2012年12月6日木曜日

「かき揚げ蕎麦」と「電気料金」そしてブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」

日の昼食は「かき揚げ蕎麦」です。


今朝は作り置きの「ぜんざい」で済ませて仕舞ったので、夜はしっかり栄養バランスを考えて戴かないと!それから、本日はゼミでしたが、学生が鼓月の「千寿せんべい」を持って来てくれたので、それを戴きながら致しました。

 維新の会の石原氏や自民党の安倍氏は「脱原発」に対して、無責任だとか言葉遊びなどと批判しています。その根拠は、原発を稼働させないと電気料金が上がると言うことです。経団連も同じような主張をしています。しかし、これまでも述べてきたように、それは全くの嘘です。政府のエネルギー・環境会議は4つの研究機関に2030年に電気料金がどのようになるか、原発0、15%、25%に分けて試算をさせました。読売新聞などはそれを受けて、原発を止めると電気代が2倍になりと報道致しました。しかし、実際はそのようなことではありません。例えば、国立環境研究所の試算では、その場合の電気料金は現在の1.4倍になると報告しています。原発を稼働させないことで最も高くなると見積もった試算が、原発0で、約2倍、15%の場合1.8倍、25%で1.7倍となっています。この場合、現状のまま電気を使い続けたらと言う仮定が付けられています。また、この試算には、原発を止め、高速増殖炉を廃止した時に浮く厖大な予算が含まれていません。そのように考えると、実際には原発を止めても止めなくても電気料金はほぼ同じであることが分かります。更に、風力や太陽光発電の開発などによる経済効果を含め、今の電力会社の独占体制を改め、総括原価方式を廃止すれば、原発を廃止した方が電気料金はむしろ下がる筈です。原発を稼働させれば電気料金は上がらず、原発をゼロにすれば大幅に料金が上がると言うのは全くのまやかし、大嘘です。

 本日の音楽はブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」です。


それでは諏訪内晶子さんの演奏を貼っておきます。

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