本日の昼食は「焼きそば」に致しました。
今月半ばに六カ所村で核燃料再処理試験運転が再開されるとのことです。高速増殖炉が運転し得る状況にはなく、既に核燃料サイクルの見直しが始まっている時に何て試験運転を再開するのでしょうか?しかも、六カ所村の再処理施設は、2006年から試験運転を始めるものの、ガラス固化がうまく行かず2008年には停止しました。この施設では、例えば、トリチウムは空気中への年間排出量が33京ベクレル、海水への排出量が1京8千兆ベクレルとなっています。途轍もない数値ですが、これは安全だからではなく、除去する技術がないのでそのまま垂れ流されています。
度重なる事故で既に閉鎖されている英国セラフィールドの周辺で子供の白血病が多発しているとの報告もあります。極めて危険な上に既に断念作用としている再処理を再開する意味があるとは思えません。全く理解しがたいことです。
政府はそれに関して関与しないと言っていますが、国策として始められた再処理に関して見直しをすると言っておきながら何故黙認するのでしょうか?
それから、福島第一原発4号機の状況に関しては依然として報道がありませんけれど、極めて心配です。最近になって明らかになったことですが、東電・政府が想定していた最悪のシナリオは4号機の燃料プールが破損して大量の放射性物質が放出されることでした。その際の避難範囲は250Km を想定していたそうです。横浜辺りまでがこの範囲に入ります。元旦の地震後、燃料プールの水位が下がり、セシウムの降下量が急激に増加しました。もし、また大きな余震があって燃料プールが倒壊したら、政府が恐れていた通りのことになります。そして、そうなったら作業も出来ませんから、それこそ、作業員も近づけない状態となり、福島第一原発全体が壊滅的な状況になります。本当に大丈夫なのでしょうか?
本日の音楽はポリーニの演奏でショパン「ノクターッン」に致しました。
本日はユウディ・リーの演奏で第1番を貼っておきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿