こんなチラシが入っていました。
カロリーがもの凄く高そうですね。恐ろしいですね~。一体誰が食べるのでしょうか?
先日読んだ「ビブリア古書堂の事件帖」にアンソニー・バージェスの「時計じかけのオレンジ」が取り上げられていました。
私も持っています。然しこの版は最終章が省かれているそうです。そのことは訳者もあとがきで述べています。事情は少々ややこしく、アメリカ版では、最初に英国で出た版の最終章を削除した形で出版されました。その巻の事情は私にもよく分かりません。スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」はこのアメリカ版を基にしています。
それだけならまだしも、後に英国で出された版で、著者自身が最終章を削って仕舞いました。
私の持っている原書もこの版です。ですから、私は元々あった最終章を読んでいません。ところが、最近出た翻訳ではその最終章が加えられ「完全版」と名付けられているとのことです。この最終章では主人公が更生する旨が書かれているそうです。私は元々最終章は読んでいませんから、ない方がいいと思うのですがどんなものでしょう。
「時計じかけのオレンジ」は結構読むのに苦労します。近未来の若者言葉を著者が造っています。バージェスはジェイムズ・ジョイスの影響を強く受けていますから、「フィネガンズ・ウェイク」の影響でこのようなことをしたのではないかと思います。翻訳者のどう訳したらいいか苦労されたのではないかと思います。
本日のお昼の音楽はマーラー「交響曲第1版(巨人)」です。本日はドゥダメルの「ロサンジェルス交響楽団就任コンサート」のライヴで聴いております。
私はコンサートでドゥダメル/シモンボリバル・ユース・オーケストラの演奏を聴いたことがありますけれど、とても素晴らしい演奏でした。本日はアバドの指揮でお聴き下さい。
カロリーがもの凄く高そうですね。恐ろしいですね~。一体誰が食べるのでしょうか?
先日読んだ「ビブリア古書堂の事件帖」にアンソニー・バージェスの「時計じかけのオレンジ」が取り上げられていました。
私も持っています。然しこの版は最終章が省かれているそうです。そのことは訳者もあとがきで述べています。事情は少々ややこしく、アメリカ版では、最初に英国で出た版の最終章を削除した形で出版されました。その巻の事情は私にもよく分かりません。スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」はこのアメリカ版を基にしています。
それだけならまだしも、後に英国で出された版で、著者自身が最終章を削って仕舞いました。
私の持っている原書もこの版です。ですから、私は元々あった最終章を読んでいません。ところが、最近出た翻訳ではその最終章が加えられ「完全版」と名付けられているとのことです。この最終章では主人公が更生する旨が書かれているそうです。私は元々最終章は読んでいませんから、ない方がいいと思うのですがどんなものでしょう。
「時計じかけのオレンジ」は結構読むのに苦労します。近未来の若者言葉を著者が造っています。バージェスはジェイムズ・ジョイスの影響を強く受けていますから、「フィネガンズ・ウェイク」の影響でこのようなことをしたのではないかと思います。翻訳者のどう訳したらいいか苦労されたのではないかと思います。
本日のお昼の音楽はマーラー「交響曲第1版(巨人)」です。本日はドゥダメルの「ロサンジェルス交響楽団就任コンサート」のライヴで聴いております。
私はコンサートでドゥダメル/シモンボリバル・ユース・オーケストラの演奏を聴いたことがありますけれど、とても素晴らしい演奏でした。本日はアバドの指揮でお聴き下さい。