お腹が空いたので帰りにまた「たこ焼き」を買って参りました。
何時ものことですけれど、イソジンでしっかりうがいをし、除菌ハンドソープで爪の間まで綺麗に洗ってハンドクリームを塗りました。などと書いているうちに出講先の事務から電話があり、1回休講にした分をどうするのだと聞かれました。実は、出講日は金曜日なのに、日程的にきつかったのか、1回土曜日に授業が入れられていました。契約では金曜日に行くことになっている訳ですし、土曜日にまで出講したくなかったので休講に致しました。最近は、授業回数が増えた上に休講にしたらうるさく補講をしろと言われます。授業回数などちまちました数字ばかりに煩くなっています。補講は出来ないとお断りしたところ、1回分給与から差し引くとのことです。どうぞ、どうぞ。
また原発に関する腹立たしいニュースがありました。まず、内閣府の原子力安全委員会の作業部会が、事故の際住民の避難に当たってスピーディを使用しないとの方針を出したと言うことです。その理由はスピーディは正確性に欠けるので実測値を基にするとのことです。馬鹿にしています。スピーディはチェルノブイリ原発事故の後、30年130億円の費用をかけて開発されました。事故の際には早急に実測が出来ないことを見越してそれを補うために莫大な税金を費やして開発された筈です。事故の場合には兎も角早く避難することが大切だからです。実際に今回の事故では、飯舘村なので実測値が計測されたのは事故からかなり時間が経ってからでした。そしてスピーディの予測はかなり正確なもので、すぐに公表すれば態々汚染の少ないところから飯舘村など汚染の高い所に避難して、不要な放射線被曝を受けることもなかった筈です。
そして、もう一つはスピーディのデータがアメリカ軍にはすぐに伝えられていたと言うニュースです。どういうことなのでしょうか?理由は、アメリカ軍には援助をしてもらうからとのことですが、住民はどうでもいいのですか?アメリカが事故後すぐに在日アメリカ人を80キロ圏内から避難させました。福島県の住人より、アメリカ人の方が正確な情報を得ていたと言うことでしょう。腹立たしくてなりません。
このことは書くのはよそうと思っていたのですが、腹立ち紛れに書いておきます。日曜日の「報道ステーションSUNDAY」に大阪のスタジオで橋下大阪市長と北海道大学の山口二郎先生が対談をされていました。橋下市長は山口先生が意見を言われると薄ら笑いを浮かべ、学者は本ばかり読んでいて現実が全く分かっていないと言って、まともに意見に耳を傾けようともしません。一人でペラペラと喋り続け、山口先生が意見を言うとその度にまた学者には分からないと繰り返します。一方、東京のスタジオに何故か作家の渡辺淳一が出演していて、橋下市長に「どんどんやって下さい」などと言うと、橋下氏は渡辺氏のようにものの分かった人のご意見ならどんどん聞きたいなどと言います。アナウンサーが学者には分からなくて小説家なら分かるのですかと尋ねると、橋下市長は、当たり前ですよ、分かっていなければベストセラーなど書けませんからなどと全く根拠のないことを言います。
あれを見て大阪の皆さんはどう思われたのでしょうか?私は、批判的な意見は封殺し、都合のいい意見だけを聞こうとする態度に腹が立ちました。そればかりではなく、本当は学者には何も分からないなどとは恐らく思っていないのに、一般に人にそのような印象を与えようとする態度に吐き気が致しました。実に品がありません。結えなく人を馬鹿にしたり貶めようとするような人間を私は心から軽蔑します。
本日の音楽は気分を変えるためバッハ「ヴァイオリン協奏曲」を聴くことに致します。
本日はヒラリー・ハーンの演奏で「トッペル」の第1・3楽章を貼っておきます。
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