延長運転を認めるようになりました。
先日も記事に書きましたように、原子炉圧力容器は長年使うと中性子を浴びてり脆くなり、緊急冷却装置が働いた際に砕けてしまう危険性があります。当初の耐用年数を超えて運転延長を認めてきたのは決して安全だからではありません。廃炉にする技術も確立していない上、高濃度放射能汚染廃棄物が大量に出て処理出来ず、しかも、厖大な費用がかかるからです。
例えば、六ヶ所村の再処理工場から排出される予定のトリチウムの海への予定排出量は年間1万8000テラベクレル(テラです。1テラベクレルは1兆ベクレルです。)になっています。現行の原子炉等規制法で許されるトリチウムの濃度は1立方センチあたり60ベクレルですが、その濃度まで薄めるには毎日100万トンの水で薄めなければなりません。もちろんそんなことは不可能です。(「原発のウソ」参照)ですから、これだけの高濃度の汚染水をそのまま海に捨ててもよいことにした訳です。
このように、日本の安全基準は現状に合わせてどんどん弛められています。科学的に安全だからではなく、そうしないと厖大なコストがかかるか原発が運転出来なくなって仕舞うからです。
何だか書いているうちにまた腹立たしくなって参りました。こんな時には音楽を聴くに限ります。
本日はまたマルちゃんシリーズ。ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」に致しました。
歴史的名演だと思います。マルちゃんのラフマニノフ・ピアノ協奏曲の演奏はこの1曲ですけれど、マルちゃんにはぴったりの曲だと思います。映像で見ますと、指揮者のリッカルド・シャイーが時々微笑んでいます。台詞をつければこんなところでしょうか。「マルちゃん絶好調だね。でも、そんなに走っちゃうとこちらが大変だよ。」 それでは、第1楽章(第2楽章の一部の入っています。)を貼っておきます。
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