「出講」と「わたしを離さないで」と「ボーナス」そして 'Bach: Violin and Voice'

本日は出講日でした。疲れて眠たい！それから少々お腹が空いたので何か美味しいものはないか知らんと物色してみましたが、めぼしいものがございませんので、林檎を剝きました。

出講先では１クラスの授業でDVD作戦を敢行致しました。観たのは、カズオ・イシグロ原作の「わたしを離さないで」です。原作は読んでおりますが、DVDは購入してから観る時間が取れなかったので、私も今回初めて観ます。

臓器提供のため作られたクローンのお話しです。隔離された「ヘールシャム」と言う学校で幼い頃から一緒に育ったキャシー、トミー、ルースの３人を中心に物語は進んで行きます。本当に切ないお話しです。

　それから今日はボーナスの支給日です。本来は１２月１０日ですが、明日が休日なので今日出ました。しかし、ここのところずっと何パーセントカットとか言って支給額は減少しています。何だか嫌な感じです。今年は見送られそうですけれど、公務員の給与を７％カットするとか言っています。私たちは、法人化してから公務員ではなくなりましたけれど、公務員の給与がカットされると間違いなく私たちの給与もカットされます。公務員と言うと高級官僚などを思い浮かべ、高額なお給料を貰っていると思われがちですが、一般の公務員はそんなにいい訳ではありません。７％もカットされたらもろに生活に響きます。やれやれ。

　本日の音楽はヒラリー・ハーンの 'Bach: Violin and Voice' です。

本日は録音風景を収めた映像、そして、タルコフスキー監督の最後の映画「サクリファイス」で使われた曲でこのアルバムにも収められている、マタイ受難曲のアリア 'Erbarme Dich, Mein Gott' を貼っておきます。