2011年12月29日木曜日

「天ぷら蕎麦」と「年賀状」そしてバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」

日は時間がなかったので昼食はセブンイレブンの「天ぷら蕎麦」で済ませました。


年末もバタバタしているうちに今日はもう29日。手を付けていなかった年賀状を書き終えました。文面は手書きなので時間はかかりましたが、何とか間に合いました。我ながら素晴らしい集中力、火事場の馬鹿力と言ったところです。お仕事の方も今日で何とかなりそうです。明日から実家に帰ろうと思います。


と言う訳で、暫くブログの更新はお休み致します。それでは皆様よいお年をお迎え下さい。

 今年は震災・原発事故と心の痛む一年になりました。先日出された中間報告は極めて不十分なものですが、それでも、東電や政府の無責任な態度が分かります。人命を余りにも軽視しています。私は絶対に許しません。何十万・何百万人もの人々に被曝させておいて誰も責任を取ろうとしません。私はそのようなことは絶対に許しません。きっちり責任を取って戴きます。

 多分初詣に行くと思いますけれど、来年がいい年になるようしっかりお祈りしておきます。例年、お賽銭はアルミニウム、真鍮、奮発して銅の硬貨を入れておりましたが(ケチ?)、今年はギンギラの高額硬貨を入れようと思います。力の程をお見せ致しますのでご期待下さい。

 関係ありませんが、先日、10月にあった健康診断で50歳くらいの女性の先生が、間接撮影をする際、ピップエレキバンを沢山貼っていてそれを焦って取っていたと言うお話しを聞きました。それ以来その先生を見る度にピップエレキバンを肩や背中にペタペタ貼っているシーンを思い浮かべ、笑いがこみ上げてきて困ります。失礼。幸い私には肩こりなどは一切ありませんので、ピップエレキバンのお世話になることはないと思います。

 本日のお昼の音楽は年末に相応しく(?)バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・パルティータ」を聴きました。実はこの曲に関しては10枚以上CDを持っておりますが、本日はグリュミオーに致しました。


本日は特別出血大サーヴィスで全曲を各楽章異なった演奏家の演奏を貼っておきます。











2011年12月28日水曜日

「たこ焼き」と「ヴァイオリン」と「コンサートベスト3」そしてパガニーニ「24のカプリース」

日の昼食は食欲がなかったので、「たこ焼き」に致しました。


とは言え、これ結構ボリュームがあります。

 昼前に楽器店からヴァイオリンが仕上がったとの連絡がありましたので取りに行って参りました。


 バレットを交換し弓の毛を張り替えて戴きました。今日は5日ぶりに弾くことが出来ます。長かった!最早私にはヴァイオリンのない生活は考えられません。 

 今年は忙しくて年末恒例の今年度~ベスト3をしていません。せめて今年度聴いたコンサートベスト3を発表したいと思います。と言っても、今年は余り行くことが出来ませんでしたので、選ぶのに余り悩む必要もありません。
 それでは第3位はベルリン・バロック・ゾリステン(+樫本大進)のコンサートです。バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」などが演奏されました。バッハの曲が多かったのでとても楽しめました。
 第2位はキーシンとアシュケナージ/シドニー交響楽団のコンサートです。何と言ってもショパン「ピアノ協奏曲第1番」がよかったですよ。
 そして第1位は、神尾真由子のリサイタルです。パガニーニ「24のカプリース」全曲が演奏されました。全曲をコンサートで演奏するのはとても大変なことです。とても聴きごたえがありました。改めて神尾の力量に圧倒されるコンサートでした。
 今年は、ヒラリー・ハーンとムターのリサイタルのティケットを取り、コンサートを楽しみにしていましたが、キャンセルになりました。聴いていたら当然ベスト3に入っていたと思います。残念!

 本日のお昼の音楽はパガニーニ「24のカプリース」です。


それでは神尾真由子ユリア・フィッシャーの演奏で24番をどうぞ。



2011年12月27日火曜日

「おいなりさん」と「おはぎ」と「パネルヒーター」そしてバッハ「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「おいなりさん」「おはぎ」でした。


今日もお仕事で更新が遅くなりました。まだ年賀状を1枚も書いていません。大丈夫なのか知らん?明日・明後日のうちには書いて仕舞わないと!

 先ほどメールでセンター試験の担当の連絡がありました。私は土曜日に当たっています。おかしい!昨年も土曜日だったのに。土曜日は英語のリスニングテストがあり本当に神経を使うので嫌なのです。通常、土曜日と日曜日には年毎に交互に担当するはずなのに!後で問い合わせてみます。

 最近はこのパネルヒーターが活躍しております。お友だちがプレゼントしてくれたものです。


もちろんエアコンは入れていますけれど、私は冷え性なので足が冷たくなります。このパネルヒーターを入れておきますと大分違います。それから電子座布団(?)も使用しています。これで足腰が冷えるのを防止出来ます。

 本日の音楽はバッハ「ヴァイオリン協奏曲」です。本日はユリア・フィッシャーの演奏で聴いております。


これもなかなかいいですよ。それではヒラリーの演奏で「ドッペル」を貼っておきます。何故か第2楽章がないので第1・3楽章のみです。YouTube でクリップを探していたらドッペルのカラオケがありました。カラオケと言っても第2ヴァイオリンの演奏だけですけれど、合奏出来るのでいいかも知れません。でも、ヴァイオリンがまだ返って来ません。寂しい!



2011年12月26日月曜日

「おいもとりんごのシナモンブレッド」と「ケーキ」そしてブラームス「交響曲第4番」

日の昼食は「おいもとりんごのシナモンブレッド」でした。


 土曜日は帰りにデパートに立ち寄りケーキを買いました。今年は「ヴィタメール」のケーキに致しました。



定番のキャンドル型ショートケーキとチョコレートケーキです。
 火曜日、読書会の時にケーキを戴き、実は一人欠席されたため1個残り水曜日にそれを戴きました。木曜日のゼミはクリスマス前だったので、学生がケーキを買って来てくれて戴きながらゼミを致しました。そして土曜日と日曜日に1個ずつ戴いたので、6日間で5個戴いた勘定になります。節制をしないと・・・。

 ここのところ寒い日が続きます。私は寒いのが苦手なので閉口しています。昨夜は身体が中々温まらないので1時間以上もお風呂に入っていました。困ったものです。本当に琉球大学にでも移ろうか知らん。でも、暑いのも苦手だから・・・。

 本日のお昼の音楽はブラームス「交響曲第4番」を聴きました。


それではカルロス・クライバー/バイエルン国立管弦楽団の演奏でどうぞ。







2011年12月24日土曜日

「カレーパン」と「クリスマス・救世主願望」そしてバッハ「ミサ曲ロ短調」

日の昼食は「ビーフカレーパン」「キャラメルブレッド」です。


 今日はクリスマスイヴですね。それで、朝からずっと宗教音楽を聴いています。私は無宗教で、キリスト教の男系的・男権主義的な所には強い反発を感じますけれど、もしかしたら結構宗教がかったところがあるのかも知れません。一つには、私が英文学者でキリスト教に関する知識が必要不可欠だと言う事情もあります。

 クリスマス 'Christmas' は文字通りキリストのミサと言う意味です。 'Xmas' と書くこともありますが、ギリシャ語のΧριστος (Khristos) の頭文字を取ってキリストを XPI と表すこともありますので、その X なのだと思います。

 ところで、私にはどうも「救世主願望」があるようです。救世主を待ち望んでいると言うことではなく、自分が救世主になりたいと言う願望です。(何とまあ身の程知らずな!) キリスト教ではもちろん女性は汚れた者であり、救世主にはなれません。でも・・・、自分の身を犠牲にすることによって、病気の人を治す奇跡を行ったり、震災や福島第一原発の事故をなかったことに出来るのなら、喜んで我が身を捧げたいと思って仕舞います。救世主シンドロームなんて病気があるのなら、私はそれかも知れないのです。だから、以前ご紹介致しましたが、私の好きなタルコフスキー監督の最後の映画「サクリファイス」などを観るととても感動してしまうのです。


この映画については以前のブログをご参照下さい。こちらです。

 自分の大切なもの全てを失うことによって愛する者を救おうとする気持ちに共感を覚えます。この映画の最初に流れるバッハ・マタイ受難曲のアリア 'Erbarme Dich, Mein Gott' がとても印象的でした。今日もは病気の方のご快癒、友人の幸福、被災者の方たちの救済を静かにお祈りしたいと思います
今日は早めに大学を出て、デパ地下でケーキと何か美味しいものを買って帰ることに致します。

 本日のお昼の音楽はバッハ「ミサ曲ロ短調」です。


本日は「ミサ曲ロ短調」より 'Kyrie eleison' (主よ憐れみ給え)、「マタイ受難曲より導入のコーラスと「エルバルメ・ディッヒ」を貼っておきます。それでは皆様、 それでは皆様、Joyeus Noël、Merry Christmas、Frohe Weihnachten!






2011年12月23日金曜日

「チョリソーロール」と「ショパン 愛と哀しみの旋律」そしてショパン「ピアノ協奏曲第1番」

日の昼食は「チョリソーロール」「スコーン」です。


「チョリソーロール」はサクッとした軽い生地で美味しいです。

 本日は途中何時もお世話になっている弦楽器専門店に立ち寄りヴァイオリンをメインテナンスに出してきました。弓の毛を貼り替えて戴き、バレット(駒)を交換して戴きます。これで約20000円。ヴァイオリンは、定期的に弦や弓の毛を貼り替えなければならないので結構維持費がかかります。戻ってくるまで4~5日は練習出来ません。疲れている時などは練習をサボりたいとつい思って仕舞いますけれど、ヴァイオリンを何日か弾けないとなると何だか落ち着きません。

 今日もやることが沢山あります。締め切りも間近なので、来週は2回卒論のゼミを開くことになっています。月曜日までに卒論の原稿を読んで直してあげなければなりません。それから、月曜日までに出さなければならない書類が幾つかあります。クリスマス・イヴの明日もお仕事になりそうです。

 注文していた「ショパン 愛と哀しみの旋律」が届きました。


日曜日にでもゆっくり観ることに致します。観たらまた感想などを書きます。映画の中で使われる音楽は、ピアノが横山幸雄さんとヤーヌシュ・オレイニチャク、チェロをヨーヨーマが弾いています。

 本日のお昼の音楽はショパン「ピアノ協奏曲第1番」です。


本日はマルちゃんの演奏でどうぞ。







2011年12月22日木曜日

KFC「ブレイザー」と「美容院」と「ポー川のひかり」そしてパガニーニ「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食はケンタッキー・フライドチキン「ブレイザー」でした。


本日はゼミの後やっと美容院に行って参りました。カードを見たら前回行ったのは何と8月、4ヶ月ぶりです。大分長くなっておりましたので6センチ程切って戴きすっきり致しました。 私は洗髪がどうも苦手です。仰向けになって頭を垂らすと少々貧血気味になって気分が悪くなるのです。あれは何とかならないものか知らん?

 昨夜先日購入したエルマンノ・オルミ「ポー川のひかり」を鑑賞致しました。


ストーリの概略は面倒ですので映画の公式サイトから拝借致します。

イタリア、ボローニャ大学。夏期休暇中で人気の無い大学で、守衛は大量の古文書が太い釘で打ち抜かれているのを発見する。この書物の大虐殺に、学内は一転大騒ぎとなる。容疑者として浮かび上がったのは、若くして名声を得、将来を嘱望されていた哲学科の主任教授だった。近く国際舞台で論文を発表することになっていたが、前日の学年末の授業を最後に忽然と姿を消していた。
 教授はあてもなく車を走らせていた。途中でその車も捨て、車のキー、ジャケット、財布も大河ポー川へと投げ捨てわずかな所持品を手に川をたどって歩き始めた。川岸の朽ちかけの小屋を見つけた彼は、そこを住処にしようと考える。
 生活用品を買いに繰り出した町で、郵便配達の青年ダヴィデにパン屋の場所を教えてもらい、そのパン屋で若い娘ゼリンダと知り合う。次の日、小屋の修理を始めた彼の元に、配達で近くを通りかかった彼女が声をかけた。 「毎朝ここを通るから、何か持ってくるわ」
 ゼリンダが去ると、今度はダヴィデがやってきて、元煉瓦工だったと小屋を建て直す相談にのってくれた。その頃、ポー川から彼のジャケットなどが見つかり、警察は自殺を疑い始めていた。
 小屋の近所には、共同生活を営む老人たちがいた。彼らも教授に関心を持ちはじめる。小屋の修理にダヴィデが手を貸しはじめ、老人たちも加わって、立派な家が出来上がった。いつからか彼らは、イエス・キリストに似たその風貌から、この見知らぬ男を「キリストさん」と呼ぶようになっていた。親切で純朴な村の人々との交流に、自然と教授に笑顔が戻っていた。
 ところがある日、港建設のためポー川中流からの立ち退き命令が下った老人たちを助けようと、「キリストさん」はある行動にでる。それによって、一旦は自殺を疑っていた警察は彼の居所を突きとめるのだが…。

大体こう言ったお話しです。
 主人公の哲学教授は、本ばかりの生活、また人間よりも本を愛する図書館長の司祭に疑問を感じ、本を磔刑にし、自然や人々の中で生きることを選択します。彼を快く迎え入れてくれた村人の自然と共に生きる姿、そして素朴な人間同士の交わりが生き生きと描かれます。そして後に逮捕され取り調べを受けた時には、彼に敬意を払いコーヒーを出してくれた警官に、本を読むことより、こうして友人と飲む一杯のコーヒーの方が価値があると述べます。
 一方でこの映画には宗教的なテーマも暗示されます。主人公はその容貌から「キリストさん」と呼ばれますが、その呼び名ばかりでなく、人々に水をワインに変えたキリスト最初の奇跡の話や、ルカ伝にある「放蕩息子の話」などをします。


そして最後は自分が逮捕されるのを承知で村人を救おうとします。明らかに主人公にはキリストの姿が重ね合わされます。
 しかし、逮捕された彼のもとに訪れた司祭との会話で、彼は「この世の虐殺者は神だ。自分の息子さえ救わなかった。」と述べます。そして、その言葉に怒った司祭が「最後の審判の日に釈明すればいい」と言うと、「神こそこの世の苦痛について釈明すべきだ。」と答えます。
 主人公が逮捕され村人と別れる時に述べる言葉はこの作品の主題を端的に示しているように思われます。
 「自然は万物を侮辱する全てを消し去るだろう。」
 この言葉が、福島第一原発を経験した私たちに向けられた言葉であるように感ずるのは私だけでしょうか。
 取り分け、書物の世界に生きてきた私にとっては考えさせられる作品でした。

 本日の音楽はパガニーニ「ヴァイオリン協奏曲第1番」です。


それではヒラリー・ハーンの演奏で一部をどうぞ。





2011年12月21日水曜日

「かきあげ蕎麦」と「豆大福」と「わたしを離さないで」そしてショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食はセブンイレブンの「掻き揚げ蕎麦」でした。


でも、バタバタしていお写真を撮るのを忘れ、食べ始めてから気付きました。喉飴も買っておきました。ここに「豆大福」が存在するのは(今はすでに消滅しておりますが)偏に私の人間としての弱さの故です。今日もお仕事が立て込んでブログの更新もこんな時間になって仕舞いました。

先日、授業のDVD作戦でカズオ・イシグロ原作の「わたしを離さないで」を観たことをご報告致しましたが、今日は少しこの作品のお話しを致します。


この映画は臓器提供のために作られたクローンを扱っています。ヘールシャムと言う隔離された学校で育つキャシー・Hとその友人トミー、ルースの3人を中心に物語は展開しています。ヘールシャムを出て、まずルースが臓器提供をして亡くなり、キャシーと愛し合っているトミーも亡くなります。最後に残ったキャシーに臓器提供の通知が来るところで物語は終わります。
この作品は臓器提供をするために生み出されたクローンを主人公にしていますが、それは必ずしもそのような特殊な状況を主題としている訳ではありません。キャシーは最後に、自分たちと臓器の提供を受ける人たちの何処が違うのかと問いかけますが、この作品の主眼はまさにそこにあります。彼女たちは20数年で人生を閉じなければなりませんが、長さの違いはあれ、私たちも必ず命を終える日が来ます。カズオ・イシグロがこのような特殊な状況を設定して私たちに考えさせようとしているのは、必ず終焉を迎える私たちの人生の意味なのだと思います。私たちも必ず人生を終えるときが来ます、その時私たちは人生とは一体何だったのかと考えるのでしょうか?
カズオ・イシグロの小説は必ず失われたもの、或いは、失われようとするものが描かれています。全てのものは失われる。そしてその後に残るの唯一のものは失われたものの思い出です。私たちは今と言う一瞬に生きていますが、その一瞬には過去の思い出が溶け込んでいます。カズオ・イシグロの作品を読んでいると、人生とは思い出だ、或いは、人生とは思い出を積み上げることだと言っているように感じます。

先日注文した4枚のDVD・CDのうち既に届いたのが2枚、それから本日「ショパン・・・」を発送したとのメールがあったので、残るはあと1枚、ヒラリーハーン「ショスタコーヴィッチ・ヴァイオリン協奏曲第1番」のみとなりましたがちょっと心配です。これまでも、発送が遅くなる場合、よく品切れで入手出来ない場合がありました。大丈夫か知らん?楽しみにしているのに!

本日の音楽はヒラリー・ハーンで「ショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」に致しました。


本日はレーピンの演奏を貼っておきます。







2011年12月20日火曜日

「バケットサンド」と「読書会」と「ケーキ」そしてショパン「ピアノソナタ第3番」

日の昼食は「バケットサンド」「ドーナッツ」でした。


その後はすぐ会議で今終わった所です。暫くしたらヴァイオリンのレッスンに出なければなりません。

 午前中は今年最後の「読書会」でした。今回読んだのは、先月に引き続き三島由紀夫「豊穣の海」の第3巻「暁の寺」、第4巻「天人五衰」です。この小説には謂わば歴史の劣化とでも言うべきものが描かれますがそこに仏教思想が絡まって複雑な様相を示します。先月も書きましたけれど、三島とは思想的にどうしても相容れないものがあるので抵抗を感じますが、様々なことを考えさせる興味深い小説であることに変わりありません。例によって、ケーキを戴きました。


今回はフルーツタルトです。美味しく戴きました。美味しかった!

 本日の音楽はショパン「ピアノソナタ第3番」です。


本日はカツァリスの演奏で第1楽章と第4楽章を貼っておきます。



2011年12月19日月曜日

「コロッケバンズ」と「音楽の友」と「お歳暮」と「NHK特集・メルトダウン」そしてメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「コロッケバンズ」「デニッシュホーン」です。


またまた享楽的な昼食に・・・。(ノ_・。) 「ラテマキアート」も買っておきました。

 「音楽の友」1月号が届きました。


本屋さんがお部屋に持って来て下さいました。集金のためです・・・。半年でこんなに本を買ったか知らん・・・。1月号に必ず付いてくるカレンダー、来年は「2012年に来日する指揮者たち」です。

 来年6月にヒラリー・ハーンが来日し、パーヴォ・ヤルヴィ/フランクフルト放送交響楽団と共演するようです。曲目はメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」です。サントリーホールのホームページには既に記載されていますし、「音楽の友」には「横浜みなとみらいホール」でのコンサート案内が掲載されていました。でも、私が会員になっている兵庫県立芸術文化センター、ザ・シンフォニーホール、福岡アクロスでは、まだ案内もございませんし、ホームページにも載っていません。まさか来ないなんてこと・・・。いやいや、多分来月の案内にはきっと載っていると思いますので、注意しておかないと!去年はリサイタルのチケットを取っていたのにキャンセルになりましたから、今年こそは聴きに行かないと!いい席が取りたい!

 昨日読書会の方たちからのお歳暮が届きました。また「ゴディヴァ」のチョコレートとウェッジウッドの紅茶の詰め合わせです。


一人でこそこそと戴くのもどうかと思い、オフィスに持って参りました。ゼミ生などにお裾分けしてあげたいと思います。(私ってなんて優しく気前がいいんでしょ!)

 昨夜は「NHK特集 シリーズ原発危機 メルトダウン」を見ました。事故の一報を聞いたとき私は足がガクガク震え立っていることも出来ませんでした。その時の気持ちを思いだして仕舞いました。
 日本の原発では事故が起きたときの備えが全く出来ていないことが今回の事故で明白になりました。電源が喪失した際に使われるイソコン(Isolation Condenser=非常用復水器)は非常時には欠かせない装置で、アメリカなどでは稼働訓練を日頃から行っているとのことですが、日本ではそれさえ行われておらず、弁を開くのが遅れ、更に、後で弁を閉鎖して仕舞ったと言うことです。
 日本は重大事故は起こらないと言う「安全神話」を守るため、重大事故の想定さえしてはならず、その結果事故が起こった場合のマニュアルさへなかったと言うことです。
 重大事故が起こった場合のマニュアルもなければ、訓練もされていない現場の方たちが混乱するのは当たり前のことで、適切な対処が出来なかったからと言って責めることは出来ません。ある方は生きては帰れないと思ったと仰っていましたけれど、本当に切迫した状況だったのだと思います。
 更に問題なのは現場の指揮をする上層部も事故にきちんと対処する能力がなかったと言うことです。恐ろしいことです。

 先日注文していたエルマンノ・オルミ「ポー川のひかり」が届きました。


昨日観ようと思ったのですが、読まなければならない本があったので観られませんでした。観たらまたご報告致します。

 本日のお昼の音楽はメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」です。


本日は庄司沙矢香の演奏で第1楽章を貼っておきます。

2011年12月17日土曜日

「組合定期総会」と「蜜柑」とジャクリーヌ・デュプレ「ブラームス・チェロソナタ」

日は昼から教職員組合の執行委員会、その後、定期総会がありました。問題が山積しております。
 昼食は余り美味しくないお弁当です。お弁当は会計係の方が手配しますけれど、お弁当の選択に関して今度から口を出そうか知らん。

 デザート代わりに家から蜜柑を持って来て戴いています。


私は酸っぱいのは苦手ですので、充分甘くなってから買います。もうそろそろか知らんと思って買ってみたら、充分甘くて美味しく戴きました。

 先日注文したCD/DVDの第一陣としてジャクリーヌ・デュプレ「ブラームス・チェロソナタ」が届きました。


ピアノはダニエル・バレンボイム。このCDは1967、8年の録音ですが、二人が結婚したのは1966年ですから、結婚して間もない仲のよかった時期の演奏です。
ジャクリーヌ・デュプレの演奏は少し聴けばすぐに彼女だと分かります。楽器のせいばかりではありません。デュプレが弾いていた「ダヴィドフ・ストラディヴァリ」は現在ヨーヨーマが弾いています。よく聴くと同じ楽器だと分かりますが、矢張りデュプレの演奏・音とは異なっています。
 私はどうも聴けば演奏者がすぐに分かる個性的な演奏者が好きなようです。グレン・グールド、マルタ・アルゲリッチ、それにヒラリー・ハーンもちょっと聴いただけですぐに分かる独特の音と演奏スタイルを持っています。デュプレは一度でいいから生で聴きたかった演奏かですが、ご存じの通り1973年28歳の若さで MS (「多発性硬化症] )を発症しチェロが弾けなくなり、1987年42歳でなくなりました。生きていれば66歳、アルゲリッチよりも4歳年下です。残念なことです。
それではブラームス「チェロソナタ第1番」第1楽章をデュプレ/バレンボイムの演奏でどうぞ。



2011年12月16日金曜日

「出講」と「たこ焼き」と「放射線暫定規制値」そしてモーツァルト「レクイエム」

日は出講日でした。先ほど帰って一休みしたところです。疲れた!そして眠たい!でも、今年の出講は本日でお仕舞いです。やれやれ。お腹が空いたのでまた帰りに「たこ焼き」を買って参りました。


 原発事故に関しては憂鬱なことばかり。先日は、先に政府が定めた前提規制値が有識者会議によって妥当なものと認定されました。つまり、年間20ミリシールト以下なら居住しても構わないと言うことです。ご存じのように、年間20ミリシーベルトと言う値は、放射線を扱うお仕事についている人に適用される基準です。それを子供を含めた一般の人にも適用しようと言うのです。日本の法律では一般人の年間の許容限度は1ミリシーベルトと定められています。政府自体が法律を破っていいものでしょうか?
 野田総理大臣は本日、冷温停止が完了したと発表致しました。馬鹿馬鹿しい!何度も申し上げている通り、冷温停止とは通常の状態の原子炉で核反応を停止し、崩壊熱がある一定以下の温度に下がることを指します。核燃料がメルトダウンして格納容器から漏れ、環境にさらされている状態で「冷温停止」とはどういうことでしょう?
 それから、先日は滋賀県がいざという時の避難計画を立てる参考に、スピーディの使用を申し出たところ、文科省に断られたと言うことです。スピーディはチェルノブイリ事故の後、事故に備えて適切な避難が行えるように、25年100億円以上の費用をかけて開発されたものです。それが、今回の事故では使われませんでした。多額の税金を使って開発したものを使わなかったと言うのも非難されるべきことですが、更に、避難計画を立てるのに利用させないとは一体何を考えているのでしょう?
 東電や政府は人の命や健康を二の次にして、自らの保身と、現在の途轍もない状況をひたすら大したことがないと思わせることばかりに腐心しているようです。私は腹が立って腹が立って、怒りに燃え狂っています。もしかしたらこんなになっているかも。


 本日の音楽はモーツァルト「レクイエム」です。


本日はカール・ベーム/ウィーンフィルで一部を貼っておきます。聴いているうちに不覚にも涙が出て来て仕舞いました。悔しいです。本当に悔しいです。自分の非力が。

2011年12月15日木曜日

KFC「チキンフィレサンド」と「師走」と「クリスマストゥリー」そしてブラームス「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食はケンタッキー・フライドチキン「チキンフィレサンド」です。


これだけではちょっと寂しいので、先日頂いたゴディヴァのチョコレートを2個戴きました。

 師走ももう半ばとなりましたが、毎日忙しくて嫌になって仕舞います。今日も先ほどまでゼミでしたけれど、ここのところ卒論の原稿を読んでチェックしてあげるのにかなり時間を取られています。取り分け、英語を直してあげるのが大変です。自分で書くのはさして苦にならないのですけれど、人の書いたものを直すのは一苦労です。その他お仕事がやまづみ!やれやれ。昨夜実家の母から電話がありいつ頃帰るのかと聞かれましたが、年末ギリギリまで帰れそうにもありません。

 本日は私の部屋に置いてある豪華絢爛巨大クリスマストゥリーをお見せしましょう。


何と高さ130mm。サンタさん付きです。お見せするほどのものでもなかったか知らん?

 などと書いている間に、注文していたDVDの媒体が届きました。


60枚。これで暫くは保ちます。(クリスマストゥリーより大きい!)

 本日のお昼の音楽はまたブラームス「ヴァイオリン協奏曲」です。


本日はユリア・フィッシャーの演奏を貼っておきます。









2011年12月14日水曜日

「チキンラーメン」と「ぜんざい」と「DVD」そして 'O Mio Bonbino Caro'

日の昼食は食欲がないので「チキンラーメン」で済ませました。


でも「ぜんざい」も買つて仕舞ひました。色即是空!(よく唱えてゐますが余り効いてゐるやうにも思へません。)

 ボーナス記念特別CD/DVD購入計画で買ふものが決定致しました。と言つてもそんなに沢山買ふ訳ではございませんけれど。まずは、先日既に決定してゐたヒラリー・ハーンのショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」の入ったDVD。


そしてエルマンノ・オルミ「ポー川のひかり」


次は、21日に発売される「ショパン 愛と哀しみの旋律」


(このタイトルはどうにかならないものか知らん?「愛と哀しみのサザエさん」と言ふのもありますしね。)
最後に、ジャクリーヌ・デュプレ「ブラームス・チェロソナタ」です。


デュプレは好きなチェリストなのでCDは殆ど持つてゐますが、これは無かつたので買ふことに致しました。

 もうお気づきでせうか?本日は旧仮名遣ひで書いてをります。昨日あのやうなお話しを致しましたら、何だか使つてみたくなりました。

 今日のお昼の音楽はこれです。


ポップス系の曲も入つているので余り聴くことがなかつたのですけれど、先日カッチーニの「アヴェ・マリア」を貼つたら何だか聴きたくなりました。カッチーニの「アヴェ・マリア」などはとてもいいと思ふのですけれど、この歌い方だとオペラなどでは声量が足りないのではないでせうか。それでは、もう一度カッチーニの「アヴェ・マリア」、そしてプッチーニ「ジャンニ・スキッキ」から 'O Mio Bonbino Caro' を貼つてをきます。また、この曲については、アンジェラ・ゲオルギウの歌も貼つてをきますので聴き比べてみて下さい。





2011年12月13日火曜日

「デニッシュホーン」と「旧仮名遣い」と「ボーナス」そしてショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「キャラメルデニッシュホーン」「おいもそふと」です。


少々享楽的な昼食となりました。色即是空色即是空。先ほどまで会議があり更新が遅くなりました。少ししたらヴァイオリンのレッスン出かけなければなりません。忙しい!

 私は旧仮名遣いを難なく使えます。小学生の頃から夏目漱石を全集版で読んでいたためです。ですから、「かおり」を「かほり」などと書いてあるのを見ると気になって仕方ありません。「におい」は「にほひ」ですが、「かおり」は「わ」行なので「かをり」になります。
 でもそればかりではありません。私が極普通に使っている「・・・か知らん」と言うのも恐らく普通は「かしら」であって「か知らん」と言う方は余りいないのではないのか知らん?更に、それ以外でも私が当たり前だと思っている言葉遣いも、もしかしたらちょっと普通ではないのかも知れないと思う時があります。「一所懸命」が今では「一生懸命」と言われるのが普通になっているのは知っています。でも、意味がおかしくなるので私には使えません。
 授業中などでも、例えば、私が日常的な語彙だと思って「恣意的」などと言う言葉を遣うと、時折理解してない学生がいるようです。先日は、50歳近くになる先生とお話しをしていて、私が「博覧強記」と言う言葉を遣ったところ、その先生はご存じなかったようです。えっ!? そして、恐らく私の言葉遣いは私の年齢にしたら、丁寧すぎるのだろうなと言うことは想像に難くありません。でも私は自分の言葉遣いを変えるつもりはありません。それにしても、私の言葉遣いって明治の言葉遣いなのか知らん?
 ちょっと話が変わりますが、実家に電話をかけると母が「○○でございます。」と出ます。それは普通です。でも、その「ございます」の「います」の所がちょっと違います。僅かに音便化されていて、柔らかい感じがします。多分、それは東京の山の手言葉なのだと思います。私は職業柄心懸けてくっきりと発音するようにしておりますけれど、多分「Kでございます。」と電話に出るときには思わず母のような発音になっているような気がします。最近では余りそのように発音される「ございます」を聞く機会はございません。実家に電話して母が「○○でございます。」と言うのを聞くと何だか懐かしい心持ちになります。これもやがては失われて行く言葉なのかも知れません。

 先日「ボーナス」が出ました。でも、毎年何パーセントカットとか言われて、支給額が少なくなって行きます。こんなに一所懸命働いているのに!とはいえ、矢張りボーナスが出ると嬉しくて、色々と購入計画を立てます。その一環としてまず、CDとDVDを何枚か買おうと思います。ふふふ。(と不気味にほくそ笑みつつ) それで現在決定しているのは最近出たヒラリー・ハーンショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」の入っているDVD、それから、私の好きな「木靴の樹」の監督エルマンノ・オルミが撮った最新作「ポー川のひかり」のDVDです。あと数枚は買うつもりです。選ぶのもまた楽し!それから、ヴァイオリンの弓の毛を張り替え、バレットも交換しようと思っています。

 本日の音楽はショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」に致します。


それではヒラリーの演奏で第1楽章をどうぞ。