2011年9月30日金曜日

「出講」と「音楽の友」と「現代思想」そしてサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」

日は「出講日」でした。前回はイントロダクションでしたが、今日はフルに授業を致しましたので些か疲れました。それに眠たい!週末は何時もボロボロです。やれやれ。


 「ピアノの森」第20巻は結局昨日のうちに読んで仕舞いました。


コミックスはすぐ読み終わってしまうので、私は第1巻から読み返すことが多いのですけれど、時間がなかったので第15巻から読みました。いよいよショパンコンクールのファイナルが始まりましたが、カイの出番はまだです。

 定期購読している「音楽の友」10月号が届きました。


特集は「エフゲニー・キーシンのすべて」です。今年も来日致しますね。私もコンサートを聴きに行く予定です。コンサート前のお勉強に役立つ企画です。付録に「大作曲家ハンドブック」が付いております。これも役に立ちそうです。

 それから、「現代思想」10月号も届いていました。


今月号の特集は「反原発の思想」です。出講先に持って行って、昼休みに少し読みました。興味深い内容です。

 今は一休みして、コーヒーを飲みながら諏訪内晶子さんの「詩曲」を聴いています。


本日はこのディスクの冒頭にも入っているサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」ジャニーヌ・ヤンセンの演奏で貼っておきます。尚、また忙しくなって参りましたので「ペタ」は暫くお休みさせて戴きます。さてさて、そろそろお仕事に戻らないと!

2011年9月29日木曜日

「おはぎ」と「ピアノの森」と「DVD・わたしを離さないで」そしてモーツァルト「ピアノソナタ」

日の昼食は「サンドウィッチ」「おはぎ」です。


昨日は「おはぎ」の誘惑を退けましたが、本日は負けてしまいました。情けない!しかも大きなおはぎ! 喝!

お昼を買いに出るついでに、「ピアノの森」第20巻を買って参りました。6月に出る予定でしたが延期になり、「発売日未定」となっておりました。結構小まめにチェックしておりましたが、見逃していました。9月23日に発売されたそうです。私に内緒で出るなんてずるい!


今日は忙しいのですけれど、読んで仕舞うのでしょうね、きっと。

本屋さんに立ち寄った後、特に買う予定のCDもないのに、つい癖でふらふらとCDショップに立ち寄り庄司沙矢香「メンデルスゾーン・チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲」を買って仕舞いました。


どちらも、様々なヴァイオリニストの演奏でCDを何枚も持っていますので、中々聴く順番が回って来そうもないのに!

それから、予約注文しておりましたカズオ・イシグロ原作のDVD 'Never let me go.' (「わたしを離さないで」)が今朝届きました。


昨年公開されましたけれど、時間がなくて観に行けませんでした。原作は英国で出版されて間もない頃に原書で読んでいます。カズオ・イシグロの小説はほぼ読んでおりますけれど、この小説は他の作品とは少々毛色が違っています。例えば、ブッカー賞を受賞した出世作「日の名残り」は第二次世界大戦を挟み、貴族社会が斜陽して行く様を、執事のスティーブンスの語りを通して描いています。この作品に見られるように、カズオ・イシグロの作品は20世紀前半の歴史的背景の中で描かれる作品が多くなっています。それに対して、「わたしを離さないで」は、舞台を近未来の英国に設定し、臓器提供のために生まれ育てられたクローンたちが主人公となっています。これにもキーラ・ナイトレーが出ていますね。どのように映像化されているのか観るのが楽しみです。「日の名残り」も映画化され、アンソニー・ホプキンスが主人公の執事、スティーブンスを演じておりましたが、なかなかいい映画でした。こちらもDVDを持っています。

本日のお昼の音楽は珍しくグールドの演奏でモーツァルト「ピアノソナタ」を聴いています。


グールドは好きなピアニストですが、モーツァルトは余り聴きません。何だか余りモーツァルトっぽくない気が致します。本日はまた内田光子さんの演奏で第1楽章を貼っておきます。

2011年9月28日水曜日

「ロースカツサンド」と「夢」そしてブラームス「弦楽六重奏曲第1番」

日の昼食は「ロースカツサンド」です。昨夜は丸々と脂がのって新鮮そうな鯖が出ておりましたので一尾買って味噌煮に致しました。今朝も戴きました。


デザートはピオーネです。美味しそうなおはぎが出ておりましたので、余程買って来ようと思いましたが思いとどまりました。我ながら偉いと思います。ご褒美におはぎを買ってあげたいくらい。(?)

 昨夜はまた変な夢を見て夜長に眼が覚めて仕舞ったので睡眠不足です。場面は京都。嘗て住んでいたマンションに帰るところです。本当は地下鉄の筈なのですけれど、何故か普通の電車に乗っています。京阪でも阪急でもなく、山手線のような感じがします。マンションの最寄りの駅で降りて駅の外に出ますが、何だか風景が違います。兎も角マンションのある方角に歩いて行きますが、矢張りどうも様子が違います。私は辺りを必死になって歩き回りますけれど、見覚えのある建物もお店もありません。どうやら見知らぬ街に来て仕舞ったようです。どうしたらいいのか分からぬままありき回っているうちに眼が覚めました。私は何故このような喪失感が残る夢ばかり見るのでしょうか?困ったものです。でも、私が住んでいたマンションは今も残っておりますけれど、よくフルーツパフェを戴いた「八百卯」は既に閉店になっています。行ってもシャッターが下りているだけ。もう二度とあの2階のフルーツパーラーで美味しいフルーツパフェを戴くことは出来ません。生きているうちに、そうやって少しずつ色んなものが失われて行くのでしょうね。でも、京都の街のように、古いお寺や老舗が残っていて、これからも恐らくずっと残り続ける街はとても貴重なのかも知れません。

 本日のお昼の音楽はブラームス「弦楽六重奏曲」をコチアン+スメタナ弦楽四重奏団で聴いております。


本日は第1番、第1楽章と第2楽章を貼っておきます。



2011年9月27日火曜日

「読書会」と「栗のケーキ」と「栗しぼり」そしてドビュッシー

日の昼食は「冷やしうどん」です。


今日は1限に授業があったので超早起きで7時に起床致しました。まだ夜明け前かと思っておりましたけれど、陽は出ておりました。こんなに早く起きたのは久しぶりです。空気も少し冷たくて爽やかでした。でも、今のうちはいいですけれど冬になったら大変です。

授業の後は読書会がありました。今回読んだのはトルコのノーベル賞作家、オルハン・パムク「新しい人生」です。


トルコと言う国は、西洋文化と東洋文化、キリスト教とイスラム教との境界に位置する国です。文化的にも、国民のマジョリティーはイスラム教徒ですが、少なくとも現在はヨーロッパの一部となり、西洋文明化が進んでいます。そのような文化の狭間で一冊の本に触発され、「新しい人生」、自分の真のアイデンティティーを求める一人の青年の姿が描かれます。恐らくは、ダンテの「新生」を下敷きとし、トルコの様々な風俗が書き込まれています。カフカ的な不条理を感じさせる展開もあり、なかなか難解な小説ですけれど、面白く読みました。
例によってケーキを戴きました。


栗のケーキを選びました。ここのところ栗尽くしです。それから、食後にお抹茶を点てて、残りのお手製栗しぼりを戴きました。


お腹が一杯になりました。暫くは禁欲生活を送らなくては!

本日のお昼の音楽はワセンベルクの演奏でドビュッシーを聴いております。


本日はランランで「プレリュード」より「亜麻色の髪の乙女」カツァリスで「ベルガマスク組曲」より「月の光」を貼っておきます。



2011年9月26日月曜日

「お手製・栗しぼり」と「N響アワー・ETV特集」そしてチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」

日は、昨夜少々戴き過ぎたせいか食欲がございませんので、昼食代わりにお菓子を少し戴くことに致します。今日から大学が始まり、午前中にも一コマ講義がありました。学生が帰省のお土産を持って来てくれました。


「めんべい」「バウムクーヘン」です。(箱で頂きました。)

昨日は、栗を仕入れに車で片道一時間ほどかけて、栗園に行って参りました。立派なを1キロ買って参りました。


前日にすき焼き用のお肉を買ってありましたので、お夕食は「栗ご飯」「すき焼き」でした。
でも、態々時間をかけてよい栗を仕入れに行った第1の目的は美味しい「栗しぼり」を作るためです。作りました。これです。


どうですか?美味しそうではありませんか?目標は京都・老松の「栗しぼり」。秋に京都に行かないと戴けませんので、自分で出来ないかと作ってみた次第です。ネット上や本にもレシピは載っていますけれど、それは無視して自分の思い通りに作ってみました。
まずは、栗を50分程茹で、皮を剝いてすり鉢で潰し裏ごししました。(滑らかな生地になるよう、すり鉢で1時間近くかけて擂り潰しました。)少々ぱさついているようでしたので、つなぎに牛乳を少々入れました。それから、甘みを出すために和三盆を少し加えました。擂り潰しながら少しづつ加え、生地の硬さ、甘みを調節致しました。最後にスプーンで適量を取り、ラップに包んで絞りました。それで、出来映えは?・・・ 初めての試みでしたが、結構美味しく出来ました。老松の「栗しぼり」の栗の香り、味には劣りますけれど、かなり近づけたように思います。その辺の和菓子屋さんの栗しぼりより美味しいと思います。
大粒の栗を10粒使い、8個の「栗しぼり」が出来ました。日持ちがしないので、昨夜3個、本日2個戴き、1個お隣の女性の先生に差し上げました。(まだ、感想は伺っていません。)自宅にあと2個残っています。

昨夜は私としては珍しくテレヴィを長時間見て仕舞いました。N響アワーと、その後のETV特集「原発事故への道程」後編です。N響アワーは辻井さんの演奏でチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」でした。なかなかいい演奏でしたね。「ETV特集」は、原子力政策の中心にいた官僚・研究者・元東電副社長などからなる非公式な研究会「原子力政策研究会」の録音記録に基づいて製作されています。安全性に問題があることを認識しながら、それを無視して進められた日本の原子力政策の姿が浮き彫りにされています。その研究会は今も続いています。福島第一原発の事故があったにも関わらず、日本の原子力政策を進めてきたこの方たちに反省している様子は窺えません。この期に及んで、まだ日本は資源がないので原子力は必要だなどと仰る方もいらっしゃいます。ウランの埋蔵エネルギー量が石油・天然ガス・石炭よりも少ないことを知った上でおっしゃっているのでしょうか?しかも、日本はオーストラリアなどからウランを輸入していますけれど、ウラン採掘現場では原住民の方が働き、被曝して癌に冒されている事実すらご存じないのでしょうか?無責任としか言いようがありません。
また、今朝の新聞では、原発立地が問題になっている山口県・上関町の町長選の結果が出ておりましたけれど、推進派の原色が当選されたそうです。現在、工事は中止されていますけれど、これからどうなることやらとても心配です。

本日のお昼の音楽はチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」に致しました。


それでは。マルちゃんの演奏で第1楽章を貼っておきます。



2011年9月24日土曜日

「焼きそば」と「原発」と「グールドの誕生日」そしてバッハ「ゴールドベルク変奏曲」

日の昼食は久しぶりに「焼きそば」です。


デザートはピオーネです。

 先日、野田総理大臣が訪米し、国連で原発に関して演説を致しました。原発事故は順調に収束に向かっている、そして最高レヴェルの安全を確保し原発の輸出を行うとの旨話されました。また、アメリカのメディアに答え、来年中には原発を再稼働すると仰っています。暗澹たる気持ちにならざるを得ません。今年中に冷温停止を目指すと言いますが、まず冷温停止とは何なのか?初めの頃は、原子炉圧力容器や格納容器が健全であるとの仮定から、冷却系を修理し、通常の冷却が出来る状態を指していましたけれど、後に(初めから予測出来ましたけれど)燃料棒がメルトダウンし、圧力容器も格納容器も破損していることが分かりました。そして、原子炉建屋にあふれ出した高レベルに汚染された水をまた圧力容器に戻す作業をしています。つまり、汚染水が外に出て仕舞っている状態がこのままずっと続くと言うことです。もちろん、これは本来の意味での「冷温停止」ではありません。また、圧力容器内の温度が100度前後にまで下がっていることを指して「冷温」と言っていますけれど、溶融した燃料が圧力容器内にどの程度残っているか分からない状態で、(少なくとも、1号機の圧力容器には殆ど残っていません)圧力容器内の温度を問題にすること自体がナンセンスです。
 このような大事故を引き起こし、収束させるにはこれから少なくとも何十年もかかると言うのに、そして、未だ中を見ることすら出来ず、事故の分析も出来ない状況で、どうやって安全を確保すると言うのでしょう?愚かな過ちは繰り返して欲しくはありません。様々な利害関係があるのだと思いますけれど、この事故で受けた人々の苦しみ、そして人の生命を一体何だと思っているのでしょう?しっかりとこの事故の現実を受け止めて、理性的に対応して欲しいと思います。

 明日9月25日はグレン・グールドのお誕生日です。1932年生まれなので、生きていれば79歳のお誕生日ですね。因みに、命日は10月4日(1982年)です。丁度50歳で亡くなられました。グールドは夏目漱石の「草枕」を愛読書にしていましたけれど、漱石も49歳、50歳のお誕生日の少し前に亡くなっています。奇しくも、二人ともほぼ50年の人生だった訳です。

 私は、中学生の頃グールドのバッハを聴いて好きになり、それ以来お小遣いを貯めてはCDを買っていました。今でも最も好きなピアニストの一人です。本日は「ゴールドベルク変奏曲」(81年版)を聴いております。


本日は、「ゴールドベルク変奏曲」の一部と「パルティータ」6番の一部を貼っておきます。



2011年9月23日金曜日

「くるみパン」と「ヴァイオリンの弦」そしてバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・パルティータ」

日の昼食は「くるみパン」「エダチー」です。


「エダチー」は、枝豆とチーズが入っています。新鮮そうなピオーネが出ていたので買って参りました。それから、お中元に頂いた野菜ジュースがまだ大分残っておりましたのでオフィスに持って参りました。

今朝荷物が届きました。


さて、一体何でしょう?注文していたヴァイオリンの弦です。ヴァイオリンの弦1本の割に仰々しいパッケージです。ストレート弦なので、巻くことが出来ません。


しかも、「ワレモノ」「精密機器」などと言うシールが貼ってあります。ヴァイオリンの弦は精密機器?中身はこちら。


オリーヴG線(Rigid)です。1本12850円。でも通販で6770円で買えました。最もお値段の高い弦ですけれど、金と銀で巻いてあるため、そして特にリジッドがお高いのは金を沢山使っているためです。4本とも色が微妙に違います。パッショーネのA線はアルミ巻のため、一番白々しています。D線は銀巻。アルミ巻よりすこし黄色がかっています。そしてG線は更に金色に近くなります。
早速張り替えてみました。


リジッドの方がノーマルより音に張りがあるようです。ガット弦特有の柔らかで深みのある音ですが、クリアに響きます。この弦はブログ友だちのバロックヴァイオリン奏者みちもんさんが推薦して下さいました。有り難うございました。とてもいい音で、他の弦とのバランスもいいようです。
E線がオリーヴ、A線とD線がパッショーネ(ソロ)、G線がオリーヴ(リジッド)と言う構成になりました。今まで試した中でベストです。パッショーネはピッチもまずまず安定しています。4~50分続けて弾くと、少しピッチがずれて気持ち悪いので、チューニング致しますが、アジャスターで調整できる程度の僅かなずれです。E線は殆どずれませんから、それを元にチューニングすれば数秒で出来ます。A線、D線が安定していれば、G線が少々不安定でもチューニングはすぐ出来ます。使い勝手もまずまずです。これで、少なくともE線、G線は固定です。パッショーネのA線、D線もまずまず気に入っていますけれど、まだ研究の余地はありそうです。

本日のお昼の音楽は、ヴァイオリンの話題でしたので、矢張りこれ。


バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・パルティータ」です。本日は久しぶりにギドン・クレーメルの演奏を聴いております。本日はギル・シャハムの演奏で、パルティータ2番を貼っておきます。







2011年9月22日木曜日

KFC「チキンフィレサンド」と「原発」そしてバルトーク「弦楽四重奏曲」

日の昼食はケンタッキー・フライドチキン「チキンフィレサンド」です。


「のむヨーグルト・ブルーベリー」も買って参りました。デザートはまた梨です。

 最近、原発関係の記事を書いておりませんでした。政府・電力会社・マスメディアはこぞって無視するか、事故を軽く思わせようとしています。ですから、時々は取り上げなければならないと思っています。残念ながら、日本の報道より、海外の報道からの方が遙かに正確な情報を得ることが出来ます。先日、ドイツで放送されたものを貼っておきましたが、YouTube などでも結構見ることが出来ます。ただし、殆どは日本語ではありません。私には翻訳して掲載するだけの時間はございませんので、紹介は出来ません。本日は、字幕付のアメリカでの報道を貼っておきます。最近、高濃度の放射性ヨウ素が検出されたとの報道がありましたけれど、(極、小さな扱いでした)放射性ヨウ素は半減期が短いので、再臨界が起きたのではないかとの疑いが持たれています。このヴィデオは、それも含め、アメリカが入手した別のデータを元に再臨界が起きたことを明らかにしています。



何度も申し上げましたが、今回の事故はとてつもない事故です。それは都市の経過と共に更に明らかになって行くと思いますけれど、私たちは今それを認識しておかなければなりません。これだけの事故を起こし、そして、他の原発でも何時また起こるか分からないのに、原発を存続させようとしているのは、人の命を何とも思わない狂気の沙汰とした言いようがありません。電力が不足すると言っているのも嘘です。このことに関しては「たねまきジャーナル」での小出先生の解説を貼っておきます。



 本日のお昼の音楽は、アルバンベルクの演奏でバルトーク「弦楽四重奏曲」を聴きました。


3枚組で1万円くらいしたような・・・。
 本日は、1番第3楽章をパーカー・カルテットの演奏で貼っておきます。パーカー・カルテットは今注目されているアメリカの若手カルテットです。

2011年9月21日水曜日

「おいなりさん」と「おはぎ」と「葉書」そしてバッハ「ヴァイオリン協奏曲」

日は、先日お菓子を頂いた方にお礼状を出しに最寄りの郵便局に行くついでに、時々利用する甘味処で「おいなりさん」「おはぎ」を買って参りました。


以前にもご紹介致しましたけれど、老夫妻がお二人でやっている小さなお店です。全て手作りでとても美味しいです。おいなりさんは3つ1パックなので、何時も食べきれず一つは家に持ち帰ります。

 私はかなり筆まめな方です。封筒・便箋・葉書は京都に行ったときに買い込んで来て、何時もそれを使っています。


ベイシックな「はし本」の葉書を中心に、「便利堂」などで買った絵入りの葉書なども使います。葉書などを入れておく引き出しにはH御用達、三条柳馬場の「石黒香舗」の「にほひ袋」を入れて、よい香りが漂うようにしています。筆で書けばよいのでしょうが、面倒なので大概は万年筆でしたためます。

 皆様の所は台風の影響は如何でしたか?私の所は少し雨や風が強くなった程度で被害はありませんでした。名古屋あたりは大雨で大変だったようですね。これから浜松の辺りに上陸するようですので、お近くの方はご用心下さい。

 本日のお昼の音楽はバッハ「ヴァオリン協奏曲」です。


私も第1番ドッペルは弾きます。



本日は第一番大3楽章、ヒラリー・ハーンの録音風景を貼っておきます。

2011年9月20日火曜日

「ベーグル」と森見登美彦「きつねのはなし」そしてパガニーニ「24のカプリース」

日は1時より会議がありましたので、そそくさと昼食を済ませ行って参りました。昼食には「ベーグル(ハムとチーズ)」を戴きました。


デザートに「なめらか杏仁」、それから「のむヨーグルト」を買って参りました。お野菜は朝食や夕食でしっかり摂っております。でも、最近は葉物野菜がお高いですね。困ったものです。

 先日、「海月姫」を買ったついでに、森見登美彦「きつねのはなし」買って仕舞いました。


森見の作品は殆ど読んでいますけれど、これはまだ読んでいません。怪談じみた短編が4編入っています。電車の中ででも読もうと思います。さほど大した作家でもないのですけれど、京都が舞台になっていることもあり、つい読んで仕舞います。「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」などは中々いい小説だと思いますよ。

 本日のお昼の音楽はパガニーニ「24のカプリース」です。この曲は何枚かCDを持っていますけれど、よく聴くのは、五嶋みどりさん、神尾真由子ユリア・フィッシャーなどの演奏です。


このCDには、五嶋さんにサインを頂きました。
少々大雑把なサインです。神尾真由子さんは6月にコンサートで生で聴くことが出来ました。


こちらは初回限定、演奏風景などのDVDが付いています。本日はユリア・フィッシャーで聴いております。


それでは、よく演奏される、そして恐らく最も技術を要する24番を貼っておきます。

2011年9月19日月曜日

「ミニとろろそば」「クリーム白玉ぜんざい」「ロシアケーキ」そしてモーツァルト「ヴィオリンソナタ」

日の昼食は「ミニとろろそば」です。


また「クリーム白玉ぜんざい」を買って仕舞いました。
 右側にあるのは、京都寺町二条の「村上開新堂」「ロシアケーキ」です。京都で最も古い洋菓子店だそうです。東京にも「村上開新堂」と言うお菓子屋さんがありますけれど、親戚筋にあたるそうです。土曜日に、知り合いがデパートの物産展で見かけ、送って下さいました。年配のご婦人ですけれど、ご自分でお買い求めになる時に、ふと私の顔を思い出し送って下さったそうです。有り難いことではございますけれど、お菓子を見て私を思い出すというのは、如何なものでしょう?ちょっと複雑な気分です。何だか昔懐かしような素朴なお菓子ですけれど、生地がとてもサクッとしていて美味しいです。「ロシアケーキ」と言うのは勝手に付けた名前らしく、ロシアのお菓子ではありません。

 本日は、大学に来る前にお街に出て、「ヤマハ」オリーヴG線(rigid)を買い、ついでに、デパ地下で叶匠寿庵「一壺天」でも買って帰ろうと思っていたのですが、念のためヤマハに電話してみたところ「リジッド」は切れていると言うことでしたので、諦めて通販で注文しました。オリーヴのG線Rigid は少々お高く、定価だと12285円致しますが、今回購入した通販のお店では50%オフ。送料込みで6770円でした。一本のお値段にしてはお高いですね。でも、オリーヴは音質の劣化が少なく長持ち致しますので、それを考えればそうお高くはないのかも知れません。

 David Mitchell の新しい小説が出ましたので購入致しました。


ミッチェルは日本で長らく英語の先生をしておりましたが、英国に帰ってから小説を発表し Cloud Atlas でブッカー賞を取り、注目されている若手の小説家です。


翻訳されているのは「ナンバー9ドリーム」(新潮クレストブック)のみです。



東京が舞台となっており、主人公も日本人です。大変面白く読める小説です。読んでみて下さい。

 昨夜は「ETV特集・日本の原子力発電史①」を見ました。日本に原子力発電が導入された頃のお話しでした。如何に、安全がなおざりにされてきたかがよく分かる内容でした。続きも見ようと思います。

 本日のお昼の音楽はモーツァルト「ヴァイオリンソナタ」です。


本日はまた25番K0301を貼っておきます。

2011年9月17日土曜日

「麺職人」と「海月姫」と「大阪・教育基本条例」そしてバッハ「フランス組曲」

日も昼食をいい加減に済ませて仕舞いました。反省!


梨(幸水)も買っておきました。

 さて、13日発売の「海月姫」第8巻をようやく買って参りました。


今回新たに大阪弁のインド人のお姉さんが登場致しました。なかなか面白いキャラクターです。天水館はどうなって仕舞うのでしょうか?尼~ずの運命や如何に?

 それにしても、橋下氏率いる平成維新の会の横暴ぶりは目に余るものがあります。取り分け、今回提出される「教育基本条例」はまるで「教育勅語」のような内容となっています。首長が目標を定め、それに従わない者は免職に出来る、教師の2割に「最低」のランクを付ける、教師を懲戒処分に出来るなど、明らかに憲法の精神に反する内容のものになっています。政治の教育への介入であり、権力者の価値観を押しつけ、それに従わない者を排除すると言うものです。こんなことをして本当によくなると思っているのでしょうか?本当にそう思っているなら、愚かとしか言いようがありません。教育現場はますます息苦しいものとなり、荒廃して行くことは目に見えています。東京都知事と言い、大阪府知事といい、こんな人が日本の2大都市の首長に選ばれている現実を見ると、何だか哀しい気持ちになって仕舞います。

 本日のお昼の音楽はバッハ「フランス組曲」に致しました。


本日は第1番と第2番をシフの演奏で貼っておきます。美しい演奏です。



2011年9月16日金曜日

「出講」とラヴェル「ピアノ協奏曲」聴き比べ

日は「出講日」でした。早いでしょう?もう後期が始まったのですよ。以前は、1学期の時間数は15時間だったのですが、試験日はそれに含めず、16時間にしろとの文科省のお達しがあり、現在は16時間になっています。それで、私立大学などは入試が早いので、後期を早く始めなければならなくなったのです。そうでなくても忙しいのに、益々時間的余裕がなくなっています。競争原理なども取り入れられ、大学は益々余裕のない場所になっています。これで本当に大学がよくなると考えているのでしょうか?はっきり言って文科省はお馬鹿です。
今日はイントロダクションだけでしたが、久しぶりの授業でしたので疲れました。それに、早起きしたので眠たい!取りあえず休憩。お茶を戴きながら、音楽を聴いています。本日はラヴェル「ピアノ協奏曲」です。


YouTubeで検索しておりましたら、ジューネーブ国際音楽コンクールで優勝した萩原麻未の演奏がありました。マルちゃんと比べるとまだまだと言う感じがしますけれど、将来有望なピアニストですね。ショパンコンクールで優勝したユリアンナ・アヴディーエワさんといい、将来が楽しみです。
本日は1楽章を萩原麻未さん、エレーヌ・グリモーそしてマルちゃんの演奏で貼っておきます。聴き比べて下さいませ。でも、やっぱりマルちゃんですね。