時間がなかったのでまたセヴンイレヴンで買って来て済ませました。
「音楽の友」10月号が届いきました。表紙はチッコリーニさんです。87歳で現役とは凄いですね。特集は「世界の名ピアニストが聴きたい!」です。この特集をちょっと読んでいたら、「ピアノマニア」と言う映画のお話しが出ていました。調律師・シュテファン・クニュップファーの現場を辿り、スタンウェイでピエール=ロマン・エマールが「フーガの技法」を録音する迄のい1年間を描いているそうです。Amazon で調べて見たらDVDが出ていましたので早速注文致しました。但し、輸入盤しかありませんので、日本語字幕は付いていません。
知り合いのブログでも扱っていましたけれど、復興予算が横流しされていることについて少し書いておこうと思います。私は見ておりませんが、先日の「報道ステーション」では野田首相自身も認めたと言うことです。認めようが認めまいが、事実ですけれど。
被災地の仮設住宅などで生活している方たちには、今も十分な援助が出来ていません。それにもかかわらず、復興予算で、全く緊急性もなく、被災地の復興とは関係のないろころに、多額の予算が使われています。何故か「もんじゅ」にも使われていますし、東京の国立競技場の復旧費にも使われています。また、道路にも、それから反捕鯨団体の妨害阻止にも約23億円。自衛隊の輸送機の更新。これは元々防衛省予算ですることになっていたものを、復興予算で前倒しして実施するそうです。この件に関しては、国会で共産党の佐々木議員が、仮設住宅に住んでいらっしゃる方が、追い炊きのないお風呂では冬すぐに冷めてしまい、寒くて仕方ないので追い炊き機能のついたお風呂に換えてもらいたいと訴えているにもかかわらず、それは無視して自衛隊の航空機に使うのは何事だと質問しています。
このようなことが起こるのは、一つには復興予算が特別会計であるため国会のチェックがきかないと言うこともあります。また、自民党の要求で、復興予算は被災地に限らず日本全体の防災にも使えるとしたことも大きな原因になっています。復興予算の財源は来年から所得税を増額することによって賄われることになっています。冗談ではありません。復興予算と称して、公共事業や自衛隊の増強、果ては「もんじゅ」にまで使われては堪ったものではありません。それよりも何よりも、被災地で苦しんでいらっしゃる方たちのことを第一に考えて欲しいものです。
本日のお昼の音楽はプロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」です。
本日はリサ・バティアシュヴィリの演奏を貼っておきます。
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