2011年11月3日木曜日

「コロッケドッグ・デニッシュホーン」と「カンディンスキー」そしてスクリャービン「ピアノソナタ」

日の昼食は「コロッケドッグ」「デニッシュホーン」です。


「コロッケドッグ」はともかく、生クリームのたっぷり入った「デニッシュホーン」はかなり享楽的な食べ物です。喝!お林檎は先日買った「シナノスウィート」と言う品種ですけれど、甘くて美味しかったです。

本日のお昼の音楽はグールドの演奏でスクリャービンとプロコフィエフの「ピアノソナタ」を聴いております。


スクリャービンはモスクワ音楽院時代、ラフマニノフと同級生でピアニストとしてはラフマニノフより有望視されていたようですが、卒業はラフマニノフが主席でスクリャービンは2番でした。ラフマニノフのように手の大きくなかったスクリャービンは、猛烈な練習を重ね右手を痛めて仕舞いました。その間、左手を訓練したそうですが、そのせいかスクリャービンの曲は左手の音が強調される傾向があるようです。

このCDのジャケットを見ていたら、余り似てはいないのですけれど、何となくカンディンスキーを思い出して仕舞いました。カンディンスキーは好きな画家の一人です。学生時代に京都国立近代美術館で展覧会を見たのを覚えています。



抽象画の先駆者とも言われている画家です。モスクワ生まれですがドイツ・ミュンヘンで絵の勉強をして、後に有名な「バウハウス」の教員をナチスによって閉鎖されるまで務めます。その後はフランスで活動し、パリ郊外で生涯を閉じることになります。 スクリャービンも前衛的な音楽家でしたが、そう言うところも少し共通点があるような気が致します。

本日はグールドの演奏でスクリャービン「ピアノソナタ第3番」第1楽章を貼っておきます。

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