2012年3月27日火曜日

「ポテマヨ」と「読書会」と「ケーキ」そしてバッハ「ゴールドベルク変奏曲」

日の昼食は「ポテマヨ」です。


デザートはです。

 本日は午前中に「読書会」がありました。例によって「ケーキ」を戴きました。


読書会を始める際に時折間違って戴きますと言って仕舞います。
 今回の読書会は芥川賞を受賞した2作品、田中慎弥「共喰い」円城塔「道化師の蝶」を読みました。両作品が載った「文藝春秋」で読みました。このようなスノビッシュな雑誌は芥川賞の発表の時しか買ったことはございません。
 私は「共喰い」のような作品は好みません。文章などには見るべき所もあるのだと思いますけれど、旧態然とした私小説的な小説は余り面白く感じられません。また、女性に暴力を振るう男性の心性は私には全く理解出来ません。
 「道化師の蝶」は面白くは読みましたが、知的に閉鎖された空間で書かれていると言う感じがします。つまり、外的な世界との繋がりが乏しいような気がするのです。
 でも、両者を並べて見ると面白いですね。性質が180度異なる作品です。一方はドロドロした人間の生活を描き、他方はそう言ったものとはかけ離れた抽象的な概念を扱っています。

 本日のお昼の音楽は、ふと聴きたくなり、バッハ「ゴールドベルク変奏曲」に致しました。


それではグールドの演奏でお聴き下さい。







0 件のコメント: