本日の昼食は「冷やしうどん」です。
今日は1限に授業があったので超早起きで7時に起床致しました。まだ夜明け前かと思っておりましたけれど、陽は出ておりました。こんなに早く起きたのは久しぶりです。空気も少し冷たくて爽やかでした。でも、今のうちはいいですけれど冬になったら大変です。
授業の後は読書会がありました。今回読んだのはトルコのノーベル賞作家、オルハン・パムクの「新しい人生」です。
トルコと言う国は、西洋文化と東洋文化、キリスト教とイスラム教との境界に位置する国です。文化的にも、国民のマジョリティーはイスラム教徒ですが、少なくとも現在はヨーロッパの一部となり、西洋文明化が進んでいます。そのような文化の狭間で一冊の本に触発され、「新しい人生」、自分の真のアイデンティティーを求める一人の青年の姿が描かれます。恐らくは、ダンテの「新生」を下敷きとし、トルコの様々な風俗が書き込まれています。カフカ的な不条理を感じさせる展開もあり、なかなか難解な小説ですけれど、面白く読みました。
例によってケーキを戴きました。
栗のケーキを選びました。ここのところ栗尽くしです。それから、食後にお抹茶を点てて、残りのお手製栗しぼりを戴きました。
お腹が一杯になりました。暫くは禁欲生活を送らなくては!
本日のお昼の音楽はワセンベルクの演奏でドビュッシーを聴いております。
本日はランランで「プレリュード」より「亜麻色の髪の乙女」、カツァリスで「ベルガマスク組曲」より「月の光」を貼っておきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿