2012年8月31日金曜日

KFC「チキンフィレサンド」と「チャイ・ティー・ラテ」そしてパガニーニ「ヴァイオリン協奏曲第1番」

日の昼食はケンタッキー・フライドチキン「チキンフィレサンド」です。


それから、ハーゲンダッツとスターバックスで「チャイ・ティー・ラテ」とコーヒー豆を買って参りました。

 昨日、福島第一原発の1号機から3号機の全てで冷却水の水位が基準以下に下がったと言う報道がありました。東京電力の会見では、例によって、まるで何事もなかったかのような口ぶりでしたが、もちろん大変危険なことです。原因は分かっておらず調査中とのことでしたが、きちんと原因を調べて公表して欲しいものです。

 本日のお昼の音楽はパガニーニ「ヴァイオリン協奏曲第1番」です。


それではヒラリーの演奏で一部をどうぞ。この曲の最も美しい演奏だと思います。





2012年8月30日木曜日

「焼きそばUFO」と「大島真寿美・ピエタ」と「国際医師団勧告」そしてシューベルト「ピアノソナタ第21番」

日の昼食はまた「焼きそばUFO」で済ませました。


デザートは「桃」です。


 ノーベル平和賞を授賞した国際的な医師などの組織IPPNW(核戦争防止国際医師会議)は29日、東京・永田町の衆議院会館で記者会見を開き、東京電力福島第一原発事故の­政府の対応が不十分であると勧告を行ないました。



 ここ2~3日夜な夜な読んでおりました大島真寿美「ピエタ」を読み終えました。


物語はヴィヴァルディの死から始まります。舞台はもちろんヴェネチア。ヴィヴァルディの教えを受けたピエタ慈善院の孤児たち、そしてヴィヴァルディに生前関わった女性たちを巡る物語です。ヴィヴァルディを核にそれぞれの思いを抱きながら力強く生きて行く女性たちのお話しです。なかなかよい小説でした。お薦めです。

 本日のお昼の音楽はシューベルト「ピアノソナタ第21番」です。


本日はアルフレート・ブレンデルの演奏を貼っておきます。

2012年8月29日水曜日

「あんドーナッツ」と「美容院」と「音楽の友」と「活断層」そしてショーソン「詩曲」

日の昼食は「あんドーナッツ」「あらびきフランクドッグ」です。


本日は少し時間が出来たので午前中に「美容院」に行って参りました。本当は一番暑い時期にすっきり切りたかったのですけれど、今頃になって仕舞いました。3センチ程切って戴きました。大分すっきり致しました。

 「音楽の友」9月号が届きました。


「来日演奏家速報2013」によりますと、ヴァイオリニストではムター、ハーン、レーピンなどが来日致します。ムターとハーンは昨年原発事故の影響で来日が中止になり、せっかく購入していたティケットも払い戻しになって仕舞いました。来年は聴きに行けるといいのですけれど。

 「保安院」がまた姑息なことを画策しているようです。現在は活断層がある所には原発を立地出来ないことになっておりますが、「原発直下に地盤をずらす「断層」があっても原発の運転を一律に禁止せず、継続の可能性を残す新たな安全評価基準の導入を、経済産業省原子力安全・保安院が検討していることが発覚した」のだそうです。現在、大飯原発などで地層の再調査が行われつつありますが、活断層が見つかっても廃炉にせずに済むように画策していることが見え見えです。一体何を考えているのでしょうか。殆ど信じがたい犯罪行為です。

 本日のお昼の音楽は諏訪内晶子「詩曲」(Poèm)です。


ご存じとは思いますが、諏訪内さんが弾かれている「ドルフィン・ストラディヴァリ」はハイフェッツが弾いていたものであり、3大ストラディヴァリのうちの一つです。本日はタイトルとなっているショーソン「詩曲」をレーピンの演奏で貼っておきます。

2012年8月28日火曜日

「読書会(ガリヴァー旅行記)」と「福島の子供たち」と「議員定数」そしてブラームス「チェロソナタ」

日の昼食は「ミニわかめうどん」です。


「一粒栗大福」も買って参りましたが、午前中にケーキを戴いたので(忘れていました)、明日戴くことに致します。

 本日は午前中に「読書会」がありました。例によってまたケーキを戴きました。


上に乗っているのは栗です。抹茶のスポンジと中にはあずきの入ったクリームが入っています。美味しかったです。

 本日読んだのはジョナサン・スウィフト「ガリヴァー旅行記」です。この作品は18世紀初頭、英国の最も初期の小説の一つです。児童文学として書き換えられたものは有名ですが、実際に作品を読んでいる人はさほど多くないようです。実際には、この作品は痛烈な風刺小説です。当時の英国に対する風刺ばかりでなく、人間そのものに対する強烈な風刺が見られます。例えば、ブロブディンナグ(大人国)では、小さなガリヴァーから見ると女性の肌は凸凹でシミだらけ、見るに堪えないと書かれます。また、ラピュタでは学者、取り分け科学者が風刺されていますが、これを読むと、人間はもしかしたら余分なものを作り過ぎたのではないかと思えてきます。作物をそだて、馬車で移動し、水車で粉を挽く、そのくらいあれば充分なのかも知れません。昨日「報道ステーション」で浅田次郎氏が、チェルノブイリの石棺を見て、「灰色のマトリョーシカ」と表現されていました。最初の石棺が劣化したため今それを覆うさらに大きな石棺を建造中ですが、それがまた劣化したら更に大きな石棺を建造しなければなりません。それがこの先ずっと続いて行く・・・。まさに、巨大な灰色のマトリョーシカです。そして、それはまるでギリシャ神話か旧約聖書にでも出て来そうな世界です。原発や核兵器は言うまでもなく、人間が科学の力で作り上げてきたもので本当に人間に必要なものは何だったのでしょうか?もう一度立ち止まって考え直してみる必要があるように思えます。そして、圧巻は最後のフーイナム(馬の国)。争いも嘘もないこの国で飼われているヤフーと言う家畜は貪欲で攻撃的で不潔な動物ですが、これが人間なのです。ガリヴァーは英国に帰ると、ヤフーである妻や子供たちとも一緒に居ることが出来なくなります。人間に対する強烈な風刺になっています。
 スウィフトと言う人物は実に変わっています。アイルランドのダブリンに生まれ、最後もダブリンの聖パトリック大聖堂の司祭でした。"A Modest Proposal" (慎み深い提案)では、子だくさんで貧困にあえぐアイルランドの状況を改善するには、生まれてくる赤ん坊を英国に食料として輸出するのがよい、と言っています。もちろん、皮肉ですけれど、間違いなく顰蹙を買いそうな痛烈な皮肉になっています。

 福島の18歳以下の子供たちの36%に甲状腺のしこりが見つかっています。チェルノブイリでは、5年以降に甲状腺癌が増え、現在も増え続けています。とても心配です。しかし、福島医大は、このうち1117人の5ミリ以下のしこり、20ミリ以下の嚢胞が発見された子供を、問題ないとして、尿検査・採血などを行う2次検査の対象から外しました。子供たちの親からは、本当に大丈夫なのか?きちんとした検査を受けなくてよいのか?と言った不安の声が上がっています。
 この結果を受けて政府が取った対応は、疫学的データがないので福島以外の全国3箇所で18歳以下の子供4500人を対象に調査を行うと言うものです。それも結構ですが、その前にしこりや嚢胞が見つかった子供たの検査を行うのが先だと思います。福島医大はこの結果を受けて「おおむね良性」だと言っていますが、一体これはどういうことなのでしょう? 前からそうですけれど、福島医大は放射線による影響を低く見積もろうとしているようです。皆さん同じようですね。原子力規制委員会の委員長候補にあがっている田中俊一氏も一貫して100ミリシーベルト以下なら全く影響はないと言い放っておりますし。でも、それでは困ります。子供たちの命に関わる問題ですから何とかしなければなりません。

 国会は、衆議院の定数是正の問題で揺れていますが、先日は橋下大阪市長が議員定数を半数の240人にすると述べました。一体適正な議員定数とは何人くらいなのでしょうか?各国の議員一人あたりの有権者数を見てみると、日本の議員数は最も少ない部類に属します。よく比較されるアメリカは日本より更に少ないのですけれど、アメリカは合衆国であり、各週の独立性が高いので、そのまま日本と比較することは出来ません。日本の議員数は、有権者16万4千人に議員1人です。ヨーロッパの主要な国を見ると、北欧各国は有権者2万5千人から3万人に1人と高くなっています。英国は5万7千人、イタリアは6万人、フランスは6万6千人、ドイツは10万9千人に1人となっています。橋下氏は参議院を廃止すると言っていますから、そうなると日本は飛び抜けて議員数の少ない国になって仕舞います。少なくともこのような事実は押さえておく必要があります。
 確かに、議員数を減らせば経費は削減出来ます。しかし、その結果民意が反映されにくくなり、取り分け、少数派の意見は無視されるようになる危険性が高くなります。議員数よりむしろ政治にお金がかかる今日の政治のありよう、政党助成金、一般市民が立候補しにくい選挙制度、等々の方が問題なのだと思います。今回の橋下氏の行動は、例によって極端なことを言い人気を取ろうとするあの方一流の政治手法としか思えません。

 本日のお昼の音楽はブラームス「チェロソナタ」です。


本日は第1番を貼っておきます。







2012年8月27日月曜日

「おいなりさん」と「水羊羹」と「ヤングなでしこ」そしてシューベルト「ヴァイオリンソナタ」

日の昼食は「おいなりさん」です。


「水羊羹」「のむヨーグルト(ブルーベリー)」も買って参りました。

 タイトルに「ヤングなでしこ」などと書きました。珍しくスポーツネタかと思いきや、必ずしもそうではありません。最近領土問題を巡ってナショナリズムを煽るような動きがあり些か憂慮しております。私は時々美味しい和菓子などがある時に、同僚で仲のよい韓国人・中国人の女性の先生をオフィスにお招きしてお抹茶などを振る舞ったり致しております。先日も三人で困ったことですね~などとお話ししておりました。国家などと言うものを基準に考えるのではなく、市民レヴェルで考えればおかしなプロパガンダに煽られることもないと思うのですけれど・・・。
 さて、ヤングなでしこは今度U20女子ワールドカップの決勝トーナメントで韓国と対戦致します。杞憂だとは思いますけれど、敵愾心などを抱いてヤジを飛ばしたりするような品のことは絶対に慎まなければなりません。開催国として参加した全てのチームを歓迎し、気持ちよくプレーをして戴きたいと思います。そして、勝にせよ負けるにせよ日本で試合を出来てよかったと思って戴けるような大会になって欲しいものです。

 朝からお仕事をしてやっと前期の成績をつけ終わりました。結構ハードなお仕事です。これで前期のお仕事が一段落、少しホッとしています。

 本日のお昼の音楽はシューベルト「ヴァイオリンソナタニ長調」(Grand Duo)D.574 です。


本日はジャニーヌ・ヤンセンとイタマール・ゴランの演奏を貼っておきます。



2012年8月25日土曜日

「カレーパン」と「桃」と「原発・地質調査」そしてバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番」

日の昼食は「カレーパン」「豆パン」でした。


「桃」も買って参りました。「桃」は暫く冷やした後、おやつに戴きました。


とても美味しい桃でした。本当は店頭の桃に触れてはいけないのだと思いますけれど、昨年、買って来たら下の部分が腐りかけていたことがございましたので、そっと裏返して見ることに致しております。

 先日、保安院が電力会社に対して、高浜原発ともんじゅの敷地内にある破砕帯の再調査を要請致しました。当たり前のことですけれど、大飯原発の調査に当たっては、先日ブログにも書きましたけれど、原子炉格納容器を納入した三菱系列の会社で、しかも、建設時に地層調査した「ダイヤコンサルタント」と言う会社に今回も地質調査を依頼致しました。完全に原子力村の企業です。今回も、どのような会社に依頼するのか監視しておかなければなりません。マスメディアは一切報道いたしませんので、注視しておく必要があります。
 それにしても、ここのところ、大飯原発再稼働といい、原子力規制委員会の人事といい、原子力村の必死の逆襲が始まっているようです。先日のニコ生の討論会を聴いておりましたら、御用学者が出ていて、まるで福島第一原発の事故がなかったかのように、相変わらず原発を推進すべきだと発言しておりました。最近は YouTube などでも、原発推進派の放送がかなり多く投稿されているように感じられます。私たちが持続的に声を上げ続けなければ元通りに戻って仕舞いそうです。

 本日は、更新が遅くなりましたが、先程まで必死に前期の成績を付けておりました。やっと、あと一クラス分(8000字のレポート、約50程)を残すのみとなりました。今日中にやって仕舞おうかとも思いましたけれど、流石に疲れたので月曜日にすることに致しました。やれやれ。今月のヴァイオリンのレッスンは、先生の都合で今週と来週2週続けて行くことになっております。今日は今からしっかり練習することに致します。

 本日のお昼の音楽は先日ご紹介した、リサ・バディアシュヴィリ"Works for Violin and Piano" です。


本日はこのアルバムにおさめられているバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番」をユリア・フィッシャーの演奏で貼っておきます。

2012年8月24日金曜日

「あんパン」と「ピアノの森第22巻」そしてリサ・バディアシュヴィリ "ECHOES OF TIME"

日の昼食は「あんパン」「蒸しパン(りんご)」です。


ジャーン! 「ピアノの森・第22巻」が昨日出ました。早速買って参りました。


カイ君の最終予選での演奏はまだです。歯がゆい!また半年またないと・・・。

 ついでに、リサ・バティアシュヴィリ "ECHOES OF TIME" を買って参りました。


今年1月にN響アワーでブラームス「ヴァイオリン協奏曲」の演奏を聴いていい演奏だと思いました。このアルバムにはショスタコーヴィッチ「ヴァイオリン協奏曲」などが入っています。こんなのも持っています。


こちらは2001年にリリースされたアルバムで、ブラームス「ヴァイオリンソナタ第1番」、バッハ「パルティータ第1番」などがおさめられています。Elisabeth となっていますが、Lisa は Elisabeth の愛称ですから、途中から愛称を名乗るようになったのだと思います。
 本日は "ECHOES OF TIME" より、私もよく弾く、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」(一部)を貼っておきます。ピアノは何とグリモー姉さんです。私の伴奏もしてくれないか知らん?

2012年8月23日木曜日

「イングリッシュマフィン」と「野田首相の言葉」そしてブラームス「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「イングリッシュマフィン(ベーコンエッグ)」「トーナッツ」です。


 先日、反原発のグーループが野田首相と会見致しました。然し、野田首相はこれまで仰ってきたことを繰り返すだけで、まともな答えは致しませんでした。大飯原発を再稼働する際に、安全を確認した上で再稼働すると全く空疎な言葉を口にしていらっしゃいましたが、今回も同じです。また、原子力規制委員会の人事に関しても、国会で決めて頂くと、全く他人事のように仰います。私は言葉に関わるお仕事をしておりますけれど、このような空疎な言葉を聞くと腹が立ってなりません。このような首相だを持つ国は不幸としか言いようがありません。

 昨日、ヴァイオリニストの堀米ゆず子さんがドイツの税関で愛用の「ガルネリ・デル・ジェス」を押収されたと言う報道がありました。必要な書類を所持していなかったと言うお話しですけれど、押収まですることはなかったのではと思って仕舞います。しかもトランジットの際であり、これまでは一度もこのようなことはなかったと言うことです。輸入税として1900万円払わないと返してくれないと言っているそうですけれど、ちょっと酷い話ですね。堀米さんのデル・ジェスは評価額1億円だそうですけれど、私のヴァイオリンなら大丈夫なのか知らん?

 本日のお昼の音楽はブラームス「ヴァイオリン協奏曲」です。


本日はムター姉さんの演奏を聴いております。本日はユリア・フィッシャーの演奏を貼っておきます。









2012年8月22日水曜日

「お蕎麦」と「白玉あずき」と「福島の被災者」そしてバッハ「平均律クラヴィーア」

日の昼食は「お蕎麦」です。


「白玉あずき」も買って参りました。私は、普段お値段を見ずにものを買って仕舞う悪い癖がございます。よく買って来るこの「白玉あずき」も今日初めてお値段を見ました。198円。コンヴィニ・スウィーツとしては結構お高いことに気付きました。

 先日、震災の影響による死者が福島に集中しているとの記事を読みました。先日の意見聴取海でも東電の社員の方が仰っておりましたけれど、原発推進派の人たちはよく原発事故では一人も亡くなっていないなどと仰います。このようなことを仰る、人間として必要最低限の見識さへ備えていない無神経な人たちには腹が立ってなりません。直接の放射線被曝による被害者が出てくるのは何年か経ってからのことと思います。土地を追われ生活再建の目星さえたたず、放射線被曝の影響に怯えながら生きている方たちの気持ちをこれっぱっちも想像することさえ出来ない想像を絶する愚か者には天誅でも加えたい気持ちになって仕舞います。
 チェルノブイリの事故では、低線量被曝により、白血病、癌、心臓疾患などが多発したとのデータもあります。それにも関わらず、100ミリシーベルト以下なら大丈夫であり、勝手に自主避難した人に賠償などする必要はないと、原子力損害賠償審査会でしつこく繰り返していた方もいらっしゃいますね。その方はまた、放射線被曝より、それを心配するストレスの方が身体に悪いとも仰っていらっしゃいました。
愚か者!人の命を何だと思っているのですか。原子力規制委員会の委員長候補になっていらっしゃるそうですけれど、原子力安全委員会の委員長代理を務めていらっしゃりながら、安全対策を怠るどころか、そのような立場にありながら原発を推進してきた責任はどうお取りになるつもりなのですか?


ちょっと気持ちを鎮めなくては!本日のお昼の音楽はバッハ「平均律クラヴィーア」です。


本日はアファナシエフの演奏を聴いております。

2012年8月21日火曜日

「豆パン」と「エヴァピラッツィ・ゴールド」そしてプロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第2番」

日の昼食は「豆パン」「チョリソーロール」です。


ハーゲンダッツお紅茶(チャイ)も買って参りました。

 弦を「エヴァピラッツィ・ゴールド」に換えてから1月近くになりますのでそろそろご報告致します。


結論から言うと失敗しました。確かによく響きますし、従来のエヴァピラッツィ程、キンキンした感じはありません。でも、ガット弦にくらべ音が少しがさつで、ざらついた感じがあります。それにテンションが高いのも気になります。私が近年使っておりますのは、E線・オリーヴ、A、D線・パッショーネ(ソロ)、G線・オリーヴ(リジッド)ですが、こちらの方が音がまろやかで澄んだ感じが致します。ソリストは。特にヴァイオリン協奏曲などの際にはヴォリュームが必要になって参りますから、ナイロンコアの方がいいのかもしれませんけれど、私の場合その必要もありませんので、矢張り、音質を優先しガット弦に戻そうと思います。でも、もったいないので、数ヶ月はこのまま使おうと思います。

 本日のお昼の音楽はプロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第2番」です。


本日はリサ・バティアシュヴィリの演奏を貼っておきます。

2012年8月20日月曜日

「焼きそばUFO」と「六カ所村ラプソディー」そしてベートヴェン「チェロソナタ」

日の昼食は「焼きそばUFO」です。


相変わらず食欲がありませんが、久しぶりに何となく「UFO」が戴きたくなりました。

 鎌仲ひとみさんのドキュメンタリー「六カ所村ラプソディー」を購入致しました。昨日早速鑑賞致しました。


2006年に公開された作品です。再処理工場の建設と試験運転に揺れる人々の生活を追ったドキュメンタリーです。
 福島第一原発事故の後も、六カ所村は再処理事業を進めるよう政府に要望しています。先日の報道で、東電は六カ所村に隣接する東通り原発の建設費用として六カ所村に2億7000万円支払っていたことが明らかになりました。明らかに寄付ですけれど、現在寄付金は電気料金に入れられないため、建設費と言う名目で支払ったと言うことです。
 六カ所村の村民一人あたりの平均収入は、全国平均の約5倍の1360万円。交付金・寄付金の泥沼にずっぽりとはまり込み、最早抜けるに抜けられない状況になっているようです。もちろん、反対する人たちもいらっしゃいますが、その人たちの声は全くかき消されいます。何だかとても悲しい気持ちになります。廃止の決まっている英国セラフィールドを望むアイリッシュ海は世界一放射能汚染が酷い海になって仕舞い、周辺地域では小児白血病などが多発しています。再処理工場は原発1年分の放射性物質を1日で大気中や海に放出しています。
 現在、再処理は、相次ぐ事故で試験運転を停止しています。ガラス固化試験では、溶かした使用済み核燃料をカラス固化する装置が目詰まりし、鉄の棒を押し込んだところそれも取れなくなり、如何ともし難い状況になっています。然し、稼働しなくても維持費用だけで年間1100億円かかっています。高速増殖炉「もんじゅ」も相次ぐ事故で動かない状態が続いているにもかかわらず、1日5000万円以上維持費がかかっています。全く見込みのない再処理にこれだけの予算を注ぎ込むくらいなら、早く再処理事業を断念し、福島の被災者の救済に使って欲しいと思います。

 本日のお昼の音楽はベートヴェン「チェロソナタ」です。


それではデュプレ/バレンボイムの演奏で第3番第2楽章を貼っておきます。

2012年8月18日土曜日

「ミニ冷やし中華」と「杏仁豆腐」と「関電の嘘」そしてラヴェル「ピアノ協奏曲」

日の昼食は「ミニ冷やし中華」です。


デザートには「杏仁豆腐」を買って参りました。

 先日も書きましたけれど、関電は電力が不足すると脅して原発を再稼働しました。然し、全く電力が不足することはありませんでした。初めから分かっていたことです。もちろん、原発を再稼働したから電力不足にならなかったのではありません。この間、関電は火力発電所を8基停止しています。原発を再稼働しなくても充分に足りていました。独占を許された半ば公的な企業がこんな大嘘をついていいのでしょうか?関電と言う会社は倫理観を全く持ち合わせていないようです。電力問題について田中優氏のお話しを聞いてみて下さい。これまで電力会社が儲けのために如何に大嘘をついて来たかがよく分かります。



 本日のお昼の音楽はラヴェル「ピアノ協奏曲」です。

2012年8月17日金曜日

「あんパン」と「ハロー・キティー・レターセット」と「汚染水漏れ」そしてグラズノフ「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「あんパン」とミルクです。


食欲がありません。

 郵便局に郵便物を出しに行ったところ、「ハローキティー・レターセット」が目に入り買って仕舞いました。


私は別にハロー・キティーのファンでもないのに愚かなことを致しました。反省。

 マスメディアでは殆ど報道されていないようなので書いておこうと思いますけれど、福島第一原発でまた高濃度の汚染水が漏れる事故がありました。一つは、4号機建屋地下に、汚染水を移送する配管から4トンの汚染水が漏れた事故です。1立方センチあたり77000ベクレルと言う超高濃度の汚染水です。配管に穴が空いていたと言うことです。もちろん修理をしなければなりませんが、極めて放射線の高い場所ですので、作業員の方たちの被曝が心配されます。
 もう一つは、4号機南側にある放射性汚染水浄化過程で生じる高濃度放射性廃棄物の仮置き場で、排気用ポンプのモーターから白煙が上がったとのことです。放射性汚染水は、放射性セシウムを吸着させる鉄製容器「ベッセル」を通して浄化する。使用済みのベッセル内の水は放射線で分解され、水素が発生するため、施設外に排気する必要がありますが、その換気用のポンプが壊れたと言うことです。東電は、直ちには安全上の問題はないと言っていますけれど、このままではまた水素爆発の危険性があるので、ポンプの交換を早く行う必要があります。この「ベッセル」の周辺は極めて放射線が高い所なので、こちらも作業員の方の被曝が懸念されます。
 いずれにしても、今後何十年もこのような状況が続きますので、様々な事故が起こることになると思いますけれど、大きな事故が起きないよう最新の注意を払って戴きたいと思います。

 本日のお昼の音楽はグラズノフ「ヴァイオリン協奏曲」です。


ヒラリーの演奏を貼っておきます。

2012年8月16日木曜日

「フラペチーノ」と「終戦記念日とナショナリズム」そしてショパン「ピアノ協奏曲第1番」

日の昼食は「チーズフォンデュ」「スコーン」です。


それから、スターバックスで「抹茶クリームフラペチーノ」とコーヒー豆(パイクプレイスロースト)を買って参りました。

 昨日はまたお盆で帰省していた卒業生(先日とは別口)と「なだ万」にてお食事を致しました。昼食でしたのでそれ程お高くはなかったのですけれど、財政破綻寸前です。学生から講義税でも戴こうか知らん?(でも、明日はお給料日です。やれやれ。)

 昨日は「終戦記念日」でした。最近の政治情勢を見ているととても不安になります。昨日は民主党の閣僚2名、松原国家公安委員長と羽田国土交通相が靖国神社を参拝致しました。一方、李明博韓国大統領の竹島上陸や香港のグループによる魚釣り島上陸など、ナショナリズムを煽るような動きが見られます。愚かなことです。こんなことをしても、何もいいことはありません。
 また、野田政権になってから民主主義をなし崩しにしようとする法案などが次々に出されています。原子力基本法に「安全保障に資する」などと言う言葉がこっそり入れられたり、集団安全保障を認める法案が画策されたり、また「秘密保線法」が国会に提出されようとしたりと、国民の人権や知る権利を抑えようとする方向に向かっているようです。
 そんな中、維新の会の橋下が安倍元首相と手を組もうとしていると言う報道もありました。安倍内閣が行ったことと言えば、教育基本法の改悪、憲法改正を容易にする国民投票法の制定など、極めて復古的な色彩の強い政策でした。戦前思想の亡霊のような方です。また、柏崎刈羽原発の事故が起きたのは安倍内閣の時でした。当時の経産大臣は原発推進派の重鎮、甘利氏でした。その際、事故後の検証で、津波による全電源停止などの危険性が指摘されたのにもかかわらず、原発は安全だと宣言し、何の対策も取りませんでした。安倍内閣は今回の福島第一原発事故に重要な責任を負っていると言うことも忘れてはいけません。
 橋下・安倍の両氏に共通しているのは、改憲と教育問題です。本来、国家権力から国民の権利を守るための憲法を改正し、国家に尽くす人材を養成するための教育体制の確立です。安倍氏はどうやら自民党総裁に返り咲く野心をお持ちのようですけれど、それが出来なければ橋下と組むつもりなのでしょうか。
 私には殆ど理解不能なのですけれど、「維新の会」は結構人気があるようです。でも、維新の会を中心とするグループが政権をとったら、それこそ憲法が改正され、国民の人権を蔑ろにする国家主義的な国になって仕舞いそうです。そんなことになったら取り返しが付きません。

 昨日ニュースを見ようと思ってテレヴィを付けましたところ、何の番組だか分かりませんけれど、とてもシュールな音楽がかかっていて思わず聴いて仕舞いました。山崎ハコ「呪い」と言う曲です。YouTube で調べたらところ・・・ありました。こんなのです。



「コンコン、コンコン、釘を刺す」と言う所が頭から離れなくなって仕舞いました。これって真面目な曲なのですか?それとも冗談?

 本日のお昼の音楽はショパン「ピアノ協奏曲第1番」です。


本日はマルちゃんの演奏を貼っておきます。







2012年8月14日火曜日

「ミニとろろ蕎麦」と「○○ポン」と「騙される罪」そしてベートヴェン「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「ミニとろろ蕎麦」です。


おやつに「水羊羹」も買って参りました。デザートは「桃」です。

 実は私としては極めて珍しく昨夜から「ゲリポン」です。(少々品のないお話しですけれど。)今朝は食事を抜きました。朝から講義を2コマしなければならなかったのですが、力が入らなくて困りました。暫く断食しようと思ったのですけれど、これではいけないと思い、象化のよさそうなお蕎麦を少し戴くことに致しました。ところで、私の家では古来(?)「○○ポン」と言っているのですけれど、一般的な言い方なのでしょうか?余り他の人が言うのを聞いたことがありません。母がこういうので私も当たり前のように使って参りましたけれど、最近、もしかしたら私の家だけで使われている言葉ではないかと言う疑念が浮かんで参りました。皆様はどう呼んでいらっしゃるのでしょうか?

 先日朝日新聞で伊丹十三が第二次世界大戦のことに関して、エッセイで「騙されるのは罪だ」と書いていると言う記事がありました。日本国民は軍部や政治家に騙されて戦争に突き進んだ訳ですけれど、騙す方もわるいのですけれど、騙された方にも責任があると言うことです。確かに戦時中は教育や言論の弾圧があり、騙されやすい環境にはありましたが、軍部や政府の言うことを鵜呑みにせず、自分でしっかりと考えれば、戦争が誤りであったと考えることも出来たと思います。
 原発の場合も同じです。電力会社を初めとする原子力村のPRを鵜呑みにせず、自分で情報を調べしっかりと考えれば、原発の危険性や非人道性は理解出来た筈です。国民を騙す手口は巧妙になっておりますが、同時に、現在は入手出来る情報も多くなっています。騙されたと言う言い訳は通用しません。
 大飯原発の地質調査が行われることになりましたけれど、受注する会社は三菱グループ系の「ダイヤコンサルタント」と言う会社です。この会社は30年前、大飯原発の地質調査をした会社です。不備のある調査をした会社がまた調査をすると言うのはおかしな話です。今回、破砕帯を活断層だと認めれば、自分が行った調査を間違いだと認めることになります。しかも、大飯原発の原子炉を納入したのも同じグループ企業の三菱重工です。とうてい客観的な調査は望めません。このような企業に調査を依頼する関電は一体何を考えているのでしょうか?騙されないようにしなければいけません。

 本日の音楽はベートヴェン「ヴァイオリン協奏曲」です。


本日はレーピンの演奏を貼っておきます。指揮はゲルギエフです。明日は所用があり大学には来ませんのでブログもお休みです。

2012年8月13日月曜日

「ミニわかめうどん」と「会食」そしてパガニーニ「24のカプリース」

日の昼食は「ミニわかめうどん」です。


また「みたらし団子」も・・・。

 昨日はホテル内の料亭にて卒業生と会食致しました。本当は疲れているので出かけたくはなかったのですけれど、東京や横浜など遠くに住んでいてめったに会えない卒業生も来ると言うことでしたので断る訳にも参りません。会席料理を戴いた後、皆が大学に来ると言うので移動し、私のオフィスでお茶を戴きながらお喋り致しました。


手土産に頂いたクッキーです。私の所にあったお菓子も大分食い荒らされました。ゴディヴァは全滅です。私のゼミ生は何で皆食いしん坊なのでしょう。もう少し私を見習って禁欲的になって欲しいものです。少々疲れはしたものの楽しい一時を過ごしました。

 本日のお昼の音楽はパガニーニ「24のカプリース」です。


それでは24番を貼っておきます。昨年、兵庫芸術文化センター・小ホールで聴いた、神尾真由子のカプリース全曲は圧巻でした。

2012年8月11日土曜日

「あんパン」と「オリンピック」と「電力」そして小山実稚恵「ヴォカリーズ」

日の昼食は、朝食が遅かったためお腹が空いていないので「あんパン」で済ませました。


それから「抹茶プリン」「キシリクリスタル」もを買いました。ちょっとあんこの戴き過ぎかも知れません。

 オリンピックも残りあと僅かとなりました。先日も申し上げましたけれど、私はメダルの数に妙に拘るのが少々気持ち悪く感じます。こんなにもメダルの数に拘るのは、旧ソ連や中国など国威昂揚のため国策でスポーツ振興を行っている国だけです。今日お昼を戴きながら、昨日の「たねまきジャーナル」(毎日放送のラジオ番組)をYouTube で聴いていたら、金メダルの数に拘る日本の姿勢を巡って、「スポーツ基本法」のお話しが出て参りました。それで、ちょっとこの件に関して調べて見たところ、序文に「スポーツ立国の実現を目指し、国家戦略として、スポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、この法律を制定する。」などと書いてあります。日本も国家戦略としてスポーツをやっているのですね。納得!柔道の選手などは喩えメダルを取っても金でないと駄目みたいな言い方をして、銀や銅をとっても嬉しそうではありませんよね。特に柔道は「国技」なので、金でないと駄目だと言う観念が植え付けられているのだと思います。何だか選手の皆さんが可哀相です。
 この法律は中曽根首相が日本は経済大国になったのに、スポーツが弱いのは何たることかと考え、日本の偉大さを知らしめ、国威昂揚のために制定したと言うことです。スポーツってもっと大らかで楽しいものではないのでしょうか。

 ところで、「たねまきジャーナル」が放送中止になるそうです。私は特に3.11後、この番組をYouTube で聴いて参りました。原発事故の後、小出裕章先生などが出席され、貴重な情報を提供して戴きました。どうやら、それが気に入らない勢力から圧力もかかったようです。毎日放送は経費の関係で番組を廃止すると言っているようですけれど、マスメディアにあって、権力におもねることなく、正確な情報を提供してきた貴重な番組が終了になるのは大変残念です。存続を求める運動も起こっています。何とか存続してくれるといいですね。愛川欽也の「パックインジャーナル」も朝日系列のインターネットテレヴィで放送されていましたけれど、これも今年の初めに放送打ち切りになりましたが、愛川欽也さんが新たにインターネットテレヴィを立ち上げ「パックインニュース」と言うタイトルで続いています。YouTube でも1週間遅れで見ることが出来ます。

 そろそろ夏の暑さもピークを越えたようです。結局、関電などが言っていた電力不足はありませんでした。そして、大飯原発を再稼働させなくとも電力は足りていました。(関電は大飯原発を再稼働させた際、火力発電所を6基ほど運転停止したとのことです。) 初めから分かっていたことですけれど、脅しをかけて原発を再稼働させたことは明らかです。それに、発電コストも原発の方が高いと言うのも間違いのない事実です。現状でもそうです。実際、関電のように、原発依存度の高い電力会社の管内より、原発依存度の低い電力会社の管内の方が電気料金は安くなっています。関電はひたすら原発を推進し、従来の火力発電所をガスコンバインドなどの効率がよくて二酸化炭素を余り出さない火力発電所に切り換える努力を怠って来ました。3.11後も、原発が稼働出来ないことを見越して稼働していない火力発電所の改修などを態と行わず、電力不足になると脅して原発の再稼働を画策致しました。このような嘘と欲で塗り固められた会社に電力を独占させておくわけには参りません。一刻も早く、発送電の分離と電力自由化をして戴きたいと思います。原子力規制委員会の人事も何とかしなければ!

 本日のお昼の音楽は小山実稚恵さんの「ヴォカリーズ」です。


本日はこのアルバムにおさめられている曲から、スカルラッティ「ピアノソナタ K.247」ドビュッシー「月の光」をワイセンベルクの演奏で貼っておきます。



2012年8月10日金曜日

「チャーハン」と「桃」と「採点」そしてドヴォルザーク「チェロ協奏曲」

日の昼食は「チャーハン」です。


珍しくご飯ものです。私は昼食はどうしてもいい加減になって仕舞うので、何年か前から朝食はご飯をしっかり戴くことに致しておりますが、今朝はどうしてもご飯を戴く気になれないので、パンケーキを焼き、アヴォカドサラダと日曜に作ったビシソワーズとともに戴きました。それで、昼はご飯を戴こうとチャーハンにしてのですけれど、戴いたら少し気持ち悪くなりました。
  「桃」「ハーゲンダッツ」も買って参りました。


桃は最も好きな果物の一つです。少し冷やしておやつに戴くことに致します。

 前期の試験が終わったので、今日から本格的に試験とレポートの採点を始めました。結構単調で辛いお仕事です。まずは締め切りの近い出講先の答案の採点を始めました。結構枚数があるので大変です。やれやれ。

 本日のお昼の音楽はドヴォルザーク「チェロ協奏曲」です。


本日はロストロポーヴィッチの演奏を貼っておきます。











2012年8月9日木曜日

「サンドウィッチ」と「睡眠不足」と「長崎原爆の日」そしてブラームス「ピアノ協奏曲第1番」

日の昼食は「サンドウィッチ(和風チキンと野菜)」です。


それから「みたらし団子」も・・・。今日はお仕事でお昼を買いに出る時間がなさそうなので、来る途中セヴンイレヴンに寄って買って参りました。

 熱帯夜が続いています。私は冷え性で冷房が苦手なので、エアコンを付けたまま寝ることは出来ません。でも、夜中に暑くて何度か眼が覚めて仕舞います。そのせいで、ここのろころ睡眠不足が続いています。せめて夜だけでももう少し涼しくならないか知らん。遅ればせながら暑中お見舞いを。


 本日は「長崎・原爆の日」です。お仕事中で原爆投下の11時2分には黙祷を捧げられませんでしたので、今から捧げたいと思います。


 本日のお昼の音楽はブラームス「ピアノ協奏曲第1番」です。


それではグリモーの演奏でどうぞ。