2011年10月26日水曜日

ベルリン・バロック・ゾリステン+樫本大進のコンサート

日はは予告もなく更新を怠り失礼致しました。簡単に更新するつもりでしたが時間が取れませんでした。昨日は、午前中の講義と雑用を済ませてから新幹線に飛び乗り博多へ。ベルリン・バロック・ゾリステン樫本大進のコンサートを聴きました。


プログラムは:

1.ヨハン・ゲオルグ・ビゼンデル「弦楽のためのソナタ ハ長調」
2.バッハ「音楽の捧げもの・6声のためのリチュルカーレ」
3.バッハ「フーガの技法・コントラパンクトゥス1と9」
4.バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」
5.ヴィヴァルディ「四季」

でした。流石に素晴らしい音で、とてもよいコンサートでした。大進君は上の写真から見ると大分お肥りになり、若いのにお腹も出て中年のようでした。(失礼)大進君が演奏したのは「2つのヴァイオリンのための協奏曲」と「四季」のソロのみです。
さて、ビゼンデルのソナタは初めて聴きましたけれど、なかなかいい曲です。コントラバス1、チェロ1、ヴィオラ2、ヴァイオリン6の11人編成での演奏です。コンサートマスター(?)以外は全てバロック弓を使っていました。でも、何と言ってもバッハ好きの私のことですから、一番楽しめたのは2曲目からのバッハの曲です。曲を聴くと譜面が頭に浮かぶほど熟知している曲です。「6声のリチュルカーレ」はもちろん6人編成で演奏されましたが、音も美しく素晴らしいアンサンブルでした。「フーガの技法」も弦楽で聴くと、一つ一つのテーマがはっきり見えて分かりやすく面白いですね。そして「2つのヴァイオリンのための協奏曲。私が携帯電話の待ち受けとアラームに使っている曲です。自分でも弾く曲ですから、隅々まで熟知しております。大進君が第1ヴァイオリン、ベルンハルト・フォルクが第2ヴァイオリンでとても素晴らしい演奏でした。もちろん、後半のヴィヴァルディ「四季」の演奏もよかったです。尚、「四季」の演奏の際には編成にチェンバロが加わりました。ちょっとしたハプニングもありました。どなたか、確か「夏」の第3楽章が終わったところで拍手しはじめ、それにつられて一部で拍手が起こりました。私も曲の途中なのでちょっと驚きましたけれど、演奏者の方たちもちょっと笑っていました。それから「冬」の第2楽のピッチカートを親指で弾いていたヴァイオリン奏者がいたのでちょっと驚きました。それから、「秋」の第2楽章ではヴァイオリンに消音器を付けていました。あんなことするのですね?

コンサート会場で大進君のCDを1枚買いました。


この写真も今とは大分違います。それから、コンサートが始まるまで時間がございましたので、来年手帳を買っておきました。


左側が今年ので、右が今回買った来年の手帳です。例年使っている HIGHTIDE の手帳ですけれど、今回はワンサイズ小さいものにしました。使いやすいからと言う訳ではなく、大きいサイズのものは余りいい色がなくて、一昨年も今年のと同じオフ・ホワイトでしたので、可愛い色のある小さいサイズに致しました。萌黄色です。
そしてお土産は「鈴掛」草月です。



「○餅(えんもち)」を買うことが多いのですが、○餅は賞味期限が2日くらいで日持ち致しませんので、今回は「草月」にしました。これなら2週間近く日持ちします。竹籠はまた小物入れに使います。
お夕食は、早めでしたけれど、コンサートの前に「たつみ寿司」でお寿司を戴きました。カウンターで戴いたので、写真は撮るのが憚られ止めてました。
このコンサートは兵庫県立芸術文化センターでも金曜日にあります。そちらに行こうと思っていたのですけれど、丁度学会と重なり行けないので、福岡まで足を伸ばしました。そして、今朝は2限の講義に間に合うよう、6時に起きて早い時間の新幹線で戻りました。かなり強行な日程でした。昨日は、コンサートはとてもよかったのですけれど、プライヴェイトでは少し悲しいことがございましたので、本日はちょっと複雑な気分です。

本日のお昼の音楽はバッハ「音楽の捧げもの」です。


「音楽の捧げもの」については2010年9月2日の記事で解説をしておりますので「ここ」をクリックして下さい。本日は「6声のリチュルカーレ」を貼っておきます。

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