2011年8月1日月曜日

「サンドウィッチ」と「桃」と「ヴァイオリンの弦」と「放射性廃棄物」そしてモーツァルト「ヴァイオリンソナタ」

日の昼食は「サンドウィッチ」です。

デザートはです。

 そろそろヴァイオリンの弦を交換する時期になりましたので、購入致しました。

「パッショーネ・ソロ」です。これまでは、「オブリガート」を使っていました。

「オブリガート」はナイロンコアですが、ガット弦の音色に近づけようと開発された弦です。一方、「パッショーネ」はガット弦ですけれど、ナイロンコアの使いやすさ、音量を求めて開発された弦です。
 私は、「オリーヴ」などガット弦の音色が好きですけれど、音が狂い安く切れやすくもあり扱いにくいので、「オブリガート」を使っていました。今回は「パッショーネ」を試して見ます。落ち着いたらまたご報告致します。
 それにしても、ヴァイオリンの弦は少々お高いですね。「パッショーネ」は楽器店で買うと24000円程致しますが、通販で送料込み14000円程で購入致しました。以前一度弦を張り替えているときにE線(オリーヴ・ゴールド)が切れたことがあります。ショックでした。それ以来弦を張り替えるときには注意しています。

 現在地球上に存在する放射性廃棄物の永久保存施設はフィンランドの「オンカロ」のみです。この「オンカロ」については、デンマークで作られたドキュメンタリー・フィルムがあり、5月19日にBSで放送されました。私も録画して観ました。そこは安定した岩盤なのだそうですけれど、10万年と言う長い期間保管出来るかどうか問題になっています。10万年前と言えばまだ類人猿の時代です。もちろん、10万年も存続した人類の建造物はありません。10万年後、人類はどうなっているのか、地球はどうなっているのか分かる人はいません。そこに、危険な核廃棄物が埋まっているのをどうやって将来の人類に伝えるのか?それすらどうしたらよいのか分からないと言うのが現状です。
 しかし、10万年経っても核廃棄物は安全とは言えません。猛毒のプルトニウム239の半減期は2万4000年。100トンのプルトニウムは2万4000年で500キロ分のプルトニウムの放射線量になります。10万年では約60キロ。これは全人類を何度も殺せるだけの量です。
 日本では、現在、先日お話しした六ヶ所村の再処理工場で保管・処理し、最終処分地に埋めることになっていますけれど、まだ決まっていません。岡山県人形峠などが候補地に上がっていますけれど、一体何処がそんな恐ろしいものを引き受けると言うのでしょうか?
 現在、六ヶ所村の核燃料保存プール(容量約3000トン)は満杯になっており、それ故、それぞれの原発には使用済み核燃料が搬出できずに敷地内に保管されています。このプールは細かく分割され、配管で繋がれていますが、その配管の長さは青森から下関の距離に匹敵します。この配管が破断したら日本は壊滅します。そして今も使用済み燃料棒や廃棄物は増え続けています。これをどうやって処理すると言うのでしょう。

 本日のお昼の音楽はモーツァルト「ヴァイオリンソナタ」に致しました。

本日は25番K.301を貼っておきます。


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